バンビ～ノ！ 第６話 ～松本潤 愛って何？～

先週、何か吹っ切れて掃除を始めていたバンビでした。

その意気込みは買うものの、技術が伴わないようで
皿を割る、グラスを落とす、料理をぶちまける

あまりの激しさにただびっくり。

そんなに外食する私ではないけれど、今まで一度も料理を落とした人って

見たことないですよ（笑）

泣きそうな顔の伴に与那嶺が手伝ってくれるが、ただ恐縮し小さくなっています。

謝るのは俺じゃないと言われ立ち上がってお客に向かって謝る伴。

食事中のお客もなんだ？という顔で振り返ります。

ん～～？こんな展開だったの？？？

先週と変わってないなあ・・・

ほっしゃんのアメ細工（？）の芸術みたいなのを壊したときは
さすがに殴りたくなった

パスタの皿を三つ抱えたときは絶対に転ぶと思ったんだ・・・
予め桑原から一度に運ばなくてもいいと言われてるのにねえ

￥127850。これが伴がしでかした損害だそうです。

お皿やグラスの物的損害は勘定できるけれど、料理を作った材料や

そのための時間と労力は計上できないですよね。

ミスしたことはしょうがない。

大事なのは何でミスしたのか自分でちゃんと考えることだ。

思わず「弁償を」と口にしている伴ですが、根本的なことが分かってないのね。

何言ってるんだ。うちには弁償のシステムはない！

珍しく鉄幹さんが言葉をきつくしました。

姫が引き継いで、それだけの働きをしていないでしょうと言います。

仕事のできる人ができない人の賃金を払っている・・・。
その通りですね。私も、耳が痛いなあ・・・

伴が出て行ったあと、姫に向かって上司にきついことを言われるのはいいもんだと

言っていました。もう一度バンビ～ノに戻ってみたいって。

失敗しても許されるのは新人だからですよね。

これだけ大成してしまった鉄幹さんは抱えることは多いわけで

そのプレッシャーも大きいのかもね。

そんなわけでかなり凹んだままホールに戻った伴に野上を担当させる与那嶺。

大事なのは・・パチンとウインクして・・「愛」だよ

そんな抽象的なことを言われてもよくわかりません。

スープを運ぶ時にカタカタ音を出してしまい、さっそくクレームをつけえられた伴。

食欲がなくなる音だそうです。

さすがに落ちこみぶりはひどくて与那嶺がアドバイスをしようとしたら

先にあすかや妹尾がやってきて伴の様子を見ている気配。

伴と飲みにいく三人。

その飲み屋には香取もやってきてました。三人の後ろで聞いています。

戦う相手が強いものじゃなくて軟体動物と戦ってるようだという伴。

まずは自分のスキル@技術を上げることが大事だと教わりました。

作れもしないブロードを作れると豪語したくらいのずーずーしい性格の伴だと

すっかり見抜かれていますが、だからこそスキルをあげて自信さえもてば

いつものように動けるはずだというあすか。

店に戻り練習することになりました。

皿の持ち方、神経が行き届かないとこぼすね、確かに。

それに取り分ける時も、グラスがじゃまならどけるという事も大事。

普通に当たり前にしていることなのに、お客にサーブするときはグラスを動かしたり

何か自分の都合のいいようにするのはダメなのかもと萎縮してしまうのね。

つまようじを一本ずつ、つかむ練習も教えてくれました。

毎日付き合ってくれる二人と、陰でみている与那嶺たち。

そこに野上が来店します。

雪辱を果たすべく伴が自分から担当を申し出ています。

ＯＫがでて任せてもらえた伴はメニューを持っていきます。

オーダーは無事に通過。しかし野上の目がこわ～～い

早速出来上がった料理を持ち、取り分ける事になった伴。

３枚の皿にパスタを分けていますが、がちがちになり集中。

一生懸命にやっていますが、野上は担当を変えろと言い出します。

何かサービスに失礼がありましたでしょうか？

伴も自信をつけてきたせいか、一言、聞く勇気がでましたね。

ロボットに給仕されてるみたい。

お料理が冷めてみえてまずそう。
何か、わがままに聞こえますよ、さすがに・・・

しかしこの野上は帰り際に与那嶺にあやまっています。

きついことを言って悪いと思ってるところはあるのね。

与那嶺は叱ってもらえることはありがたいと応えていました。

何も言わず来なくなるよりも、来店いただいて

たくさん指摘してもらえば彼も成長するといいます。

ガードレールで落ち込んでる伴に声をかけるあすかと妹尾。

再び飲み屋です。

伴の落ち込みは自分のことじゃなくて

厨房のみんなが作ってくれた料理を「まずそう」と言われたことだと言います。

バッカナーレに惚れてここで一人前になろうと思った伴。

だからこそバッカナーレの料理をけなされるのは辛かったといいます。

最低ですと何度も頭を下げていく伴にかける言葉もないあすかと妹尾。

アパートに帰って練習しながら、博多の店でバイトしていたころを思い出し

いつの間にか泣きながら寝ていました・・・。

翌日ホールではまたよろよろと自信のない伴にもどっています。

意味もなくすいませんという伴に厨房一同が心配そうな顔。

その夜は、今度は香取が待ち伏せ。

厨房はうまいもん作る。

ホールはうまいもん食わせる。

それだけのこと。家取らしいぶっきらぼうさで伴を励ましていました。
あらあら・・伴ってばポケットに手を突っ込んだまま

 

そして三度目の野上来店。

リムジンに乗ってくるんですねえ。社長が何かの接待で使ってるの？

再び、伴の担当。

オーダーでお勧めを聞かれましたが、おいしそうに聞こえないといわれ、

説明を始めてしまいます。ちょっと長いかも（笑

スパゲッティをゆで、にんにくは弱火でじっくりいため、エビは・・・・

無言で聞いてる野上。

説明が料理の作り方になってるし熱が入って自分まで目をつぶってるし・・

いつのまにか皆、目を閉じておなかをおさえて、本当に食べたそうな顔になってる。

ホールは皆呆気にとられ、いつの間にか動きが止まっています。

そんなアホな～～～

しかしこれが野上に効いたようです。

坊や、名前は？伴です。みんなからはバンビと呼ばれています。

バンビ、おいしそう・・・笑顔がでました。

それいただくわ

合格したようですね。

すっかりご機嫌の伴。

上がったり下がったり、かなりお調子者って感じ。

でもとにかく喜びを全身で表現するのが伴らしいっていえば言えるね。

そうして野上が帰っていきましたが、与那嶺は曇り顔。

桑原と目が合っていますがそこでも沈んだ顔。

ホールで浮かれまくりの伴に与那嶺が声をかけます。

野上さんに喜んでもらえてよかったという与那嶺。

しかしそれは伴の気持ちを晴らすためであって、お客の要望じゃないはず。

伴のもやもやした気持ちを解消する手段に使うのはお客にとっても失礼なこと。

それは愛じゃないだろ？

おつかれさん！

そして鉄幹さんはバンビが羨ましいといいます。

ぶつかって乗り越えるべき壁がまだ山のようにあるんだ・・・

伴はまだショックで動けずにいます・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

このドラマのパターンが毎回同じだということに今更気付きました。

先週ホールを嫌がっていた伴が、頑張ろうと意気を挙げたと思うと

今度は、伴のスキルという壁が現れる。

壁が出てきて、それを乗り越えるというパターンですか。

今週は野上に合格をもらうことが伴の壁だったようですが

それは与那嶺から見ると不合格だったみたいね。

それは愛じゃないそうです。

愛って何？

そんな抽象的なことを言われてもわからないよね。

 

ただ、厨房には確かに伴への愛があった様子。

落ち込む伴に付き合うあすかと妹尾も。

陰でみている桑原も。

香取だって実は自己流の言葉で励ましていました。

 

愛はわからないけれどオーダーとってお料理を運ぶという

ただシンプルな仕事なはずですよね。

これが香取流の言葉。

私も単純なのが一番だと思うので、香取に一票だわ。

おいしいものをおいしく食べてもらうのみ。

バッカナーレで楽しい時間を過ごしてもらうだけです。

あの説明は長々としていて、今はそれで通じたけど

次はなしよね。

「好きじゃない」という表現はちょっと伴には理解できないので

もう少し具体的に言ってくれるのも中間管理職の仕事かも（笑

 

しかし松潤もあのサーブの練習はかなりしたでしょうね。

フォークとスプーンでパスタをはさむのはやりにくそう。

頑張ったよね