軽井沢高校 校長日記 『つれづれ軽井沢だより~乞う「ちょうどええ」』

学校の様子を校長の視点から伝えたいと思い、校長日記を書くことにしました。授業日毎日更新を目指します。ご愛読ください。

 7月26日(月) ウナギがいる 082

2010-07-26 23:59:33 | 日記

 ウナギは英語でeel。
 「ウナギがいーる(eel)」と覚えたものです。
 今日のワンポイント英単語でした。

 今日は土用丑の日。
 またまた暑い日になりました。
 夏バテを解消しようと、ウナギを食した方も多かったのではないでしょうか。
 帰りの車の中で、台湾産のウナギの人気が、まさしく「ウナギのぼり」だというニュースをやっていました。
 日本人がこだわるのはやはり「食の安全」で、安かろう悪かろうは受けない、台湾は日本がこだわる「安心」「安全」を、日本のものより格安の値段で提供しようと努力しているのだそうです。
 ニュースキャスターは「台湾のウナギが日本人に認知される日は近いのでは」と言っていました。
 さすが「日本に追いつけ、追い越せ」をスローガンとする台湾。
 日本人の本質をよくわかっているというところでしょうか。
 「本家」の日本も負けていられません。
 「こだわり」こそ日本人のDNAですからね。

 午後、前回の軽高時代の教え子のUさんが、自宅の庭で育てている、写真の花をお土産に校長室を訪ねてくれました。
 軽井沢町のやっている「オープンガーデン」という、花の庭を一般に開放しているお店や個人宅など数10軒のうちの一つなのだそうです。
 卒業以来と言っていいくらいの久しぶりで、大人っぽくなっていて、というか、もう立派な大人ですが、ちょっとビックリしました。
 事務長さんが冷たい麦茶を出してくれ、事務室の中山さんが早速花瓶に花を生けてくれました。
 教え子の来室なのに、本当に気配りの人たちです。
 いろいろ話しましたが、最後は「近々一杯やろう」ということで別れました。
 何度でも言いますが、教え子の成長した姿を見ることが、教員にとっては、最大の財産だと思っています。

 夕立の中、午後5時からは、PTAの正副会長会と理事会が連続して開催されました。
 ざっくばらんに様々な改善のための意見が出され、こういう雰囲気だとPTAも学校もきっともっとよくなると感じました。
 「学校の連絡がなかなか家庭に届かない」「通学路に暗くて危険な箇所がある」「1年生の海外修学旅行で、新型インフルエンザ発生時の対策が不安だ」など、支部PTAで出されたご意見がこの会で再確認されましたが、大丈夫です、しっかり学校に持ち帰って検討しています。
 田澤教頭さんががんばってホームページにすでに保護者用連絡コーナーを設置しています。
 通学路の危険な箇所はとりまとめて町にお願いする算段をしていますし、それだけでなく、朝晩の通学の便をよくするために、生徒指導主事の山極先生が、町内巡回バスに関する利用希望調査を全校生徒を対象に実施して集計をし、夏休み中に私と一緒に町役場にお願いをしに行くことになっています。
 1学年は、軽高で初めて海外に行くんですから保護者の方は不安だと思いますが、先行実施している学校が県内外にたくさんありますから、そういう例を参考に、さらに本校独自の工夫をして、安心してお子さんを送り出していただけるように、宮坂学年主任を中心に学年と旅行社で検討をしているところです。

 軽高は、よりよい学校づくりを目指してみんなで「プラスワン」を積み重ねます。
 ご理解とご協力をお願いいたします。

 「健康戦隊!軽高レンジャー!!THE MOVIE」の撮影風景が、トップページの「軽井沢高校ニュース 7月号その2」に掲載されました。
 楽しそうでしょ。
 他にも盛りだくさんの企画がありますので、8月29日(日)の噴煙祭一般公開にはぜひお越しください。