石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

THE ハプスブルグ

2010-02-13 11:27:59 | Weblog
建国記念日、冬の京都にて楽しい一日を過ごした

京都国立博物館の 「ハプスブルグ展」へ。



600年以上にわたってヨーロッパに君臨した名門王家ハプスブルグ家の
至宝・名宝が これでもか!これでもか!というくらい展示されている。

祝日だということで 来場者がとても多く
待ち時間表示も出ていて ヤだな・・と思ったのも
束の間、美術品の素晴らしさに目を奪われ
息を呑み・・
来てよかった と感激した。



ケタ外れの名門大金持ちによって庇護され
花開いた素晴らしい文化は圧巻だった

なかでも目をひいて興味深かったのは
明治天皇からフランツ・ヨーゼフ1世に贈られた画帖 

日本に初めて里帰りしたもので
世界でも初公開の作品だった。

当代きっての有名画家が 日本の風景や暮らしを描いたもので
さすが保存状態が良く、綺麗な色彩そのままに残っていてびっくりした。

感激のままに 次は観世会館へ。
茂山門下である、お香の先生親子が 狂言の発表会に出られるので
お仲間の方々と一緒に観に行ってきた。

お能よりもよくわかり とっても楽しい世界で
「仁王」という狂言、お母様の魅力を最大限に表現されて
会場が笑いに沸いた。

あの独特の動きをしながらの長い台詞、
観ているほうは大変楽しいが
稽古の積み重ねの賜物なのだろうなと思う。

茂山千之丞さんの米寿祝賀発表会ということで
千之丞さんの小舞と 千作さんの独吟も
みせていただくという 何とも贅沢な発表会だった。





コメント
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