片麻痺の分離レベルについては一般的にBrunnstrom Recovery StageやFugl -Meyer Assessmentで評価される.
Brunnstrom Recovery StageはⅠ~Ⅵで表し,
Ⅰ:弛緩性麻痺
Ⅱ:連合反応・共同運動の出現
Ⅲ:共同運動の完成
Ⅳ:1関節の分離運動
Ⅴ:2関節以上の分離運動
Ⅵ:協調運動までほぼ正常
とされている.
しかし純粋な中枢性の麻痺に加え,筋力の低下も生じやすいとされている(筋力についての詳細は別記事で説明).
そのため,中枢性の麻痺により分離運動が困難であるのか,筋力低下により分離した関節運動が困難であるのかを判別する必要があると考える.
その事を踏まえると,特にⅢ~Ⅳの判定が難しいが,各筋が個々で筋収縮を行えているかが重要であると考える.
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