くつろぎ日記

ストーリーとセリフに注目したドラマレビューです。

トップキャスター 第7話

2006-05-30 18:41:49 | ドラマ

人材を育てるってどういうことか、その一端を見せてもらえたと思います。

会社生活も長かったし、大体は入社すると二年目から部下を従えることに

なりますよね。よき先輩になること。リーダーとして率いていくこと。

会社だけでなく学校でも部活でも似たようなシーンはありますよね。

ちゃんと後輩、部下を育てていますか?

もしかしたら追い抜かれるかもしれないけれど思い切って差し出す

人間的度量も持ち合わせていますか?

振り返って自分はどうだったかと反省も自己満足もいろいろと浮かんできました。

**********************************
望美は「ど根性にんじん」の放送のレポーターになっています。

嫌いなにんじん饅頭を出され口にいれたら「まずい」だって!!大顰蹙!!

資産家の一人娘沢村優衣が行方不明になった事件を伝える椿木。

 

オープニングは椿木と結城がそれぞれ柴田からお見合いの話を貰ってくるところ。

二人は互いにライバル意識むき出しにお見合いをけしかけています。

一同ぼーぜんと見ていますね、爆笑!!

柴田局長ってば「結婚はアタック!」って言うのがウケルわ


実際のお見合いも爆笑でした。同じ日に同じホテルで。

椿木も賭けるものがあったか振袖の気合いもたっぷりのようでしたが、

結局いつものスーツ。絶対にありえない家庭的なウソ八百を並べ望美から

蹴られたりしています。一通り終わって相手も遊びだったようで・・。

しかも結城も同じようなものだったと見え、二人は空振りでしたね。

これも後に結城に言わせれば二人をくっつけようと柴田が仕組んだことらしいです。

 

誘拐事件と位置づける報道に傾きはじめる、資産家娘の失踪事件。

椿木だけは勘が違うと知らせてるようで、首をたてに振りません。

誘拐だとしたら身代金の要求もあるでしょうし、普通は報道協定で発表しないよね?

他の局ではすでに放送したらしいが椿木のところでは扱わないでしまいました。


椿木は考え込んでいますが望美はグラフを持ってきました。

仕事だけに一直線。ラブゼロです。どうなんですかこれ?

あんたなんかこれよ。対角に伸びる線を一ミリぐらい。(笑)

恋も仕事も選べないという望美。これはどうなんでしょうね。

バランスよく両方とれたらいいに決まってますが目標があるなら答えは一つよ!

チャンスは前髪でつかめというじゃないですか?

あなたはチャンスをつかんだことがありますか?

チャンスってどんなもの?

明日くるってわかっているわけじゃないのよね。

このときがチャンスだったとわかるのは後になって振り返った時。

椿木流に言うならチャンスは事故みたいにある日突然向こうからやってくる。
 
いつか・・なんていってたら受け止められないと言い切りました。


事件に戻って、優衣の環境について考えてみます。目撃された瀬田という男と接点

があれば誘拐ではない可能性もあるわけで。1%でも可能性があるうちは誘拐と

いう報道はできないという椿木の徹底したプロの根性が見え隠れしています。

調べようとした矢先、瀬田が優衣を人質に籠城したという連絡が。

椿木は現場に急行するが望美には、仕事かプライベートかの答えが出るまでは

アシスタントも禁止だと一人で出かけていきました。


しかし深夜に将棋倒しの事故があり椿木は巻き込まれ頭を打ってしまいました。

意識不明。凍りつきます。無事に翌朝目を覚ましますが、その夜のキャスターが

できません。自分では出来ると病院から抜け出した椿木でしたが望美を指名し

家に帰っていきました。病院だとTVが見れないと理由でしたけど。


望美はいきなりの抜擢に戸惑いチャンスをふいにしようとしています。柴田も椿木の

過去の例をあげ、望美に受けてほしいといいますが、いきなりで準備もできてない

望美は立ち往生するばかり。ついにはできないなら椿木のもとへ直接断りに行く

ように言われてしまいました。心のこもったプレゼントは心で返すものです。と。

椿木のもとに出向く望美。いつものように食事の世話をしようとする望美に椿木は

怒ります。すぐに局に戻り、準備・確認やることはたくさんあると。

しかし望美は自信がないと。思わず頬をはたく椿木。着替え始めています。

一日ぐらい誰かに代わってもらえばいいという望美に、椿木はこの仕事は人から

奪ったものだと。いろんなものを犠牲にし、人を傷つけて、そしてしがみついて

離さなかったものだといいました。たった一日だって人に譲れないもの。

だからこそ望美にやってほしいの。望美がキャスターをやりたいと言ったとき、

苦しくて、だけどうれしかった。同じ世界で同じ夢を見て生きていくのかと。

望美が急いで局に戻るといったのは、すぐこの後です。ふふふ。迫真の椿木です。



望美のキャスター。決まってましたよね。きりっとしてかっこいい。

見とれましたよ

まもなく誘拐立てこもりに突入するという情報があるということを伝えるレポーター。

息もできないほど緊張してみている椿木ですが画面に映った犬のことで脳裏に

閃くものがありました。優衣と瀬田をつなぐものがあった。迷子の犬のことで二人は

接点があり互いに連絡を取り合って付き合い始めた。

最後の書き込みは犬も泊まれるコテージを探していると。

中継されている101がそのコテージ?


望美はどうしたらいいかと聞いてきます。思わず教えそうになる椿木ですが、

すんでのところで持ち直し、自分で考えるように言い渡しました。

これが育てるということなのね。


望美は思索が辿りついた模様。コテージの二人がTVを見ているということを知り、

二人に語りかけることにしました。これは誘拐でも立てこもりでもないことを、

理解しているということ。報道陣の勝手な憶測で誘拐立てこもりとなり、出るに出られ

ないことを承知しているということ。しかし、勇気をだして出てきて欲しい。

二人の思いは責任を持って届けます。

ご両親にもとどくはずです。

コタロウ君が待っています。勇気を出して出てきてください。


二人がコテージから現れたのはまもなく。

報道陣に向かい、深々とお辞儀をしました!

やったね!望美の機転が利いたわ!!!!!


翌日の新聞は望美の活躍で埋め尽くされていました。

しかし、「パンツ女が大出世」とは・・・!  

望美は同僚達にはやされ謙遜しながらも少しは自分の実力だとも思っています。

ふと後ろには、椿木が・・。

頭をぐりぐりされる望美。

二人のじゃれあいは今日も続きます♪

*************************************
プチ感動といったところでした。

普通にお勤めしている方なら、身近に感じられた椿木と望美の関係でしょうね。

そして椿木の器の大きさを感じた回でした。

でも自分が実際に後輩に追い抜かれたらどうしたらいいのでしょうね?

 今回の大抜擢は望美の今後を広げてくれましたね。

見事にチャンスをつかみ、生かした望美ですから当然といえば当然。

しかし、もしも望美がキャスターになったら、

椿木は、どうなるのかしらと心配になってしまいました。


実際に、後輩に仕事を奪われ、プライドを傷つけられて会社をやめていく例は

いくらでもあるんです。こういう時に、黙って身をひけるかどうか、あるいは、

そうなったら、もっと上の仕事ができるような更なる実力と努力を続けていけるか

どうかも先輩として試されるものなのかもしれません。


椿木と結城が一歩近づきましたね。

プライベートで仕事以上の充実があればいいのよね♪

 「アタシが一度寝たら起きないことを知ってるでしょう?」

 「それは知ってるけど」
柴田局長の前でしっかり、のろけているかのような二人でした



8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
セリフまで手が回らない (ウルトラセブン)
2006-05-30 19:44:20
かりんさん、今晩は、TBコメントサンキュー、確かに脚本的には春香に元カレ・結城との縁りを戻そうと画策しているようです、でも今回のスクープはわざとらしさが見え見えでした、飛鳥に対する上司の働きかけもくどい感じがしました、時間の経つのが遅いし回りくどくて・・・。そんな時もありますね仕方ないです。
返信する
もっと。。。 (アンナ)
2006-05-30 21:04:42
かりんさん こんばんは!



もうちょっと緊張感が欲しいかな。

なんか、ちょっとゆるゆるな感じがしてね。

でも、望美のキャスターぶりは意外と良かったですね。やれば出来るじゃない!

この感じでもっと仕事に対しての情熱が感じられれば

いいんだけど。。。(苦笑)
返信する
こんばんわ★ (アリス)
2006-05-31 01:19:30
今回のトップキャスターは見ていないので、かりんさんのレポで楽しませていただきました!

同じ時間に映画『下妻物語』をやっていて、そっち見てたんですよね;

下妻すっごく面白くて好きなので。

話を戻して…

今回は望美が活躍を見せてくれたようですね。

こういう先輩後輩関係みたいなのがうらやましいなって思います。

育てるということは、全部をただ教えるだけじゃいけないですもんね。

来週からはまた見ますので、語りましょうwでわ。



返信する
今回は (Lady-e)
2006-05-31 18:30:06
育てる感があってよかったですよね

椿木みたいな先輩が居るということは

幸せだと思いながらみていました
返信する
ウルトラセブンさん♪ (かりん)
2006-05-31 23:51:49
こんばんは!



>脚本的には春香に元カレ・結城との縁りを戻そうと画策しているようです



そうですよね。

それにこの二人、嫌いで別れたわけではないのでお似合いです。

カップル誕生となったらいいですよね♪



飛鳥はちょっともどかしかったですか?

いきなりの抜擢でしたから考える時間など猶予が欲しかったのかもしれないですね。



今週は飛鳥の活躍があってよかったです。

けれど最後には椿木が全部ひっくり返して自分のほうに引き寄せていってましたね。

結局コレなんですっ!
返信する
アンナちゃん♪ (かりん)
2006-06-01 00:11:51
こんばんは!



全体的にコメディーを入れてますから緊張感に欠けるのかもしれませんね。



でも本当、望美のキャスターにはマジで感心しました。

よくできたと思いましたよ。

今回の成功で場的されたら椿木の居場所がなくなってしまいますよね。



でもやはり望美はもう少し勉強が必要??

返信する
アリスさん♪ (かりん)
2006-06-01 09:37:38
おはようございます。



裏に下妻物語があったのよね。

私もどっちにしようか迷ったわ。

録画してもあとで見る時間がどうせないので結局いつものトップキャスターにしたんですね。



今回は望美が活躍しました。

かっこよかったですよ。

アシスタントだったのが抜擢されてきちんとやり通すっていうのはすごいものですよね。



>育てるということは、全部をただ教えるだけじゃいけないですもんね。

本当に、その通りね。

椿木は先輩としても立派でした。

二人の関係がうらやましいわ・・。



また次週は楽しみましょうね♪
返信する
Lady-eさん♪ (かりん)
2006-06-01 09:40:19
おはようございます。



今週はいいお話だったと思います。

ばかばかしい要素も少なくて私的には気にいりました。

全体的に軽いのに、椿木だけはいいセリフを言ってくれるのがまた嬉しかったり。



あんな先輩後輩の関係を築いていけたらいいですね♪
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。