晴旅雨旅

爺の前に道は無し。爺の後にも道は消えかけて…枯れた中年爺の独り言

見通せない経済に老人は不安が募っています

2016-10-05 09:10:33 | 経済
なぜ政府は「家計消費4.6%大幅減」の原因を天気のせいにするのか?=斎藤満(MONEY VOICE 2016年10月4日)
私は、例えば本を購入する時は、書店の店頭で内容を確認し、その場で中古本の価格を調べ、スマホで発注している。つまり、中古本は新品とは異なり、GDP統計的には中古本購入手数料と運賃に関わる経費しか貢献していない。また、健康のために自家用車やその他の交通機関を使わずに歩くことが多くなった。私たちの暮らしは、「省エネ」の度合いが高まることはあっても、もう再び資源消費型へとは戻らない。
これは先進国だけの動きではなくなることは、早晩はっきりしてくるだろう。途上国における環境保護の意識は日々高まっている。急速に私たち先進資本主義国民との意識の差は少なくなってきている。低廉なSNSを駆使したり無償活動型ゲームの「ポケモンGO」などに熱中したりするのは、「マネー」に振り回されない暮らしを志向する世界中の老若男女だ。
人々の暮らしは劇的に変化しつつある。その行き着く先は、古典的為政者の思惑を遥かに飛び越えた着地点だ。

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