ほよよ日和

悠希と悠希の息子たんちゃん、娘ひーちゃんの子育てブログ

2008-04-17 20:35:28 | 思ったコト気づいたコト
先日バレエ仲間の一人が亡くなりました。
バレエを始めたときからずっと一緒に踊っていました。

芝居とかバレエとか一緒に舞台にたった人とは、友人とはまた違った仲間意識が生まれます。
一緒に生きたというような感じとでも言えばいいでしょうか。
一緒に命の灯をともして、その時の行くべき道を照らしたような。

私の中の灯りが一つ消えてしまいました。

バレエを始めるとき、お古のバレエシューズをくれたこと。
なかなか振付が出来ないとき、最後まで練習に付き合ってくれたこと。
待ち合わせするといつも30分くらい遅刻してたこと。
人の悪口とか何かの文句とか全然言わないで、いつもニコニコしてたこと。
結構とんちんかんで、勘違いしてることも多くて、マイペースで。
入院する話も、検査結果の話も何かずれていて、何度も話を確認して。

それはもしかしてあんまりよくないんじゃないかと思うことが重なって、その間にどんどん悪くなっていってしまい、1年もたたずに風のように去っていってしまいました。



2月の発表会に来られなくて、私たちに花束を渡したいと話していたそうです。

私ももっと話したいことがあったのに。
一緒に踊って、出来の悪い私に教えて欲しかったのに。


まるでまだ病院に行ったら「あ」という表情で迎えてくれそうな錯覚が起きます。
斎場に行けば会えるとわかっていても、気持ちが準備できないでいます。
お通夜が土曜で告別式は日曜日。
それまでに気持ちを整理しなくてはいけないなと思ってます。

朝の風に、彼女の余韻を感じながら今日も私は生きています。



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