軽井沢高校 校長日記 『つれづれ軽井沢だより~乞う「ちょうどええ」』

学校の様子を校長の視点から伝えたいと思い、校長日記を書くことにしました。授業日毎日更新を目指します。ご愛読ください。

 7月12日(月) 後輩に贈る 073

2010-07-12 19:14:46 | 日記
 
 夕方には上がりましたが、今日は一日中雨でした。
 特に朝の登校時には、景色が白く霞んで見えなくなるくらい激しく雨が降り、生徒は朝から悲惨な目に会っていました。

 午後は、御代田中学校に進路講話に出かけました。
 軽井沢中学校と同じパターンで、普通科が本校、職業科が小諸商業、私立が佐久長聖という3校の組み合わせでした。
 中学校に着いて、校舎に入る前に校門の外から写真を撮りましたが、この時も雨が降っていたので、光が足りない感じに写っています。
 現在、グランドに新しい校舎を建てていて、秋には完成するとのこと。
 完成後は、写真の真ん中辺りに写っているロータリー部分は残すものの、その向こうの校舎は全部壊され、そこが新しいグランドになるそうです。

 私は御代田中学の出身です。
 真っ赤なほっぺをしていた頃、家から片道約3.5kmの、結構な坂もある道を、雨や雪の日には当時流行っていた「ヤッケ」を合羽がわりに着て、3年間毎日自転車で通って来ていたのですが、中学を卒業してからは、数年後に同級会か何かで一度校舎に入ったことがあったかどうかくらいがせいぜいで、それ以来何十年ぶりでしょうか、今日は、校舎に入るのも、「後輩」に話をするのもとても楽しみにして来ました。
 校長先生によると、新校舎が完成すれば当然新しい校舎を使うことになるが、3年生は「卒業式は古い体育館(写真奥左側の建物)でやりたい」と言っている、というような「ちょっといい話」も聞くことができました。

 生徒も保護者の皆さんも真剣に聞いてくれました。
 中学生向けの進路講話は今年2回目ということもあり、反応の有無も前回よりはわかる気がしました。
 自分の学校の宣伝も当然しましたが、若者に伝えたいこともたくさんあって、持ち時間の15分はあっという間に過ぎました。
 今回の相手は自分が通っていた中学校の後輩ですが、軽井沢に毎日通っていれば軽井沢中学の生徒が後輩のように感じますし、小諸に住んでいるので小諸東中学や芦原中学の生徒が後輩のような気がします。
 もっと言えば、地元でなくても後輩は後輩なわけで、中学生に限らず、小学生や高校生にももっと話をするチャンスが持てるといいなとあらためて思いました。

 文化祭一般公開の発表に向けて、保健委員会企画「健康戦隊! 軽高レンジャー!! THE MOVIE」の撮影が始まっています。
 私も「私立高校理事長」の役で出演することになっていて、数回に分けてシーンごとに撮影します。
 今日は5時過ぎからでした。
 1回の収録は短時間ですが、楽しみながらやらせてもらっています。