石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

菖蒲浴衣

2020-07-16 17:48:50 | Weblog

コロナ禍でも 月3回の日舞の稽古は、普段通りにある。

4月も 5月も 6月も きっちりあった。

81歳の先生と マンツーマンのお稽古。

仕事が終わって、5時半から約1時間半、

浴衣に着替えて お稽古をしていただく。

今 「菖蒲浴衣」(あやめゆかた)という古典を

習っているが これは艶っぽい芸者さんの踊りだ。

手ぬぐい1枚を使って 女性らしく 色っぽく

踊らないといけないのだけど・・・・。

この「色っぽく」が難儀~!!

離れたところから 指導してくださる先生の声が

飛んでくる、飛んでくる!

「木の枝や ないんやから!」

「ラジオ体操やないんやから!」

「若い 綺麗な芸者さんを表現して!!」

「そこは拗ねながら 男性をたたく!」

踊っている途中で 恥ずかしくなる。

先生は81歳だけど 恋や愛や嫉妬や純情やetcを

稽古のなかで たくさん 語ってくださって

ご自身も情感たっぷりに舞われるし

体力も気力も ほんとに若くてすごい。

これみよがしの「色気」でなく

恥じらい、隠すところに「真の色気」が滲み出るという

先生の持論、うん、その通りだと思うんだけど

それを日舞で表現するのは、

ほんとに難しい。

日舞を習っていて 踊りを踊ることも 

もちろん勉強になるが

先生のこの「若い心」「若い感覚」「日舞への情熱」に

いつもいつも 私は感化されている。

こんな80代になりたいなと思っている。

 

舞鶴のお墓のことなら・・・伝統と信頼の辻石材店へ

 

 

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