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空手道へっぽこ稽古日誌 An ordinary person's karate practice diary

いい歳こいて空手を学ぶおっさんの備忘録。
23年7月2日に二段になりました。
まだ続けるのこれ?

9月26日、同日夜、旭川詠春ニコニコ同窓会 < 詠春拳再びはじめました。【112】/21.09.26

2021年09月26日 | 【再起動】中国南派



詠春拳の稽古会。

最後の稽古が14年の11月14日。

それから何と、6年10ヶ月12日。 計算したのはここです。
うわ、4,5年のつもりでいたら、もうほぼ7年か!
うわぁー完全に腕錆びてるわ俺ww

復習しようにも、肝心の『詠春拳入門』もまだ引っ越しの段ボールの中だしな・・・
ま、なるようになりますわw

そういえば、川村 祐三先生の『詠春拳入門』。
私がもっているのは写真:左、ブルースリーが模された表紙の増補改訂版(1998/7/1)だが、
もともとの初版(1994/2/1)は、写真:中央のようなものであったらしい。
写真:右は、2014年のグラフ旭川5月号掲載「私のスポーツライフ」の記事写真。



事の起こりは、先週の土曜日 9月18日。
今週再開の道場稽古がないことを嘆いていたらば、携帯電話に着信とメッセージ。

旭川詠春の元代表、KMさんから。

 「久しぶりでご飯でも食べましょう!それとも稽古がいいですか?」

 おう、来たぜ!イベント!待ってたドン!

コロナでクサクサしてたので、サクサクと話がきまり、

 本日26日(日)19:00合流。晩御飯&軽く詠春の稽古!

などとブログに書いてうかれていたら、
週開けて今週の金曜日 9月24日 17:30の終業後、
思わぬ人から電話がくる。

 「えーと、詠春拳の稽古をご一緒していたSTですが」
 「実は出戻りさんのブログ読みまして!」
 「26日にKMさんと久々に食事と稽古、ご一緒してもいいですか!」

なんだろう、私のブログはあれですか?
スピリチュアル的ななにかがあるんですか?
学研「ムー」に公認うけてもいいレベルの受発信力あるんですかね?w

調整の結果、街中の蕎麦屋で19:00集合。
その後は秘密の会場で、簡単稽古とよもやま話となりました。



19:00 北のそば『和佳亭』で晩御飯。

 北のそば『和佳亭』
 住所:078-8211 旭川市1条通20丁目1058
 電話:0166-38-6188
 営業:昼 11:00〜15:30 夜 16:30〜21:00(L.O.20:30)
 定休日 第1・3木曜日


STさんとは、マジでほぼ7年ぶり。
KMさんとは、別件でも会ったり連絡を取り合ったりしていたのでそれほどではないが、久しぶり。

で、改めてわかったのは、KMさんが私の9歳下で、STさんが7歳下。
私が一番おっさんで、であった。

KMさんは、地球防衛軍から引退し、近郊の牧場勤務。
STさんは、部署を転々とされ、ご苦労されていたそうな。

と、言うより、KTさんの先生、海外での修行を開始したので元の稽古団体もどうなった?というレベル。

20:00 秘密の場所でひさびさ稽古。

場所を変えて、簡単稽古会です。

軽く黐手(チーサオ)から開始。

 基本は、「正中線にそって手を出す」これだけに集中。

 【単黐手】(ダンチーサオ)も改めて、教えてもらう。

 皆でKTさんについて、套路【小念頭】も。

 だんだん思い出してきた。

  膀手(ボンサオ)
  攤手(タンサオ)
  伏手(フォクサオ)
  拍手(パクサオ)
  護手(ウーサオ)
  拂手(ファッサオ)
  鑞手(ラプサオ)

 そして、東京のST先生にいわれていた課題も。

  膀手(ボンサオ)から攤手(タンサオ)への移行時、回転させるのではなく「ストンと落とす」
  沈手(ザムサオ)の腕は、地面と並行を維持。
  護手(ウーサオ)から鑞手(ラプサオ)にいたる、相手の腕に当たるこちらの手の位置は正しい位置に。

 そうだった、そうだった。

そして、指導者のkMさんはもちろんのことだが、
STさんは久々の稽古にも関わらず、短時間で順応していてさすがに経験値が高い。
凄いったらない。
元来、学ぶことに真摯で、誠実かつ貪欲なのだろう。
私のようなちゃらんぽらんとは地力が違う。

そして、段々と興が乗ってきて、足をつかっての位置取りも含めて行う。

 空手の稽古では初伝の段階で、
 「拳足を出すのは、拳足ではなく運足と腰である」と教わり、
 それを意識し刷り込むために、足をつくり、腰を回し拳足を出す。
 …という動きを一挙動で行う稽古をする。

 筋力に拘り拳足を鍛える愚を避ける意味でもある。
 地力が養成された時点でそのことは忘れ、次の段階に入っていく。

 次の段階とは、初段以降のいまの私の段階。

 本来、空手には貼りつく技はあっても、長い攻防はないし、肩は出ない。腰も回さない。
 セーサン以降の型をやればわかることだが、威力も考えない。
 必要な威力は既に備わっているからだ。

 師範にも「相手の手(棒)を見るな、追うな」と言われる。
 相手の動きに合わせようとすると肩が出るし、腰が回るし、足はすくむ。
 威力によって相手を圧倒しよう(したい)と考えるのは結果下策であります。
 力みが生じ、動きがとまり、相手に利するだけだと。

詠春の黐手(チーサオ)をやると、そのことが明確に見えてくる。
他流派、他門派の安易な併修は害しかないが、自流(本門)をより理解するという側面でいえば益は多い。

すげーよな、詠春。



そんなこんなで、あっという間に2時間経過。
軽い稽古会のつもりが、結局従来の密度ですよww

KMさんとSTさんには、「あまり深く考えずにまた稽古会しませんか?」と提案。

 小学生がお家でやる計算ドリルや漢字ドリルのように、できる条件で無理せず稽古。
 時折思い出したように、当面は東京のST先生に教わったことを反芻、反復しながらの稽古。

 徐々にエンジンがかかり、本気で「またやろう」となったら、その時は改めて・・・で。
 東京のST先生の指導も受けるのか?受けないのか?も追い追いで。

コロナ禍でもあるので、稽古場の確保などはこちらでやりますのでね?
旭川市の生涯学習団体とか固い仕組みに乗らなくても、蛇の道は蛇www

ゆるゆるとやったり、やらなかったり。
細く長く、繋がっていきましょう。
どうですか?



追記。

STさんは、知り合って以来、ずーっと私のブログをご愛読いただいていたそうな。
まさか市内で購読者がいるとは思わなんだわwwww