長谷川、防衛戦は４月３０日＝ＷＢＣバンタム級/10.02.22/時事通信

長谷川、防衛戦は４月３０日＝ＷＢＯ王者と「統一戦」－ＷＢＣバンタム級
2010年2月22日 時事通信社

世界ボクシング評議会（ＷＢＣ）バンタム級王者の長谷川穂積（真正）が、世界ボクシング機構（ＷＢＯ）同級王者、フェルナンド・モンティエル（メキシコ）を相手に１１度目の防衛戦に臨むことが正式に決まり、２２日に主催者が発表した。試合は４月３０日に東京・日本武道館で開催。ＷＢＣスーパーバンタム級王者の西岡利晃（帝拳）が、同級１１位バルウェグ・バンゴヤン（フィリピン）の挑戦を受ける４度目の防衛戦とのダブル世界戦となる。

ＷＢＯは、日本ボクシングコミッション（ＪＢＣ）が未公認の統括団体で、長谷川が勝った場合、ＷＢＯのバンタム級タイトルは空位となる見込み。ＪＢＣの安河内剛事務局長は「ＷＢＯはメジャーな団体として世界で認知されており、事実上の統一戦となる」と述べた。

記者会見した長谷川は「ベルトの移動に関係なく、どちらが強いチャンピオンなのかを証明したい」と意欲を示した。

戦績は、長谷川が２８勝（１２ＫＯ）２敗、モンティエルが４０勝（３０ＫＯ）２敗２分け、西岡は３５勝（２２ＫＯ）４敗３分け、バンゴヤンが１５勝（７ＫＯ）無敗。