「チャングムの誓い」7話 その方の名はウンベク様

追放処分となったチャングムにヤキモキした一週間を過ごされた皆様、

大変お待たせ致しました。

今週のチャングムもまた意味深い出会いがありましたね。

さて絶体絶命から覆せないまま、チャングムは処分の日を迎えてしまいました。

皆にお別れの挨拶をしているとヨンセンが息を切らして走ってきます。

チャングムったら運のいい子。処分が取り消され菜園に行くことになったのです。

これもチャングムの徳のなせる技かしら。ヨンセンやクミョンが一生懸命に頼み

そして尚宮様達も3年の俸禄を返上してのおかげでした。好奇心旺盛でも賢く

勉強熱心なチャングムは尚宮様達の懐奥に深く入り込んでいたようです。

でもねここからが試練だったのですよね。皆様、何もできない、してはならない、

そういう経験ありますか？ただ何もせず時間を浪費するって意外と難しいのです

よね。本だって簡単には手に入りません。そこに見えるのは荒れ放題の畑。

そこにいる男たちは薄汚くただ寝転ぶだけ。う～～～ん。へこみますよね。

そしてチャングムは動き出しました。きっとこうするとは予想していましたが

いきなり水をぶっかけるって、やはりチャングムは強気の女ね！

ふふ、「雑草をとりなさい」って誰に向かって言ってるのかわかってるのかな？

　　・・・・・実はね、この方こそ、ここの最高責任者ウンベク様だったのです。

チャングムはキバナオウギという薬草の栽培に取り組みます。

この薬草って万能薬のようで、栽培が難しく明国での独占販売状態の様子。

国内で手に入れられたらどれほどの人たちが助かろうかって

ところなのでチャングムは燃えます。

やがて努力の甲斐あり芽をだし、芽をだせばぐうたらな周りのオヤジたちも

喜び助けようとしています。ここでも周りを引き込んでいくチャングム。いいぞ～。

ところでここから陰謀の芽が渦巻いていくことがわかってきます。

芽を掘り返されたり、ウンベク様が酒に懐柔されようとしたりね。

そうそうチャングムとの夜がありそうなおかしな話さえもしていましたね。

このあたりの緊迫シーンは皆様よ～くご存知ですから

　　　　　　　　　　・・・・・・・例によって略します・・・・・・・。

わざとキバナオウギを横流しすることでチャングムの功績も表に出しました。

ウンベク様は要するに自分を悪者にして陰の悪事を暴いたのでした。

小を捨て大を取る深謀遠慮なお方。遠くが良く見えていたようです。

このウンベク様って医師のようですね。倒れたヨンジャを針で治したり、

薬草には詳しいし。今後、チャングムが医師への階段を上るときにきっと

関わってくると思います。そのために今週のシーンが生きてくるはず。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（・・・と勝手に思い込む私。）

 

不遇なチャングムにノートを届け励ましてくれたヨンセンが走ってきます。

チャングム、宮中に戻れることになりました。ヨンセンありがとう。

ヨンセンの助けがあったからこそチャングムも心の支えに頑張れました。

ウンベク様、きっとチャングムの本質を見抜いていらしたのね。

たった一話だけの菜園での経験ですが薬草栽培は勉強になりましたね。

くじけなかったチャングム、よく頑張りました。

　

　　　　　　　　☆　今週のエピソード　☆

ところで今週はチ・ジニさんとはすれ違いがあっただけで進展なしでしたね。

宮中に戻れるとしたらこの方が関わってくるのではとひそかに期待して

いましたが、チャングムたちがいる菜園からかなり下の方で戦いの訓練を

しているみたいでした。この軍事隊みたいなのって何でしょうか。

チャングムは胸にぐるぐると包帯代わりに自分の衣服を切り裂いて巻いて

いましたよね？でもジニさんは肩から手を吊っていましたよね。

手も怪我したのでしたか？一度ぐらい会わせてあげたかったわね。

 

それからもう一つ。

明朝には追放されるというチャングムに、ハン尚宮が突然、ミョンイの話を

し出したこと。皆様も驚いたでしょう。娘がここにいるのよ～って。不覚にも涙が。

いつか、母のことを話せるようになったらもっともっとハン尚宮と分かり合えるし

チャングムのことをかわいがり、後押ししてくれそうな気がします。