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2014GW 650RSW3でゆく 早春ツーリング

2014-05-05 19:51:31 | 650RSW3の部屋 メンテ系

5月3日と4日一泊でツーリングに出ることにした。
目的地は士別市の温泉ホテル。
15年ほど前、仕事で投宿したことがあり、もういちど行こうと
思っていたローカルなホテル。リーズナブルでもあります。

士別市は旭川市から稚内に向かう国道40号線にある小さな市。
農業、林業、畜産業など第一次産業の市です。
冬はマイナス20度以下はあたりまえの厳寒の場所。

自宅から片道約180キロほど。普通のライダーなら日帰り出来る距離。
今回は”走る”だけでなく、”休む”ことも ツーリングの目的にしました。


朝10時に出発し、連休後半スタートで混みあう札幌市内をかわして抜けて
道道275号線を延々と旭川方面に向かう。
江別を過ぎると、一面畑になる。




旅のお供はW3と昭和70年代のボストンバック。ACE製のしっかりしたもので、
容量もたっぷりで気に入っています。
今回はマディソンスクェアガーデンのボストンにするかこっちにするかを
迷いましたが、容量の大きいDRINK LUCKY BIRDのほうにしました。
左側の小さなカメラバックには工具類や雨具を詰め込みました。

工程は275号線沿いの道の駅を訪ねつつ、おそばの産地で有名な幌加内まで進み
峠を越えて士別へはいる予定でしたが、
道の駅”雨竜”でライダーさんに、寒さがひどいことを教えてもらい
急きょ 深川市から旭川を抜ける、国道コースをとることにして、
さっそくカーナビに目的地のホテルの電話番号のセットして
カーナビ任せで走ることにしました。




ナビゲーションは高速道路を選択してしまい、深川~和寒までの約50キロが高速走行となりました。
ここは最大高度330メートルの旭川鷹栖インターに向かう峠になっていて
雪渓の残る長い上りとトンネル3本を越えねばなりません。
ゆっくり走るのいいけれど、わたしはそれをせずW3のアクセルを開け
100~125キロで長い坂を駆け上がり、75年車の650ccらしい走りを
させました。
W3はまったく根をあげず、大雪PAでの休憩にも、オイルの滲みひとつなく、
エンジンとオイルタンクは 走りきった熱気をワタシに見せつけてくれました。

旭川を越え塩狩峠をすぎると気温は一変し10度を下回ります。
一般道に降りて、寒さをこらえながら 夕方四時にホテルにチエックイン。


夜露をしのぐために軒下をお借りして駐車して、ワタシは温泉でからだを温めました。
内湯だけのシンプルな温泉ですがそれで十分。
入浴だけでもOKなので、湯船は旅行者よりも近所のおばさんや子供連れのお母さんが多くて
お風呂もなんだか庶民的で楽しかったです。


翌朝 朝風呂と朝食を済ませて、出発です。
おそらく5度をほどの気温。身体が緊張します。


近くの士別川とJR士別駅を記念写真にして、国道を帰路につきます。
寒さとの戦いでしたが、旭川を過ぎたあたりで 気温も10度を越えてようやく落ち着きます。

帰りの道の駅”雨竜”で ココアとあげてんぷらで暖をとり、札幌を目指しました。
帰宅も16時。
約400キロ弱の旅となりました。
W3は良く走ってくれました。
旅の相棒として、これからもツーリングをしていこうと思った旅となりました。



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8 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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1970代のかほり。 (樹生和人)
2014-05-05 20:53:09
kaoriさん、こんばんは。
W3、とてもきれいですね。塗色も美しく、金属部分の鈍い輝きも、頼もしく、少しかわいらしく、美しい。
オイル沁みひとつないとは。見事に仕上がりましたね。
寒い中、ゆったりあり、高速走行あり、いろんな要素のある一泊ツーリング。
ストレッチコードでボストンバッグをリヤシートに。
旅のスタイルも1970年代風。
堀ひろこ女史を思い出しました。
W3、kaoriさんの相棒に、どんどんなっていきますね。
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ボストンバックをくくりつけて (kaori)
2014-05-05 21:12:13
樹生さん こんばんわ
カキコミありがとうございます。
ボストンバックひとつくくりつけての
旅が自分のなかの宿泊ツーリングです。
なんともいえない、気楽さがいいです。
宿について、さっと本来のバックとして持ち歩ける
ところがこれでなくてわと思います。
W3を購入するにあたって、車両をさがすと同時に
旅の友としてボストンバックも探して求めていました。

バイク屋さんは、ZでもWでも
同じレベルの仕上がりになっていくということでした。
W3はまだまだしなくてはならないことがありますが、
今シーズンはこれで行こうと思っています。
60キロ巡航は鼓動やパルスではなく
まさに滑るようになめらかで、これにはさすがに
下を巻きました。

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佇まい (いち)
2014-05-05 23:49:17
昔、堀ひろ子がMVのクランクケースを顔が映るくらい
磨くのが好きと言うことをW3のケースを見て
思い出しました。
アルミのポリッシュ仕上げは直ぐ曇るのだけども
メッキとは違う佇まいが好きですね。

シートに載っているバックは以前の記事で見たもの
ですね。《くくりつける》まさしくこの感じ、いいですねー
60キロ走行時の滑らかさって解ります。カワサキ車
特有の感じがします。Z750TもそうですしZ400でも
Z250でもありました。あれってすごく気持ちいいですね。
旅の中途のW3のさりげない佇まいは凛としていて
力強い感じです。そこにこのバックですから
やられたなーって感じです
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美しい (まつ)
2014-05-06 00:48:17
綺麗なW3でウキウキしている雰囲気が感じられます。男子ツーレポとまた違った趣も良いですね。北海道、久しぶりに走ってみたいです!なかなか行けませんけどね。
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z twin シリーズ (kaori)
2014-05-06 07:34:04
いちさん おはようございます。
カキコミありがとうございます。
昨日はツーリングの疲れが出て 一日おうちで
家事のみにして出かけず休んでいました。
バイクは楽しいですが、体力も相当使いますね。
風に身体をさらしていますしね。

z750Tはかつての愛車でしたので、
あのバイクの良さはよくわかります。
70年代のツアラー性能としては
ベストだと今も思います。
Z400、Z250は乗ったことがありません。
Z400は今回どうしてもW3が入手不可能な
場合として前期型を検討してました。
漫画家の御厨氏の”裂けた旅券”に登場しています。
主人公はZ400で楽しそうにアルプス越えを
していました。

堀氏は今もあこがれです。
私なんかでもバイク本格的に乗ってもいいんだと
記事から背中を後押ししてもらったものです。




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実は逆方向で (kaori)
2014-05-06 07:41:40
まつさん おはようございます。
カキコミありがとうございます。
逆コースなんですが、
実は、GWはフェリーを使って本州行を
真剣に考えていました。

舞鶴から篠山~池田へ続く田舎道をW3で
のんびり走りたいな~
琵琶湖や春の京都にも行ってみたいなと
思っていました。

フェリーは速くなり、24時間以内で小樽と舞鶴を
つなげます。それでも丸二日つぶれるので、
お仕事を持つ身だとなかなか難しいものでした。
夏休みにもういちど考えてみようと思っています。

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程よい距離 ()
2014-05-06 14:22:11
往復400キロ、リハビリを兼ねていたのでしょうし、
排気音や景色をゆっくり楽しむにはちょうど良い距離ではなかったでしょうか?

W乗りたい(笑)
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距離はちょうど、あとは気温 (kaori)
2014-05-06 14:47:17
仁さん カキコミありがとうございます。
自分で想像していた通り、距離は一日
200キロ未満がよいです。
もうそんな時期にきたんだなあと思いますが
走りのスケジュールを変えて、休むことも楽しみに
して、新しい形にしてゆこうと思っています。
ツーリングの翌日、翌々日の今日も身体を休めて
います。

仁さんもはやくWにのりましょう^o^
Zのときとは違う風景でしたし、
廻りが気にならなくなりました。


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