14日(日)は、JFL後期第15節・FC町田ゼルビア vs ブラウブリッツ秋田を観戦に行きました。
会場は相模原麻溝公園競技場で、13:30キックオフでした。
遅くなってすみませんが、観戦記をアップします。
相模原での初のJFL開催
町田のホームスタジアムである町田市陸上競技場は、現在改修工事中で使用できないため、この日の試合は相模原市にある相模原麻溝公園競技場で行いました。
ここは、神奈川県リーグ1部所属で、将来のJリーグ参入を目指しているS.C.相模原のホームスタジアムです。
将来的にJリーグの試合を開催することも視野に入れたスタジアムであるため、メインスタンドの座席数など設備はかなり充実していました。
まだバックスタンドは建設中であり、全面オープンは2012年の予定ですが、完成すればJ1の試合の開催条件である「収容人数15,000名以上のスタジアム」を満たすことになります。
今回は、相模原に先駆けて町田がJFLの試合を開催することになりました。
相模原市でJFLの試合を開催するのは、今回が初めてとなりました。
鈴木崇文の初ゴールで町田が先制
前半は、序盤から町田ペースで進み、何度か良いチャンスを作りました。
しかし、惜しくも決めることができませんでした。
逆に、カウンターからピンチを招く場面もしばしば。
しかし、これは町田の守備陣がしっかり抑えました。
42分、町田はFW木島良輔が放ったシュートが相手GKの手に当たった後にゴールポストにはね返され、それをMF鈴木崇文が押し込み、先制しました。
鈴木崇文は、今季東京学芸大学から加入した選手であり、このゴールが自身の町田での初ゴールであると同時に、JFL初ゴールとなりました。
前半は、このまま終了しました。
前半終了間際という良い時間帯に先制した町田が1点リードし、ハーフタイムに突入しました。
先制点を守り切り町田が勝利
後半も、町田が試合を支配しました。
追加点が欲しい町田は、60分にMF酒井良に代えてMF北井佑季を投入しました。
70分には、MF柳崎祥兵が強烈なミドルシュートを放ちましたが、惜しくもクロスバーにはね返されてしまいました。
町田は、82分には鈴木崇文に代えてMF太田康介を投入し、追加点を奪いに行きました。
終盤、秋田に攻め込まれる場面もありましたが、GK吉田宗弘のファインセーブもあり、何とか凌ぎました。
後半ロスタイムにはFW木島良輔をFW山腰泰博に代え、上手く時間を使いました。
そして、このまま試合終了。
町田は後半、追加点を奪えなかったことは課題ですが、先制点を守り切り、勝利を挙げることができました。
これで、町田は2連勝となりました。
しかし、今節、SAGAWA SHIGA FCがホームで流通経済大学に7-0で勝利したため、町田は得失点差で3位に後退してしまいました。
次節はSAGAWAとの2位を懸けた直接対決
後期第16節は、ホームで、そのSAGAWA SHIGA FCと対戦します。
会場は今節と同じ相模原麻溝公園競技場で、11月21日(日)14:00キックオフです。
現在、町田とSAGAWAは勝ち点で並んでいますが、得失点差でSAGAWAが2位となっております。
そのため、この直接対決で勝利した方が2位に大きく近付くことになります。
町田にとっては、引き分けや負けは避けたいところです。
町田は、今季を2位で終わらせるために、次節のSAGAWAとの直接対決は絶対に勝ってほしいと思います。
次節は、私は観に行けませんが、町田の勝利を祈っております。
第12回JFL後期第15節
11月14日(日)13:30キックオフ 相模原麻溝公園競技場
FC町田ゼルビア 1-0(1-0、0-0) ブラウブリッツ秋田
【得点者】
42分 鈴木崇文
入場者数:2,437人
遅くなりましたが、14日(日)に行われたJ1第30節・浦和レッズ vs 京都サンガF.C.のレビューをアップします。
この試合は、浦和のホーム・埼玉スタジアム2002で開催され、14:04キックオフでした。
前節、アウェーでサンフレッチェ広島に1-2で逆転負けを喫し、現在リーグ戦3連敗中の浦和は、今節は何としても勝利し、連敗を止めたいところでした。
しかし、浦和はMF梅崎司とFWエスクデロ・セルヒオに加え、先週はMF細貝萌が負傷離脱してしまい、再び台所事情が厳しくなってしまいました。
その浦和は、細貝の代わりにMF鈴木啓太が先発出場しました。
また、前節は累積警告で出場停止だったDF宇賀神友弥が左サイドバックで先発出場しました。
更に、2種登録選手のDF岡本拓也が2試合連続で右サイドバックで先発出場となり、DF平川忠亮はベンチスタートとなりました。
今週、チームの全体練習に合流したMFポンテもベンチ入りし、9月25日(土)の第24節・アルビレックス新潟戦以来の出場が期待されました。
前半は、この試合で敗れると来季のJ2降格が決まってしまう京都が、序盤から積極的に攻め込んで来ました。
しかし、最後のところで決め切ることができませんでした。
すると、浦和も徐々にチャンスを作れるようになりました。
そして、25分、FWサヌのシュートのこぼれ球をFWエジミウソンが押し込み、浦和が先制しました。
先制後は、浦和ペースで試合は進み、サヌやFW原口元気が積極的にシュートを打ちました。
しかし、京都・GK守田達弥の好セーブもあり、決めることはできませんでした。
前半は、1-0の浦和リードで折り返しました。
後半も、しばらくの間浦和ペースで進みました。
後半開始直後には、MF高橋峻希が2回続けて右サイドのドリブル突破からシュートを試みますが、2回とも惜しくもゴール左に外れてしまいました。
その後、京都にもCKなどからチャンスがありましたが、浦和の守備陣がこれを凌ぎました。
浦和は、63分に原口に代えてMF堀之内聖を、82分にサヌに代えてMFポンテを、90分にはMF柏木陽介に代えてMF濱田水輝を投入し、交代枠を積極的に使いました。
そして、後半ロスタイム、途中出場のポンテが素晴らしいゴールを決め、浦和が試合を決定付ける2点目を挙げました。
そして、そのまま試合終了となりました。
浦和は、連敗を3で止めました。
この試合で敗れた京都は、これで今季リーグ戦16位以下が確定し、4年ぶりのJ2降格が決まってしまいました。
京都は、今季は序盤から成績が振るわず、なかなか勝ち点を積み重ねることができませんでした。
7月25日(日)の第14節・川崎フロンターレ戦後には加藤久監督を解任し、秋田豊コーチを監督に昇格させ、チームの雰囲気を変えようと試みました。
しかし、その後もチーム状態は上向かず、秋田監督就任後もわずか1勝しか挙げることができず、今節、遂に降格が決まってしまいました。
京都は、主将の元日本代表・FW柳沢敦には既に戦力外通告を提示しています。
また、J2降格に伴うクラブ運営費削減により、外国籍選手などの高額年俸選手も放出することが予想されます。
秋田監督の来季続投についても、まだ白紙状態です。
そのため、来季はチームが大きく変わる可能性があります。
来季、上手くチームを作り直し、1年でJ1に復帰できるように頑張ってほしいと思います。
ちなみに、今節アウェイで清水エスパルスに0-5で敗れた湘南ベルマーレも16位以下が確定し、1年でのJ2降格が決まってしまいました。
浦和は、第31節はホームでのガンバ大阪戦です。
会場は埼玉スタジアム2002で、11月20日(土)14:00キックオフです。
G大阪は現在3位で、今季のリーグ優勝は難しいですが、リーグ戦3位以内に与えられる来季ACL出場権獲得の可能性は十分にあります。
そのため、次節も必死になって戦うことが予想されます。
しかし、浦和はホームであるため、頑張ってほしいと思います。
G大阪には、浦和は2008年シーズン以降、1勝もできていません。
今年の7月18日(日)の第13節にアウェイで対戦した際は、後半ロスタイムにCKからエジミウソンのゴールで追い付きながらも、直後に日本代表・MF遠藤保仁に決勝点を決められ、2-3で敗れてしまいました。
そのため、次節は絶対に勝ち、前回の借りを返すと共に、G大阪に対する苦手意識を払拭してほしいと思います。
第31節の前に、明日は第90回天皇杯全日本サッカー選手権大会・4回戦のジュビロ磐田戦が開催されます。
会場は埼玉スタジアム2002で、19:00キックオフです。
磐田は、今季のヤマザキナビスコカップで優勝を果たしたチームであり、現在チーム状態は非常に良いです。
リーグ戦では、第30節はアウェイでベガルタ仙台に0-3で敗れましたが、その前節までは8試合負け無しでした。
浦和は、今季、磐田とはリーグ戦で2回、ナビスコカップで1回対戦しましたが、リーグ戦では2回とも敗れ、ナビスコカップでは1-1で引き分けました。
明日は今季最後の磐田との対戦となるため、絶対に勝ってほしいと思います。
私は、明日は、埼玉スタジアムまで観に行きます。
明日は、スタジアムで一生懸命浦和を応援します。
J1第30節
2010年11月14日(日)14:04キックオフ 埼玉スタジアム
浦和レッズ 2-0(1-0、1-0) 京都サンガF.C.
【得点者】
25分 エジミウソン
90+2分 ポンテ
入場者数:32,398人