くつろぎ日記

ストーリーとセリフに注目したドラマレビューです。

生徒諸君! 第2話

2007-04-28 11:51:44 | ドラマ

先週ナッキーが赴任したところが、あまりにも空気が冷たいクラスなのと

ナッキー自身が痛々しいくらいに張り切るので

見ていて辛かったのですが、やっぱり学校モノって面白いのね。

みんな、学校って場所を知ってるから、

自分のところはどうだ(どうだった)と比較もできるわけで。

気になっていた3TDの存在。

学校の無気力体質。

教育委員会(鉄仮面)の冷酷。

こういったものがどど~んと現れました。

 

家庭と学校が連結しなければいい教育はできないと

授業参観を提案するナッキー。

しかしクラスではその連絡プリントは目の前で破られ、

珠里亜@堀北は紙飛行機にして飛ばしてしまう。

それなら家庭訪問するというナッキー。

このドラマでも紙飛行機がでてきました。

そして、一週間以内にナッキーを追放という依頼があったという。

それに挑戦するナッキー。

 

早速家庭訪問。木下薫の家は暴力団の組長。

薫は中学を出たら修行に出すそうで教育は必要ないと言い放つ。

そんな時代遅れなことではこの組はすぐにつぶれるとこちらも放言。

しかし、その目のまっすぐさが気に入られたようです^^

それに乗じて一年前に何があったのか聞いてみるも相手が悪いと教えてくれない。

帰り道、階段を突き落とされるナッキー。

子供の運動靴だったことは見ていたが、大怪我をしてしまう・・。

良く生きていたわ・・。足を骨折したみたい。

入院先にまで鉄仮面@椎名が現れ口止め。

翌日出勤すると

「殺人者になっていたかもしれないんだよ。

もっと自分を大切にしなさい!」

しかし、生徒達には受け入れられず。

うむ、確かにこれが殺人となったらこのクラスの異常さは全国規模になり、

マスコミは押し寄せますます生徒達の闇状態は深くなるでしょう。

そして突き落とした生徒は一生、日向を歩けないわけで・・。

そこまで言ってあげても今の苦しさしか分からない子供には

ただナッキーはウザくて、その辺の大人というひとくくりなのか。

 

そして長期欠席の直樹の家を訪問。

しかしナッキーがやってきたところでますます暴れだす。

何かがフラッシュして、恐怖が覆ったようです。

携帯電話をメモしていくナッキーだが・・・。

何があったんだろう。

 

しかしナッキーの家庭訪問はPTA会長を通して教育委員会に報告され

鉄仮面参上。

野村のオパンツ姿の写真を盾にされ、訪問を返上させられてしまう。

全く卑怯なんだから・・・。

ボイコットされてもびっしりと板書をするナッキー。

陰で見ているのは誰?


いよいよ賭けの当日がきました。

松葉杖でやっと歩いているナッキーになんと白井直樹から電話が。

すぐに直樹のところに駆けつけますが、

実はそれが他の生徒に利用されて足止めにされただけでした。

少なくとも8時45分には教壇に立ってなければ負けだということ。

割れた鏡を見て事件がフラッシュ。

再び情緒不安定になり暴れてしまいました。

教室に戻ったナッキーは怒る怒る・・怒り出す。

前回は渡邉にウソをつかせ、こんどは白井。

情緒不安定な子に重責を与えて、ますます追いつめ精神状態は最悪だという。

青木公平@本郷、木下薫@岡田将生、樹村珠里亜@堀北マキ

この3人が3TD.

ばれてましたね。

ジュリアが話し始めます。1年前のこと。

 

前担任は、生徒達をひきつれてハイキングに行ったものの、

帰りに道に迷い、歩き続けるうちに空腹と疲労が襲い、

そして白井がはぐれたというので探しにいきます。

生徒たちはその場で待機。

しかし見つけた白井は木に捕まった状態で転落の危険が・・。

その白井から食料を奪いそのまま見捨てました。

転がり落ちて行った白井ですがその後、自力で戻ってきます・・・。

そのころ、生徒達のもとに戻った担任は生徒達からも食料を奪い、

戻って来た白井を殴りつけ、

女性徒にナイフをつきつけます。

大雨が叩きつけるなか、生徒達は恐怖とともに担任への信頼も崩れていくのです。

担任に見捨てられた生徒たちは山の中でどうやって過ごしたのでしょう。

よく生きて帰れましたよね。寒さと暗闇にはどんなにか恐かったでしょう。

これがその後に続く人間不信になったということです。

聞いているナッキーは涙です。

                        

長期欠席の白井と女生徒が担任から受けた傷はかなり大きいですね。

子供たちが大人を信じられないというのもよくわかりました。

でも、こんな先生っているのかな?

ハイキングぐらいの山なら遭難しても救助の可能性が高いし、

パニックになったからと言って、生徒を脅して一人逃げるなんて

どんな無能な教師でも無謀だという事ぐらいわかるわけで。

どうしてもあり得ないとしか言えません。

 

でもとにかく、その後PTSDに悩まされる、白井と女生徒は一生を台無しにされた

わけですから、極端な話、学校を相手に裁判を起こしてもいいわけですね。

それをしてないのは教育委員会がうまく懐柔してるからなんでしょうか?

 

生徒達の傷を広げないように、現在の2-3を野放しにしているのは

この事件の犠牲者だからという臭いものには蓋方式なんでしょうか。

 

ナッキーの情熱が生徒たちの凍った心を溶かす日も近いかな。

こちらの学園モノも面白かったです。

今期の木・金は学校ドラマで決まりかな?



2 コメント

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頑張れ~~~! (まこ)
2007-04-28 17:29:48
【教科書】に比べ、こちらはちょっとありえない事も
多いんですが、そこが良かったりして!(笑)
それでなくても、二日続けての学園ドラマ。
あまりに似通った内容だと、飽きてしまいますもんね~
同じ新米教師でも、耕平とは違い、自分なりの
考えが一貫してるナッキー!
それだけで、見てて希望が持てますわ~
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まこさん♪ (かりん)
2007-04-29 10:03:21
おはようございます。

同じ学園ドラマでもかなり雰囲気が違いますね。
どちらも中学生の恐さを演出していますが。

ナッキーの方が明るさや生徒達に対する信念が濃く出ている分救われるところがありますね。

しかし、今回明るみに出た事件の前担任って全くあり得ない設定で・・この現実性のなさに」がちょっとばかし首を傾げてしまいました。

でもこちらも見続けたいドラマですね。
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