Kaolu's diary~Leo nahenahe~

ハワイアンシンガーKaoluの日記。Leo nahenaheとはハワイ語で優しく甘い声、の意味。

ウクレレ・スーパー・ジャム(5/14)

2011-05-24 | Weblog
ひとつ前の週末(5/14)に行われたウクレレ・スーパー・ジャムのお話をしなくては♪
毎年楽しみに待ってるファンも多い有名なウクレレイベント。
家族連れや、どちらかと言えばハワイという切り口ではないウクレレファンが多いかな?
この、プリティにしてじつは多彩な楽器に魅入られた人はたくさんいますね♪




会場の新橋ヤクルトホールは、重厚感のある老舗のホール。
ビロードの赤い座席に、花道まであります。


ロビーにはたくさんの楽器屋さん、ウクレレメーカーなどが出店をしていて
ウクレレファンの心をぐっとつかみます。




控え室。
出演者はウクレレマニアばかりなので、爪をどうしてるか、に始まり、
自分でウクレレ作ってる(!)若い名渡山遼くんの新作に、みんなの質問が集中。
わたしですか?....えーっと、みなさんのオタク談義を静かに聞いておりました。




お昼集合、本番と同じにさくさくとリハは進み開場を待つばかり。


出演していると、全員の演奏を聞くのは難しいですが、今回はなるたけ合間みて
お席で鑑賞しました。

直後のGENSBLUEさんだけはステージを見れなかった、残念。でも控え室で奏でる様子、
ヨーロッパ風の佇まい、ただ者ではないかっこよさ。今度ライブ行きたいです。

18歳の天才ウクレレ奏者名渡山遼さん。小学生の時から将来を嘱望されていたのですって。
超絶テクニックでした。チラッと聞いたけど高校までは柔道もやってたんだって。
思わず、お姉さんの頃はね、音楽(バンド)とスポーツどっちもやる人あんまり
いなかったのよーすごいわねーと、伝えるも不思議そうな顔。そうだよね、ゴメンネ。

つじあやのさん。もうホントにシンプルな弾き語りなんだけど、声と音が繊細に
マッチしていて必要にして十分な音楽。自分のスタイルでやるってこういうことなんですね。
わたしたちの演奏終わって控え室に戻ったら、真っ先に来てくれて、ハワイの思い出が
よみがえりました~!と、うれしいお言葉。

勝誠二さん。ウクレレという楽器の可能性をとことん追求し、ロック・エンタテイン
メントにまでしていた。そして強いリーダーシップ。ラストに出演者全員とお客さまで
「森のくまさん」をやったのですが、この歌でこんなに盛り上がるなんて!

ブルース・シマブクロさん。サポートギタリストとともに、ウエストコーストロックを
思わせるサウンド。静かだけどとても感じの良い方でした。
CD下さったので、わたしもKAOLUACD謹呈いたしました。アコーディオンで
ハワイアン?とびっくりされたけど。


そして、Kaolu w/ebak。
オープニング・アクトで15分の出演でしたが楽しくできました。
主催のKさんがわたしを抜擢してくれた理由は、日本の歌とハワイアンソングが
求められたから。
Waikiki、椰子の実、Kawikaと、期待どおりの(たぶん)ラインナップにして、
あっという間に終了。

急遽声をかけたエバックとは、初の組み合わせとなりました。
突然のことで、きっと、え?オレ?と思ったでしょう...でもありがとう。
共演したこともないしどういう音楽的バックボーンがあるのかも知らなかった
けど、説明よりセッション。
一日限りのスーパーユニットと呼ばれましたが、またの機会はありやなしや。
このままだと伝説のユニット(笑)だ!


じつは3曲目は違う曲だったのです。
音響チームにもすでにセットリスト出してあったんだけど、前夜、こりゃぜったい
Kawikaのほうがいいでしょ、と天の声が。
いちおう予備で5曲の用意はしてありました。
で、当日集合してから3曲目変えようと提案。
エバック青年、目が点になりながらも「いいっすよ」。
ブルージーなソロも長くとれて、結果的にはナイス判断だったかと(完全な
自画自賛)。
楽屋戻ってすぐに、英語は苦手とおっしゃる彼がたった一語の英語で
ブルースと国際親善してくれた。
ベアフットのメンバーとして、時にはソロとして、これからもがんばって
くださいね♪


「ウクレレスーパー」とタイトルのつくイベントに出るなんて夢にも思いません
でした。いやあ....練習した。
歌のバッキングとしてのウクレレというスタンスは、これからも
変わりませんが、新しい刺激を受けて楽しい一日でした。
コメント
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