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リラクゼーション・モビライゼーションについて

2016-09-14 00:23:52 | 治療
リラクゼーションとは身体的・精神的・情緒的な緊張の無い状態へ誘導するための手法である. アライメント不良による筋長の変化を徒手にて修正することなどを指す. モビライゼーションとは関節包内で起こる運動を促し,関節包へ伸張ストレスを与えることである. 構成運動と副運動に分かれる. 構成運動は ①転がり(rolling) ②滑り(sliding) ③軸回旋(rotation) . . . 本文を読む

筋出力の向上について

2016-09-12 22:18:39 | 治療
筋出力低下とは,アライメント不良による筋長の変化や運動単位の活動性低下,大脳皮質の興奮レベル低下により,筋の収縮力が減少して結果的に筋の発揮が乏しくなることである. 筋長の変化に対しては,筋のリラクゼーションを行い,筋長を修正していくことが必要である. 運動単位の活動は動員様式(recruitment)と発射頻度(rate coding),活動時相(synchronization)に依 . . . 本文を読む

筋力について

2016-09-12 22:04:54 | 評価
筋力とは,筋を収縮させた結果,発揮される力の事である. その決定要因として,形態(量)的因子と機能(質)的因子がある. ①形態(量)的因子:筋線維数や線維の太さによる筋断面積によるもの. 一般的に言われる筋力低下はこちらである. ②機能(質)的因子:アライメント不良による筋長の変化や運動単位の活動,大脳皮質の興奮レベルによるもの. 筋力低下と比較し,筋出力低下と言われる. . . . 本文を読む

片麻痺の分離運動について

2016-09-12 21:42:04 | 評価
片麻痺の分離レベルについては一般的にBrunnstrom Recovery StageやFugl -Meyer Assessmentで評価される. Brunnstrom Recovery StageはⅠ~Ⅵで表し, Ⅰ:弛緩性麻痺 Ⅱ:連合反応・共同運動の出現 Ⅲ:共同運動の完成 Ⅳ:1関節の分離運動 Ⅴ:2関節以上の分離運動 Ⅵ:協調運動までほぼ正常 とされている. . . . 本文を読む