プリマダム 第１０話

徐々に舞台が近づいてきました。いつの間にか主役は佳奈と高太郎。

教室のみんなから転勤前のプレゼントとなったのですね。

そして嵐子と畠山の和解。

畠山は先週、婚約者から聞かされた嵐子入院を素っ気無く聞き流したように

みえて、その実、気になり病院を探したのでしょうね。

情熱のバラを毎日送るところが畠山らしいです。

嵐子も素直に畠山の好意を受けています。

昔の二人に戻れたらよかったけれど病魔の運命はどうなるのでしょうか。

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教室で発表会は半年後という報告を受けるメンバー達。

笑子は密かに用意したトウシューズでポアントで踊りたいと申し出ています。

家では高太郎がなんと白のタイツ白のレオタードですばらしい姿を見せて

くれました。ikasama4さまのイラストそのもの。爆笑です！倒れないように！！

そして病室では嵐子が佳奈の発表会を見たいと希望がわいてきたようです。

ここに畠山が現れ、嵐子を探してると。容態を聞く畠山は今までの嵐子の様子から

どこか具合が悪いということを感じていなかったのですね。

嵐子が完璧に演技をできたということですか。

また、高太郎は会社で辞令がでました。熊本営業所の所長。栄転です。

複雑さをかみしめる高太郎の表情。

 

高太郎は一人で決めてしまったようです。家に帰っても「中学どうだ？友達できたか」

いつになく普通の父親のような振舞い方。何かあったと気づくべきでしょうが

誰も何も気付きません。遥生をさそい近所のラーメン店に。

おかあさんと離れて寂しくないか？手術のことは心配だけど・・・。

　　　　今、僕がするべきことは母さんの側にいることじゃなくて

　　　　ロイヤルに一歩でも近づく事。

このセリフ、びっくりでした。高太郎も、のけぞるほどに褒めちぎっています。

さすがだね、天才少年それに比べて俺は・・。そんなところに店長がやって来て

王子役を譲ってもらうのかと。誤解ですけど、こだわる店長がおかしかったり。

理由は言わずに高太郎は店長に王子役を辞退すると告げています。

 

その頃、畠山は婚約を解消する話を持ち出しています。すまないという畠山に

涼子は畠山が理事長になるというから婚約しただけ。要するに利用したと。

こんな小さいバレエ団で終わるつもりはないから。

「バレエシアター」への推薦を頼みたい。二つ返事の畠山。

 

夏芽が高太郎の会社に保険のセールスでやって来ました。ちょうど高太郎は

部長に単身赴任と告げたばかり。周囲の噂は夏芽の耳にも届きました。

そしてそれを教室で早速語り始める夏芽。いきなり夫の単身赴任を他人から

聞かされた佳奈はたまりません。高太郎に連絡をとり飲みに行く佳奈。

相談なく勝手に一人で決めた高太郎に怒ってもいます。いつの間にか寝てしまい、

高太郎に負ぶわれている佳奈。なんだかんだと仲良しの夫婦です。

だって、２０年前に、「たとえ地球が滅びようとおれは佳奈さんを守る」って

言われてるんですもんね。忘れてなかった佳奈に驚くばかりです。ごちそうさま。

翌日、佳奈は娘達に相談しました。熊本営業所の所長に昇進したの。

結、中学受験がんばったから私立入ったばかり、いやよね？私は転校してもいいよ！

舞は？ママと結がいいならいいよ！家族の意見がまとまりました！

 

こうして 教室のみんなには発表会不参加の旨を伝えます。一様にがっくりするメンバー

たち。舞が一歩踏み出し、お願いがあります。発表会時期を早められませんか？

衣装も手作りと盛り上がるメンバー達に匠先生は会場を探すのが無理ではないかと

暗い表情です。う～～ん。どうでしょうか？夏芽と店長はさっそく会場を探して回って

いるんですよね。こういう時に団結ができるってすばらしいです。

 

そして病室で嵐子は佳奈にトウシューズをあげました。サイズが合うから・・。

今の自分にこれをはく勇気がないという佳奈に発表会楽しみにしてるからと。

嵐子は発表会を見にいくつもりなんですね。是非みせてあげたいですよね。

店長はついに会場を見つけました！匠先生に報告し、その日が6/21であること

を告げています。半年後だった発表会はそれから３週間後ということになってしま

ったのです。たぶん、転勤で引っ越していく万田家へのプレゼント。

店長は王子役を高太郎にゆずり、笑子も足をくじいたと佳奈にゆずっています。

いつのまにか夫婦でパ・ド・ドゥを踊る事になっていました。

佳奈は嵐子からもらったトウシューズをはいていました。ずっと憧れてきたシューズ。

練習しようかと声をかける匠先生。佳奈も怪我をしないように踊る決意も新たに。

しかし、黒木さんのウエスト辺りを支える古田さん・・役得ですな・・・

練習するメンバー達。ふと見ると、店長はメイクをしてもらっています。

そんなところへ高太郎が白塗りメイクで現れました・・爆笑！！！！！

いったい何のつもりだったのでしょう？バカ殿ともいえるかしら？

 

もう発表会は明日へと迫った日。病院の屋上で集う佳奈たち。

遥生はパリへ出発。佳奈たちは発表会。嵐子はもちろん、観に行く気です。

そんなところに畠山が高太郎に連れられやってきました。

花屋で会ったという畠山は真っ赤なバラを毎日送り届けていた本人でした。

　　私を許してくれとはいいません。

　　あなたと過ごした７年間がとみに足りない時間と思えて全くどうかしていました。

そんなことはないという嵐子。畠山のおかげで遥生は夢をつかむことができたと。

　　畠山）どんなことでもお力になりたいのです。

　　嵐子）じゃあ、ひとつだけ。弱音はいてもいい？　

　　畠山）なんでもおっしゃってください。

　　嵐子）私、本当は・・一人で手術受けるのが怖いの！

　　畠山）・・・私がお側について・・います。　　　（・・）

ようやく二人は昔の二人に戻れた気がします。本当は今でも嵐子を愛していたに

違いないのでしょう。嵐子にふられたことに反発を感じたけれど、こうやって

か弱く訴える嵐子をどうして突き放すことができましょう・・・。

しかし、魔の発作が嵐子を襲います。苦しむ嵐子。酸素の吸入・・。

緊急手術となるかもしれないという新藤医師。

これほどに苦しむ嵐子を見て畠山は自分のしたことをどれほど悔いたでしょうか。

 

万田家は揃って会場にいます。

舞台に立ってみるとよいと言われそれぞれの思いを胸にステージに上りました。

客席を見下ろし遠くを見つめ、いよいよ、そう、明日が本番なのです。

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今週のエピソードは全てが最終回につながるように持ってきていたせいか、

一つ一つを処理するようなストーリーになってしまいました。

そんなめまぐるしい流れのなかで、古田さんのタイツと、白塗りは最高でした！

やはり古田さんあってのプリマダム。本番が楽しみです。

我がプリマダムの輪のみなさんは、エキストラ応募の当落はわかりました？

ちょっと知りたい私です。

そして特筆は、畠山と嵐子。嵐子も畠山を慕っていたのに病気のために

壁を作っていたわけですよね？一気に二人の思いが噴出したような今週回でした。

嵐子が一人は怖いと弱音を言い、

畠山が自分がついてると言うシーンにうるっと来てしまいました・・

いよいよ、次週が生中継。本当に楽しみですね