晴旅雨旅

爺の前に道は無し。爺の後にも道は消えかけて…枯れた中年爺の独り言

5回目のインドネシア旅行

2014-07-30 10:26:52 | 旅行

1979年、初めての海外旅行はバックパッカーとして東南アジアを2ヶ月間うろついた。


ジャカルタへはシンガポールから飛行機で入ったが、当時は「地球の歩き方」はまだ発行されておらず、バンコク市内で購入した欧米バックパッカーのベストセラー「South East Asia on s Shoestirng 」を片手に、この日本大使館近くまで来た記憶がある。
当時は、周囲を威嚇するような佇まいだったが、今はかろうじて“仲間入り”させてもらっているかのようにちょこんと一等地に立っている。但し、相変わらず警備は厳重で、”要塞”そのものだ。

このジャカルタからうだるような蒸し暑い中を長距離列車に揺られてジョグジャカルタへ向かった。冷房なんか勿論無しで、列車内は地元の人で超満員。生きたままの鶏なんかがうるさく鳴いたり、赤ちゃんがおっぱい欲しくて泣いたり、コーヒー売りの少年が「コピ(コーヒーにインドネシア語)、コピ、コピ…」と大声を出して車内をかき分けたり、真ん前にデンと腰掛けた大柄なドイツ人2人が大汗を流しながらドイツ語でずーとしゃべり続けていた…

26歳の誕生日は、スマトラ島の3泊4日ノンストップ長距離バスの中で迎えた。川の水でマンディ(水浴び)、歯磨きした日々は、もう35年前のことか。


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