石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

かの名はポンパドール

2014-01-04 22:35:10 | マイ本棚

今年初めて読んだ本は 佐藤賢一著 「かの名はポンパドール」。

 

18世紀フランスが舞台、

国王ルイ15世の寵姫、ポンパドール侯爵夫人の物語だ。

類稀な美貌と多彩な才気とセンスでロココの華と呼ばれた女性。

平安時代の後宮、江戸時代の大奥とフランス宮廷、

みんな一緒だなあと強く感じた。

女性の美貌と知性は 男性の権力と常にセットにされているような・・・。

でも、ポンパドール夫人がすごいのは

セックスレスの愛人と言うところ!

国王と「男と女の友情」を結び、色事なしで

自らの努力と才覚で 影の内閣をつくり 影の宰相として

フランスの文化・政治・産業・外交をリードしていくところが

素晴らしいと思った。

それも18世紀に!!

いろんな切り口でみると 世界史も大変面白い。

 

 

 

お墓のことなら・・・・伝統と信頼の辻石材店へ

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