夕凪の街桜の国 (双葉文庫 こ 18-1) こうの 史代 双葉社 このアイテムの詳細を見る |
私ぐらいの年代で、北海道に住んでいると、日本に戦争があったという事が遠くに感じる事があります。
私の親からも貧しかったとか食べ物がなかったとか…聞く事はありますが、空襲に合ったという話などは、聞いた事がありませんでした。
北海道の田舎にいたのが、幸いだったのでしょうか?
「夕凪の街 桜の国」映画も気になっていたのですが、見逃してしまいました。
普段はあまり、漫画を読まないのですが、文庫になったのを機会に購入してみました。
戦争の話だと気がつかないぐらい、普通の人たちの普通の生活の話。
そんな普通の人たちの人生を壊し、後の世代の人たちにまで影を落としていくのが、戦争なんですね。
絵もキレイで、だからなお悲しさが伝わってくるようでした。
漫画だからこそ、伝わってくる事があったように思いました。
娘が大きくなったら、読んでもらいたい作品です。
まだ、細やかな感情は理解できないかもしれないし、漢字も読めないと思うので…中学生ぐらいが良いのかしら?
中国でオリンピックが行われている今、本当に平和な世の中なのかしら?
「One World, One Dream」(ひとつの世界、ひとつの夢)
今オリンピックのスローガンです。