のだめカンタービレ 第４話 ～上野樹里 キュートなキス～

ジミヘン風のロックテイスト。

発表会でねアンサンブルで揃ってそういうアクションやったことあるのよ！

究極の音なんて追究してないし要は楽譜通り弾くのが精一杯なわけで

ま、せいぜい楽しみましょうって程度ですからね。

本当、不思議な仲間意識と観客との一体感と音だけでなく目でも楽しめるのは

な～～んとなく楽しい

でも、Ｓオケはパフォーマンスも音もスペシャルでしたよね！

凄い！鳥肌！感動！

ブラボーだったりするのだ！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

定期公演まであと一週間。千秋は焦りまくっていますが、オケのメンバーは

ジミヘン風のテイストで楽器を掲げ反り返った弾きかたをします。

目を剥く千秋。そりゃ驚きます。神聖なクラシックをなんと心得るのか。

音がいいならまだしもゴマかすためのアクションと見えなくもない・・。

つい千秋は怒りまくりました。

一人ひとりにダメだしを始めていきます。怒鳴られたメンバーは首をすくめ、

先週丸くなったと思ったのは勘違いだったのかと、がっくりうなだれます。

千秋はミルヒーとの対決だけでも頭がいっぱいのところにこのメンバーですから

すっかり頭を抱えてしまいました。

ずんずん落ち込み、悩み、眉間のしわが深くなるころ。

のだめが現れます。どんよりした千秋の心に一番の和みはのだめかな

裏軒って峰の家ですね。おやじさんがチャーハンを投げつけるように置きました。

新しいメニューは「打倒Ａオケラーメン」

なにしろここにいたメンバーはＳオケをつぶそうということしか言ってないし。

谷岡だけが千秋の指揮をみたいと好意的でしたが。

そんなわけで峰がオケであるオヤジさんが気分いい訳ないし

 

千秋の悩みは深い。「譜面通り正確に！」がなぜできない？？

一般ピーポってそういうものなんですけど・・・団員はとりあえずオケの選抜だし。

こんなところにのだめが鍋にしようとこたつを持ち込みます。

千秋は「布団つきのもっさりしたテーブル」だというんです。

そう、こたつって初体験の模様。

これは病みつきになりますよ～～～うふ

やはり、その温かさにすっかり眠り姫・・・じゃなくて夢の世界の千秋。

つい、チューしようとするのだめ・・惜しい・・かわされたわ

こんなわけでいつのまにかすっかりこたつが浸透し、ビールの誘惑にも負け、

千秋はこたつにはまりこんで行きます。

 

その頃、峰は、コンマスとしての勉強中。指揮者のレーダーをキャッチして

オケに生かす・・・うむ・・素晴らしいことを書いていますね。

でも抽象的すぎてあたしにはわからん。

そしてまるでのだめの部屋と化した千秋の部屋を真澄と峰が訪ねてきます。

このときのだめは千秋のベッドで熟睡。全く能天気なんだから・・・。

しかし、こたつを囲んでの4人はすごいものがあるわね。

熱心に譜面を研究する千秋を横目に飲み食いのすさまじさ。

次から次へと散らかります。ぶるるっと首を振ったかと思うと一万をえさに
追い出し作戦敢行。でもせっかく捨てたこたつも、３人と共に戻ってきました・・

再び鍋だ・・と騒ぐ三人・・。勉強した千秋にとって邪魔者はこたつではなかったね。

結局三人とこたつは外に出されてました・・・

 

翌日のオケの練習。 峰が指揮者のレーダーをキャッチすべく虎視眈々と見つめて

いますが・・千秋には不気味なだけ。しかもまたもや暴君ネロと化した千秋。

相変わらずメンバーを厳しく指摘し、譜面通りを強調。

おかげでメンバーたちはブルーです。

一方Ａオケはミルヒーの指揮も楽々とさっさと練習も済ませてしまいます。

物足りないと訴える清良ですがあっさりとミルヒーは帰っていきます。

そこに大河内が現れ、自分に指揮をさせてくれと頼みます。ミルヒーはそういう時は

日本の常識の袖の下をもってこいと言っていました。何気に嫌味？？

さて大河内がＳオケを見に行くと、次々とメンバーが泣きながら出てきて千秋を

恨み節。どうも千秋の指導方法が頑固なようでメンバー達に反発を買うのです。

憂鬱な峰に清良がやってきて言います。もうひとことだけ・・・

　　指揮者が辛い時に、手をさしのべてあげるのがコンマスの仕事だって思うけど

一理ある。峰の胸に確かに響いた一言でした。皆を集めて説得しよう・・・

　　俺たち、初めてオケに出られるチャンスなんだよ。

　　皆が腹立つのはわかるけどＳオケの正指揮者は千秋なんだ。

　　千秋のしたいように千秋の表現したいような音楽に少しでも近付くように

　　練習しよう！！！

メンバーたちにも峰の言う事が伝わりました。譜面を研究する団員たち。

 

のだめも千秋のために何とかしたいとおにぎりと映画を持ってきました。

その映画に何かオケのヒントが、と淡い期待で見始めますがアニメですね。

いじめっこカズオのピンチに助けてあげるゴロタ。

それはカズオがゴロタに宇宙アメをくれたから。

　　僕、わかったんだ。人間は一人じゃ生きられない。

　　愛と友情がなかったら生きられないって。

感動で胸が熱くなったかと思ったらのだめの「カズオと似たもの同士だから」に

つい激怒してしまいました・・あはは・・・投げ飛ばされ・・ぎゃぶーっ

でも宇宙アメがちょっと効いてたかもね。

そして翌日の練習。おにぎりを食べ、何かを飲み込んだ？？

いつになく皆熱心に演奏しているのですが、おかしい・・・

音が少しずつずれてくる事に気付きます。気持ち悪い・・宇宙に漂う千秋。

カズオの手ではなく峰の手が支えますが倒れます。音に酔ってしまったという千秋。

千秋が吐き出したのは青い宇宙アメ？さっきのおにぎりに入っていたのか？

峰が言うには千秋の要求に応えようと一生懸命に譜面を見ていたせいか指揮を

見るのを忘れてしまったというもの。家でも疑問がふつふつ悩みが究極まで

辿るころ、のだめが弾くピアノが聞こえ飛んでいきます。毎日聴いていたから覚えた。

いつもののだめの弾きかたは音のイメージをそのままぶつける様子。

　　　純粋で計算のない個性。ああ・・そうだあいつらみんなのだめなのか。

　　　なんでマエストロがあいつ等を選んだのか、なんで峰がコンマスなのか。

　　　なんでＳオケに表題のない曲を。

ようやく千秋は悟りました。翌日、メンバーを前に演奏の様式を変えると言います。

躍動感を表そう。峰が喜びますがさすがに峰の案すべては受け入れられないみたい。

ずるっ・・でも、何か違う表現をするということにメンバーも喜んで参加しました。

　　　ごめん、俺のせいで振り回して。でももっと良くなるから。頼むよコンマス。

まず聞いたことのない千秋の謝罪のことばと峰への頼りにするということば。

こういう言葉がでてくることが信頼につながることを無意識に口にしたのです。

定期公演当日。Ｓオケからです。緊張のみんなは泊まりで練習したと言います。

もしも千秋に迷惑をかけたらと思うと・・かなりのプレッシャーが団員を覆います。

「俺も初めてだよ！」ええ？「もうＡオケと対決とか考えなくていいから」

メンバーがＳの字入りのＴシャツを着ていましたが、千秋もスーツを脱ぎ、

Ｔシャツになりました。これで皆一体感・・。Ｓオケを楽しむんだ！！

演奏が始まると皮肉を言ってた講師陣がレベルの高さに驚きます。

のだめは涙ぐみ、ミルヒも感慨深い顔。

そして演奏中にウィンクと舌出し・・そうジミヘンをやらせてくれとの合図。

わかったよ・・・ここで・・一斉に、楽器を上に向け、身体をそり返し、ぐるりと回す。

これで「正当な評価は消えた」と思うものの、「でも楽しい」と思う千秋。

会場も音とパフォーマンスに喜び沸き立ちます。満足そうな平岡講師。そしてミルヒ。

歓声の渦の会場ですが、大河内は子供だましと怒っていました。

そんな大河内に腹痛だから指揮を代わってくれというミルヒ。

いきなりの指揮だったせいか大失敗だったようです。

その後、裏軒で食事をとる講師陣は千秋と峰を褒め、Ｓオケの存続決定。

いきなりクスだまをわったら「Ｓオケ存続定食はじめました」がでてきました

 

千秋がベンチで寝ています。

のだめはこの時とばかり千秋にチュー・・今度は成功

実は千秋の、のだめに対するお礼だった模様。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

正統派のＡオケとは一味違うＳオケ。

音楽とは楽しいものであるはずだということが千秋にわかってきたのがいいわ。

今週はのだめの演奏も聞けたし、満足ですわ

 

どらえもんをベースにした愛と友情のアニメは良かったですね。

千秋が吐き出したのは本当に宇宙アメだったのね。

これで峰と手を結ぶことを覚えたのが何よりも千秋の成長となりました。

 

大河内くん、指揮をやらせてくれといいながら、いざ本番がきたら発揮できなかった。

残念でした・・でも、また指揮やると言い出すのでしょう？

今週はこたつが大活躍。

ぬくもりと堕落のこたつですが、人との距離も近くなるんです。

いつのまにか眠りこけてる千秋がかわいかったね。

 

それにしてものだめは千秋の部屋に入り浸り。

この状態を平気で受け入れているというより、じゃけんにしつつ諦めている状態の

千秋はやはりのだめを人間とは思ってないようで

つか、やはりネコですかね～～。

でも最後のチューはちゃんと受けてあげてた

う～むネコだからかな？？

なんか気になるふたり