軽井沢高校 校長日記 『つれづれ軽井沢だより~乞う「ちょうどええ」』

学校の様子を校長の視点から伝えたいと思い、校長日記を書くことにしました。授業日毎日更新を目指します。ご愛読ください。

 5月17日(月) 吹出物と米百俵 030

2010-05-17 20:37:06 | 日記
 
 今日の軽井沢の最高気温は24.2℃とか。
 「夏日」までもうちょっと。
 天気もよく、部屋の中にいるより外にいた方が暖かいような、すがすがしい日でした。

 久々に学校に一日中いました。
 午前中は、小諸新聞の記者の柳沢さんが学校に見えました。
 柳沢さんとは、以前小諸高校の教頭をしていた時からの知り合いです。
 小諸新聞・佐久新聞では、小諸・佐久地区の新任高校長の連載を毎年やっているのだそうで、今日はその取材でした。
 私がこれまで赴任した学校や軽井沢高校の課題は何か?というようなかたい話から、休みの日には何をやっているのか?とか家族構成は?といった話まで、いろいろなことを聞かれました。
 これをどうやって記事にするのかが記者の腕の見せ所なのでしょうが、仕事とはいえ大変なことです。
 「いつ頃記事になるのですか?」と尋ねると、今年は小諸・佐久地区の高校は新任の校長が多いため、例年のようには連載を組めず、「今後のことは未定」とのことでした。
 今日は鼻の下に吹出物ができて赤くなっており、写真写りにいつも以上に不安があるので、まあ、載らないなら載らないでそれはそれでいいかなとも思いますが、そうは言ってもせっかく取材してもらったので、学校のためにも載せてもらった方がありがたいと思っています。

 午後は、県の地域高校協会の理事会がありました。
 地域高校協会というのは、昭和24年に町村立・組合立から県立に移管した高校が中心になって作られています。
 以前記事にしたように、軽井沢高校もこの年に軽井沢町立から県立に移管していて(式典は3日間続き、室生犀星も挨拶に来たという話でした)、しっかりこの協会のメンバーなのですが、今年は「軽井沢高校の校長が県の理事長」ということで、理事会を本校で開催したのです。
 6月に行われる総会やこの会の今後のあり方などについて審議しました。
 今日は本校も含めて県内各地から10校が集まったのですが、遠いところでは、阿智高校とか白馬高校などからも来ていただきました。
 地域高校というのは、長岡藩小林虎二郎の「米百俵の精神」ではありませんが、子どもの教育に対する地域の人々の思いが形になったものであり、そういう創設の経緯など時代的なことも含めて、共通する点がかなりありますので、お互いに連携を取り合って、それぞれが発展していければいいなと思っています。

 それから、今日は4月1日からのタイトルを全部変更し、通し番号を付けてみました。
 今までのタイトルは内容が伝わりやすいようにわかりやすく付けたもので、いわば「真っ正直な」タイトルでしたが、面白みに欠けた面があったと思います。
 この際、記事の内容から私が思いついたことをそのままタイトルにしてみました。
 従って、少し「ひねった」「思いつきの」タイトルになっているかと思います。
 「何でこういうタイトルなの?」という部分はあるかもしれませんが、こういうタイトルの付け方の方が、「おやじギャグ」をこよなく愛する私の日常会話に近いような気がしているので、今後はこの線でいきたいと思っています。