春季クラスマッチが行われました。
昨日の昼間は何とか天気がもってくれ、台湾の生徒と校外の散策をすることができました。
今日に向けて、昨日の夕方から降り出した雨が心配されましたが、開会式の時には、見事雲一つない快晴となりました。
最高気温も25.6度と「夏日」を記録しました。
本校の裏に離山というこんもりした山があるのですが、本校の校舎と離山と真っ青な空のコントラストは、最高の景色です。
こういうときには、「ビューティフォー」と叫びたくなります。
今日の模様は、トップページの「軽井沢高校ニュース 5月号その2」の写真で見ることができます。
(前回軽高に勤務した時には、5年もいて、ついぞこの離山に登らずに終わりました。もう何度も登ったというALTのプレンティスと今年の夏は一緒に登りたいねと話しました)
ここ数日、放課後に生徒が練習する姿がありました。
今朝もソフトボールの練習をする生徒が見えました。
何かに向けて「もうちょっとやっとこうぜ」という気持ちが大事なんですよね。
普段の部活でも勉強でも同じことです。
これがまさに「プラスワン」ということなんです。
集合時刻の8時40分が近づくと生徒の動きが急に慌しくなりました。
それもそのはず、出席確認時の「欠席」「遅刻」の状況が「総合得点」に反映されるのです。
「クラスマッチ」なのですから、それも大いに結構。
開会式では、生徒諸君に3つのことを言いました。
1つ、ケガをしないように。
2つ、自分の試合をがんばることはもちろんクラスの他の試合を応援しよう。
3つ、みんなでいいクラスマッチを創り上げよう。
擦り傷程度の小さなケガはあったようですが、この3つのどれもが実行できたと思います。
運営責任者である体育科の清水先生、宮坂先生が、得点集計・片づけまで終わった後に、少し日焼けした顔に白い歯をみせて「無事終了しました」と報告に来てくれました。
一日中、今朝の青空のような、生徒と先生の爽やかな笑顔があっちでもこっちでも見られました。
クラスマッチですから、勝負にもこだわってほしい。
でも、それ以上に、生徒同士、生徒と職員が一緒に身体を動かすことによって生まれるこの笑顔が、この行事の最大の収穫だと思っています。
私自身も、職員ソフトボールチームの試合に参加したり、ほかの試合を見たりして、すでに現時点で太ももの裏辺りに軽い痛みがある状態ですが、生徒・職員との距離がまた少し近くなったような気がしています。
一方、来週の中間テストに向けて、今週から各教科で放課後補習が行われています。
朝早くから個別指導をしている先生もいます。
基礎学力の向上も本校の大事な目標の一つです。
生徒に様々な「場」を提供し、いろいろな「力」を付ける。
学校はそういう所でありたいものです。