日本語講師のひとりごと

韓国のある高校で日本語を教えています。
韓国人たちの中でストレスを受けることもあるものです。
ここでちょっと休憩!

急性腸炎

2006-02-12 11:48:40 | 家で・・

教職員研修の2日目からおかしかったお腹が、家に帰って本格的に痛み始め、下痢が始まりました。

土曜日のよるから日曜日にかけて、何回トイレに行ったでしょうか?
ウン十回は行ったと思います。

夜中もひっきりなしに便意が来るので、眠れないし、食べると吐きそうになるので食べれないし・・・最悪の状態です。

夫に言って、懐かしい「正露丸」を買ってきてもらって飲みました。
韓国でも売ってるんですね。
夫も愛用していたということです。
私も幼い頃はよくお腹をこわしたので、正露丸には本当にお世話になりました。

薬を飲んで、痛みはなくなり回数は減ったような気がしますが、やはり相変わらず下痢は続いています。

変なものを食べた記憶はないんですが・・・
たぶん、あのお酒がいけなかったんだと思います。
2杯目に飲んだ、ある先生が北朝鮮から持ってきたというあのお酒。
そのときは知らなかったのですが、後から聞いたところによると、アルコールが40度だという、あのお酒・・。
ほかのお酒も、なんかの果実のお酒でしたが、24度とかでしたから、私のお腹ではちょっと耐えられなかったのかも・・。

 

食べ物もほとんど食べてないので、力もでないし・・・。

でも、学校には行かなければならない・・。

 

 


教職員研修

2006-02-11 14:51:32 | 学校で・・・

7月の研修には行きませんでしたが、今回は行かない理由も見つからないし、最後だし、ということで行ってきました。

旅行先は全羅北道のコチャン(高敞)というところでした。

1日目は、山登りでした。
山の名前は忘れてしまいましたが、ソヌン寺というお寺がある山です。
韓国はこういう山の中にお寺があるんですよね。

日本と違うのは大きな岩がたくさんあるところで、頂上は大きな岩の上、です。
すぐ下を見ると絶壁で、落ちたらおしまい、という感じで怖かったですが、景色はとてもきれいでした。

往復3時間くらいの山ということで、私の感覚ではそんなにたいしたことはない山だと思っていましたが、韓国人の先生たちは登山用のくつに登山用の服、アイゼンなども準備していて驚いてしまいました。

韓国では登山が趣味というおじさん・おばさんたちが本当に多いですが、学校の先生も例外ではないようです。
くつから服・かばん等々そろえると、100万ウォン以上はかかるそうです。

私は何の準備もなく、ただのスニーカーで行きましたが、今の時期はまだ雪が残っていて、地面が凍っているので、時にはつるつる滑って、ちょっと危なかったです。
冬の登山にはやはり、アイゼンみたいなものが必要なんだと、初めて知りました。

この山はドラマ「大長今」の撮影にも使われたようで、あちこちに「長今の幼少時、母がお祈りしたところ」「~が自殺したところ」「長今と~の愛の~のところ」などと説明書きがありました。
私はこのドラマを見てなかったので、ピンと来ませんでしたが・・。


2日目は「コインドル」(故人の石?)という古墳と、コチャンウプソン(高敞邑城)を見ました。

コインドルは紀元前10世紀ごろの共同墓地で、石でできています。
日本の飛鳥にある石舞台古墳と似てます。

コチャンウプソン(高敞邑城)は、日本の豊臣秀吉が攻めてきたときに、その軍から守るために作られたそうです。
こんなところで日本人の名前を聞くとは思いませんでした。
こんな地方でも、やっぱり豊臣秀吉は有名なんですね。

   城壁


夜はやはり、みんなお酒を飲んでいました。
私はお酒は飲まないのですが、この日ばかりは断りきれずに、焼酎の小さいコップで2~3杯飲んでしまいました。
私はそれだけで、頭がくらくらして来てしまいました。
お酒がどうしてそんなにおいしいのか、私にはまだまだ理解できません。

男の先生たちや若い先生たちは何時までかわかりませんが、朝方までドンチャンしてたようです。
私は幸い「アジュンマ部屋」にいたので、体力の少し落ちるアジュンマの先生たちと一緒に早く寝ました。


研修が終わり、家に帰るときは、山登りによる筋肉痛と、アルコールによる(たぶん)お腹の不調で最悪の状態でした。


卒業式の日

2006-02-09 15:07:20 | 学校で・・・

今日は卒業式でした。

が、私は見ませんでした。
見たかった気もするんですが、誰かが行こうと誘ってくれるわけでもなく、(ほかの先生はみんな仕事があって忙しいですし・・)
いつ講堂に行けばいいのかもわからないまま、タイミングを逃してしまいました。
始まってしまってからは、ちょっと入りにくいですし・・。

卒業式が終わった午後、
校長先生が 「皆さん、早く、学生指導に出てください!」と言っていますが、先生たちはなかなか動きません。

そして今年度新しく先生になったばかりの若い先生は「00先生は何のことかも、わからないでしょう?」とからかわれていました。

私も何のことかわからなかったのですが、「早く帰っていいですよ。」ということだったんですね。

学校にも業界用語があるようです。
どう見ても旅行なのに、「研修」というのもそのひとつでしょう。
(それとも、韓国では普通の会社でもそういうのでしょうか?)

 

 


教育庁での契約

2006-02-06 20:38:06 | 学校で・・・

来年度の契約のために、教育庁(日本で言うと教育委員会?)に行ってきました。

他の2人の先生たちとは午後1時20分に待ち合わせて、1時半から30分くらいで終わるだろうと聞いていたのですが・・・

実際に行ってみると、担当の奨学士(教育庁で仕事をしている職員、学校の教師の中から試験で選ばれる)も忙しいようで、準備ができていないようでした。

契約書はこれからメールで送ってもらってコピーする、とか・・・
契約書の内容も十分に確認されていないので、抜けている部分があったり・・・

時間もえらくかかって終わったのは3時半くらいだったでしょうか?

もうすべて準備されていて、厳粛な雰囲気の中、サインをするだけ、だと思っていたのですが、そういうわけには行きませんでした。

私は、忙しくなかったので 「韓国らしい」「やっぱりここは韓国だ」 と思っていましたが、夕方の飛行機で日本に帰らなければならなかった先生は、気が気じゃなかったでしょう。

こういうところ、何とかして欲しいですよね。ホントに・・・


2月のストレス

2006-02-05 15:29:41 | 学校で・・・
韓国では2月が年度末なので、ちょっと忙しいです。

私は高校で日本語を教えていますが、一年毎の契約なので、毎年1月2月になると、来年はどうなるのか、ということで大きなストレスを受けます。

同じ学校で再契約するなら、そんなにたいへんじゃないのかもしれませんが、私の場合、毎年のように学校が変わっているので、契約の度に書類などをそろえるのが、一苦労です。

今回は、教育庁(日本だと教育委員会でしょうか?)と契約したのですが、自己紹介書も韓国語と日本語と両方書かなければならないし、今までになかった「犯罪履歴証明書」なんてのも提出しなければならなくて、ほんとに面倒でした。

しかも、こういうことの全てがとても急なんです。
何ヶ月か前から次の年度の契約が決まっていて、書類を準備する期間も余裕があればいいのですが、教師の募集も1月の半ばか終わりだし、契約のための書類を準備する期間は、数日しかないし・・。
もう少し、時間的に余裕があったら、精神的にも体力的にも余裕が持てるんですが・・。