軽井沢高校 校長日記 『つれづれ軽井沢だより~乞う「ちょうどええ」』

学校の様子を校長の視点から伝えたいと思い、校長日記を書くことにしました。授業日毎日更新を目指します。ご愛読ください。

 7月 9日(金) 久保田の万寿 072

2010-07-09 21:41:04 | 日記

 昨日まででこの学校長ブログのアクセス数が9,995になりました。
 正確には「アクセス数」ではなく「閲覧数」と編集画面には表示されているのですが、まあ、同じものと勝手に思っているのです。
 4月21日(水)にブログを立ち上げてから、2か月半と少し。
 多いのか少ないのかわかりませんが、とりあえず今日で1万アクセスを超えそうです。

 さて、今日は、北信越高校PTA連合会の研究大会があり、PTA会長の片山さんと福井市に来ています。
 東信高校PTAでバスに乗り合わせて来ることになっていて、朝5時15分に小諸駅前から二人で乗り込みました。
 福井市の会場着がおおよそ正午。
 北信越の県の中では、この東信地区からだと、どう考えても福井県が一番遠いですね。
 写真は、会場の「フェニックス・プラザ」の前で撮った、髪の毛を切ってサッパリした片山会長の勇姿です。
 以前にこのブログに書いたとおり、今年、本校PTA会長の片山さんは県の高校PTA連合会の会長で、さらに北信越でも役員になっていて、今日も壇上に上りました。
 公式発表では、参加者は1300人。
 会場はすごい熱気です。

 今日は、開会式とアトラクション、そして分科会が行われました。
 その後の教育懇談会を終えてホテルに戻り、今ブログを書いているのですが、このホテルも「10分100円」のパターンです。
 ホテルのインターネットってそんなんなんですかね。
 今日、一番印象に残ったのは、アトラクションで登場した福井商業高校チアリーダー部JETSの演技です。
 「JETS」というチーム名には「大空を飛ぶジェット機のように世界に羽ばたいてほしい」という顧問の願いが込められているそうですが、この部は、チアリーディングと違ってアクロバットなしのチアダンスに取り組み、平成21年3月の全米チアダンス選手権で部門優勝しているのだそうです。
 チーム名をつけてから全米制覇までわずか3年。
 高校までダンスをしたことのない女子生徒の集団が、「感謝」を胸に抱きながら、楽しそうに、本当に一生懸命に、若さを爆発させる姿に感動を覚えました。

 堀川高校に行った時にも感じたことですが、大人でも子どもでも、何かを成し遂げられるか否かは、もって生まれた素質とか、生きている環境とかには関係ないのではないか。
 結果が出るまでにどれくらいの時間がかかるかということは人によって差があるかもしれないが、結果が出せるか出せないかは、どれだけ強い思いを抱き続けられるか、毎日をどれだけ本気で真剣に生きていくことができるかということに尽きるのではないか。そして、そういう日々の努力を続けることが「満足感」や「充実感」につながるのではないか。
 そんなふうに思っています。

 先程、田澤教頭さんから今日一日の報告があり、野球部の壮行会、特に唯一の3年生である大井主将のお礼の挨拶が感動的だったと聞きました。
 明日は2日目。
 福井県知事と大学の先生による記念講演、パネルディスカッション、そして閉会式を終えたら、また、同じ時間をかけて長野に帰ります。