シカオライブ

待ちに待ったシカオライブに行ってきました。
場所は東京国際フォーラム。
ぎりぎりで予約できたチケットだったせいか、席が最後尾の一つ手前の席。
かなりステージが遠い……実際シカオも米粒くらいの大きさだった。
でも、でも、そんな端の席でもシカオのライブは楽しめてしまうのです。
汗や息づかいが届かないような場所でも、歌詞の断片やメンバーのすばらしい演奏にあっという間に引き込まれてしまう。
そんな音の海に安心して浸れる時間を求めて毎年のように彼のライブに足を運んでいる。
今回も浸りながらいろんなイメージが浮かんできた。
妄想の中で遊びながら彼の声にゆだねられる幸せ。
決まった踊りや動きは何もないので、自由なスタイルで見てくださいと彼はいつも言うが、そりゃもう音の中で自由に遊ばせてもらった。

彼はライブハウスのような小さい場所よりも大きいホールの方がなぜかパワフルに安定した力を発揮している気がする。実はこれってすごいことなんじゃないかと。
テンションの高さだけでは、ホールのような場所で２階席の端まで楽しめるようなライブは出来ないと思う。パワーと細かい演出を巧みに組み合わせた、ある意味計算されつくした上でハイなパフォーマンスを見せてくる。すごいなあといつも感心してしまうのです。
今日はさらにサプライズが……なんとアンコール時に及川ミッチーが登場！！
アンコール曲をいつくかピックアップした中から客に選択してもらうという企画の中、そのスペシャルな一名に選ばれたという名目で登場したのでした。
ミッチーの選曲は、ライブの定番中の定番「あまい果実」「黄金の月」「ストーリー」。
最後のデザートまでスペシャルメニューでお腹いっぱい。
帰りの電車で、シカオタイムスという彼の事務所が発行している新聞風情報誌を読みながら帰る。
彼の製作にあたってのつらさや迷いが少しかかれていて、それを読んでいるうちにさらに元気をもらった気がした。