どんな人でも起居は行います。
しかし、どのように行うかは人それぞれであり、統計的には
①上肢先行パターン
②下肢先行パターン
の2種に分けられています。
一般的には、下肢先行パターンより上肢先行パターンのほうが良いとされます。
それは何故でしょうか?
では、健常人は全員上肢先行パターンで起居を行なっているのでしょうか?
そうではありません。
人は、身体構造によって . . . 本文を読む
歩行には『動歩行』と『静歩行』があります。
『動歩行』とは、支持基底面内に身体重心を維持させない歩行であり、健常人の正常歩行のような歩行のことを指します。
一方、『静歩行』とは、支持基底面内に身体重心を維持させる歩行であり、脳血管疾患の方の3動作4点杖歩行が挙げられます。
『動歩行』と『静歩行』は、それぞれメリットとデメリットがあります。
①動歩行
メリットは、慣性力を利用できる . . . 本文を読む
前回の記事では、身体には『螺旋性の法則』があり、人間は左右対称ではないことを伝えました。
今回の記事では、この螺旋性の法則によって身体に生じている骨アライメントの左右差について紹介します。
前回も記載したように、人間の身体は内臓の左右差によって回転軸というものが概ね決まっています。
先に述べますが、これはあくまで『必ずそうなるもの』ではなく、統計的にみて『7-8割の人には当てはまる』と . . . 本文を読む
人間の身体を見る上で、よく『〇〇が左のほうが低い』といったように表現します。
と考えると、人間の身体というものは、そもそも左右対称に構成されているのでしょうか?
表面上だけ見てみると、左右対称であるように思います。
しかし、よく考えて見てください。
内臓の位置関係は左右対称でしょうか?
少なからず胃や肝臓、心臓などは左右対称ではなく、左右どちらかに偏位しています。
というこ . . . 本文を読む
忙しくて全く更新していませんでしたが、リハをしていると感じることが多くあったので、またボチボチと更新していこうと思います。
最近、理学療法士として患者様と関わることがありますが、主にアプローチとして悩むことがありました。
特に脳疾患患者様へのアプローチについてです。
ガイドラインには、エビデンスが記載されており、早期での装具の使用であったり、歩行練習であったりが良いとされています。
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