前回の記事では、身体には『螺旋性の法則』があり、人間は左右対称ではないことを伝えました。
今回の記事では、この螺旋性の法則によって身体に生じている骨アライメントの左右差について紹介します。
前回も記載したように、人間の身体は内臓の左右差によって回転軸というものが概ね決まっています。
先に述べますが、これはあくまで『必ずそうなるもの』ではなく、統計的にみて『7-8割の人には当てはまる』と . . . 本文を読む
人間の身体を見る上で、よく『〇〇が左のほうが低い』といったように表現します。
と考えると、人間の身体というものは、そもそも左右対称に構成されているのでしょうか?
表面上だけ見てみると、左右対称であるように思います。
しかし、よく考えて見てください。
内臓の位置関係は左右対称でしょうか?
少なからず胃や肝臓、心臓などは左右対称ではなく、左右どちらかに偏位しています。
というこ . . . 本文を読む
炎症は,
①発赤
②腫脹
③熱感
④疼痛
の4徴候に加え,
⑤機能障害
を含めた5徴候が生じるとされる.
組織損傷の治癒過程は,
①炎症期
②増殖期
③成熟期
に分類され,各々が進行していく.
炎症が生じた細胞からサイトカインが放出し,血管内皮細胞が収縮する.
それにより,細胞間接合部が開口し,透過性が亢進する.
透過性の亢進により, . . . 本文を読む
【予測的姿勢調節(Anticipatory Postural Adjustment:APA)】
随意運動を行う際に先行してみられる姿勢反応のことである.
例として,両上肢を前方へ挙上させたとする.
本来であれば,重心は前方へ移動するため,前方へ姿勢が崩れることになる.
しかし,健常人であれば前方へふらつくことはない.
理由は,両上肢を挙上する前に,無意識的に後背部の筋群が活 . . . 本文を読む
筋膜の各層イメージ図
外界から表皮→真皮があり,浅筋膜→深筋膜→僅かな疎性結合組織→筋となる.
深筋膜により筋収縮時の力伝達が得られるが,深筋膜と筋の間に僅かな疎性結合組織がある.
この疎性結合組織により,深筋膜と筋が摩擦なく滑走することが可能となる.
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