石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

涼しいお茶会

2008-07-13 21:33:47 | Weblog
夏の茶会は 暑いなか、亭主さんの創意工夫で
「涼」を感じるものになっている。

連日の猛暑にフラフラしながら行った茶会、
あちらこちらに涼しさを感じて気分転換できた


ガラスの花器を 水差しに見立て
ふたの代わりに 涼しげなうちわが置いてある


「涼しさ」が演出された床の間


屋形船の香合


お軸の代わりに 鮎のうちわ


ガラスの器にはいったお抹茶
熱いお茶が 暑いときには かえって体がシャンとして美味しい

暑い毎日だけれども、気分だけでも 涼!で 夏を乗り越えたいですね
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西国巡礼お楽しみ

2008-07-10 18:01:10 | Weblog
西国33ヶ所をお参りするときに
自分の軸や納経帖を持参し、朱印という
お参りした印を押してもらう。

観音様をまんなかにしたお軸に 33ヶ所すべての朱印をいただいたら
それを表装してもらう






主人の納経帖。中身は・・


こんな感じっ

左頁が お印で
右頁に お寺の説明と御詠歌がのっている


私の納経帖
綺麗でしょ可愛いでしょ
中身は・・・



こんな感じで~す
左の頁にお寺の水彩画
右頁にいただいた朱印
見てるだけで嬉しくなっちゃう


こんなこと言っちゃ バチがあたりそうだけど
これがスタンプラリーみたいで
とっても楽しい
頑張ってお参りしよ~という気になる

モチベーションアップするような
巡礼グッズも 他にもたくさんあるんだよ~

世の中には 知らないだけで
楽しいことがいっぱいあるんだなって驚いたり
嬉しくなったり
ほんとに未知の世界
こういう楽しみ的なことがあったからこそ
1000年も続いたんだろうな

次回巡礼ツアーは 10月と11月
体調万全で挑みたい

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西国巡礼その5 六波羅蜜寺・元慶寺

2008-07-10 16:08:19 | Weblog
第17番六波羅蜜寺
平清盛がいたお寺。
応仁の乱の戦火にも焼けずに残った古い寺。
そういえば、清盛は「六波羅さま」と呼ばれてたね


平清盛の塚が寺のなかにある。


京都の街のなかにある小さなお寺だが
足利尊氏が寄進した廟や
豊臣秀吉が寄進した梁などあって
さすがに古い由緒あるお寺だ

最後に 番外 山科の元慶寺にお参りする。
バスを降りてから 暑い中をずいぶん歩いて
やっと到着した。
これこそ、巡礼したという気がするほど
頑張って歩いた。


細い道をすすんだところにある小さな小さなお寺だった。
ここは観音さまでなく、薬師如来さまがいらっしゃるようだ。


帰り道、京漬物「西利」本店で お土産を
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西国巡礼その4 今熊野

2008-07-10 15:59:49 | Weblog
第15番 今熊野



東山通りを東に入った山手、樹木が茂る静かな道をすすむと
見えてくる観音寺。


「子まもり大師」さま。子供達に囲まれた とっても優しそうなお顔。

森林浴できそうな 緑豊かなお寺だ。
後白川法皇の持病、偏頭痛を治したことから
頭痛やボケ封じの祈願にご利益のある寺で有名だそう。

祈願してある枕カバーをついつい沢山買ってしまった


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西国巡礼その3 清水寺

2008-07-10 14:50:55 | Weblog
京都の観光人気スポット清水寺



小学校の修学旅行以来、大人になってから初めて訪れた。

人気寺のオーラに包まれている

「蜻蛉日記」「枕草子」「更級日記」の清水詣にも登場、
日本人も外国人も絶賛する魅力的なお寺である。



素晴らしい!のひとことに尽きる

子供のころも来ているはずなのだけど
外国人のひとと 喋ったことしか記憶していないのが悲しい。
清水の舞台からのこの絶景、子供の心には
響かなかったのか!?
小学生を この大勢の人ごみのなか、連れて来てくれた
学校の先生方には驚嘆
よくぞ、誰も迷子にならなかった。



寺を出ると 御土産物のお店がズラッと立ち並び
ウキウキしてきます



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西国巡礼その2 六角堂・革堂

2008-07-10 14:38:28 | Weblog
まずは 六角堂


京の都のほぼ中心に位置する。


京都の中心をあらわす「へそ石」
興味深そうに「へそ石」を観察する「石屋のだんな」

華道池坊発祥の地であり、六角堂の住職は
代々、池坊家元である。

裏手に池坊会館も。
また、寺のまん前には 池坊御用達の華バサミの老舗が。

第19番革堂



ひとつひとつの寺へ行き、和尚さんと一緒に
般若心経をあげる。
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西国巡礼

2008-07-10 14:32:12 | Weblog
お世話になっているお寺さんの企画で 
西国33か所巡りへ行ってきた。

1年に数回、数か寺ずつバスで巡礼するツアーだ。
和尚さんを先達として各寺をまわる。

今回は 
第15番 今熊野
第16番 清水寺
第17番 六波羅蜜寺
第18番 六角堂
第19番 革堂
番外   元慶寺
以上6か寺にお参りしてきた。

もちろん、私は西国巡礼って初めて

小学生のころ、たてつづけに祖父母が亡くなったので
毎晩 家族で夜になると御詠歌をあげた。
ひとつ歌を終える度に線香を お供えする。
7日ごとの逮夜(たいや)には 故人を偲ぶひとたちや
親戚・ご近所の方も来られ、賑やかな御詠歌が響いた。

たしか、第22番の「総持寺」までいくと
休憩になり、母がいそいそとお茶菓子とお白湯を
お台所から 運んできた。
御詠歌が終わってから みんなでお茶菓子をいただくのが
とても楽しかったのをよく覚えている。

歌の調べも独特。合いの手に入る鐘の音も印象的。
幼いころに繰り返し聞いて歌った
ものだから この不思議でビミョーな調べが
今でも身に沁みついている。

大勢で御詠歌を歌ってあげると
49日の閻魔大王の審判のときに
極楽への切符を手に入れると聞いた。

舞鶴にお住まいの方は お葬式のあとって
こんな感じ、想像していただけると思うが
他の地域のかたは どうなんでしょう?
御詠歌って 各地にあるものなのかな?

この御詠歌と33ヶ所巡礼が結びついたのは
大人になってからである。
札所の寺を巡り、各寺の朱印をもらってくる。

西国巡礼が始まってから1000年ほど経つそうだが
昔のひとは 歩いてぜーんぶのお寺をまわったのだから
すごい。
今はとっても便利になって、遊興化して
「巡礼」している・・という感じじゃない。
・・けど、古い寺を巡り、仏教に触れる旅。
最後に達成感を得られる 目的のある旅。
大人になると、こんな楽しみも待ってるんだわあ~と
未知の世界が開けた一日となった


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反省。

2008-07-07 00:10:46 | Weblog
体が疲れていると 気分上々・・というわけにはいかない。

今日は家族のみんなを ちょっぴり嫌な気分にさせてしまった。

ちょっと想像していただきたい。

昨日、小学校のソフトボール大会、猛暑のなか
地域の方々と 楽しく応援
くたびれて帰ってきて、夜は夜で子供達を夜まつりに連れて行き
今日は朝8時集合で 亀岡まで
長男の野球の試合の送迎。
またもや炎天下のなか、野球観戦をして夕方帰宅。

朝早く出発して一日主婦がいないとなると
洗濯物や昼食の後片付けもそのまま・・
ゴミもいっぱい溜まってて 
家は大騒動・・
気合を入れて 洗濯物をたたみ
昼食の片付けをし、大掃除をし
夕食の用意をして。
大事な休日が 家事で終わりそうな予感。

フル活動で 次々と家事を片付けているその間、
主人と次男ケイ・次女カナは海釣りへ 

すっかり家事を終え、上二人の夕食を済ませ
お風呂にはいりのんびりしていたら
帰ってきた釣り組。

三人、汗だくで 大漁のアジやらキスやら・・を見せる

いっぱい捕ってきたから天ぷらして~!!

すごいね!と褒めてやり、すぐにでも
料理してやるのが 太陽のようなお母さんだよね、
でも・・でも・・なかなか太陽のようにはいかないの

キレイに片付けて 家事は終わったつもりなのに・・
今から、お友達に借りた長編小説を読もうと思っていたのに・・
お風呂に入って、もう油なんかいらいたくないのに~!!!!

いつも釣りをしてきては お料理を一切しないダンナさんに
文句の矛先は向かう。

いつも思うんだけど、釣りが趣味のひとは
料理までしてほしい。
そこまでやって初めて釣り人じゃないのか。

シュンとする3人を前に、ぶつくさ文句を言いながら
疲れきった体に鞭打ち、キレイに片付けた台所で
天ぷらを始める。

その手順を何回も確かめにくるカナとケイ。

油で揚げると、確かに確かに美味しそう

揚げたての魚の天ぷらを
大喜びで食べる主人とケイとカナ。
その日の釣りの様子をお喋りし、
「美味しい、美味しい」と成果を楽しんでいる様子をみて、
今度は私がシュンとなってきた。

自分が釣った魚を食べる喜びを一生懸命味わっている子供達。
普段の食事よりも 味わって、喜んで食べている姿をみると
休日に良い経験を教えてくれた主人にも感謝の念が湧いてくる。
何故、もっと私も喜んで、はしゃいで
料理してやらなかったのだろう~

よそのお母さんだったら、本当に喜んで
お料理してくれるんだろうなあと思うと
恥ずかしくなってきた。

今度、大漁のときがあったら
その時は 大喜びで料理してあげるからね
ゴメンナサイ・・
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年齢を超える美しさ

2008-07-04 23:38:29 | Weblog
自分が 年をとってきたからだと思うのだが
若い女性で、美しいと思うひとがあまりいない。

もちろん、造形的には 今時の若いひとは、文句なく美しい。
小顔で、肌もつやつやして 手足が長く くびれがしっかりとある。
眼で見ている限り ため息が出るほど綺麗だ。

でも こちらの魂に訴えかけるような真の美しさは まだない。

多少、シワがあってもくすみがあっても
生き生きと「今を一生懸命生きている」ひと
目標をもって頑張っているひと
辛いことを経験して他人に思いやりをもっているひと
長い年数を素敵に生きてきたひとをみると
心から 綺麗だなあと思う。

友常貴仁さんという方のエッセイを読んだ。

年齢にふさわしい美しさというテーマで書かれていたもので
読んでいて元気が出てきた。
  (以下、抜粋)

  20代は若さの真っ只中。多少のことも勢いで何とかなります

  30代は なかなか自分の思い通りにいきません。家庭や仕事
  まわりの人間のしがらみも増えてきて20代ほど無理がききません。
  「もう若くはないのかなあ」と思う日もあるかもしれません。
  今の美しさをキープするための努力が精一杯です。

  40代も夢中世代。子供・仕事・親の事。心配事や責任もますます増え
  つい自分のことは後回しにしがち。でも、自分が美しく輝いていることが
  自分のまわりを照らすことになるのです。だからこそ、美しさに磨きを
  かけることを忘れないで。

  50代は選択の時代。趣味や仕事、友達関係・・どれを続けてどれを捨てるか。
  更年期を迎え、体も心も不安定になる時期です。後半人生を快適に
  過ごすために欲張りすぎず、余計なものをそぎ落としていく時期

  60代になったら 長年背負ってきた無駄な荷物を下ろす時期。子供の心配も
  もうたくさん。建前とか外聞とか そんなものから自由になって、自分の
  人生を取り戻す時期。重荷を解いて 身軽になり、どんどん洗練されて
  いきましょう!

  そして 70代・・80代になったら 捨てても捨てても捨て切れない
  何かが残ります。それこそがあなたの本質です。それは長い時間を
  かけて磨かれた宝石のような、若者の羨望を集める「何か」なのです。
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第10回 お香の会

2008-07-04 22:54:35 | Weblog
暑~!!
いきなり夏到来というような 暑さ!
テンプレートも ロマンティックなサンセットビーチに変更した。

先日の火曜日は 第10回 お香の会

昨年秋から、全10回「源氏物語シリーズ」として企画した
「お香の会」も 今回で終わりを迎えた。

住職ご夫妻のご厚意で 今回はお庭の美しい本堂を
使用させていただいた。





最終回の今回は参加者も多くて 全部で27名
「札打ち」というとても面白い組香で遊ぶ。
多分に賭け事の要素をもったこの組香、
昔の人は熱狂したと想像する。

組香のあとは 駆け足で勉強した「源氏物語」の復習として
光源氏をめぐる女性たちについて
とってもわかりやすく先生から講義を受けた。



高校の教科書で習うような勉強とは違って
艶っぽく色っぽく
お話にぐんぐん惹き込まれてしまう。

いろんなタイプの女性との いろいろな恋愛
秘めやかで スリリングな恋もたくさんあって
人気ドラマを一生懸命観る私達と同じように
平安の女官たちは 競って「源氏」を読んだことだろう

紫式部の想像力・洞察力は素晴らしい
1000年紀の機会に 多くのひとが「源氏物語」に
触れて、よい事だと思う


東山寺住職ご夫妻より、10回コース最後の勉強会だから・・と
1人づつ お菓子のお土産までいただいた
嬉しい!感謝です~
紫陽花の綺麗な生菓子と 「東山」と文字のはいったお饅頭



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