最近感じること(ブログ版)

粕井貫次の書き下ろし個人エッセイ

電子辞書

2007年09月17日 | 川柳
 「いこま番傘」10月号近詠に次の句を投句しました。
二度三度同じ単語を電子辞書
 辞書よりも簡単に引けるのでつい意味を覚える気が緩み勝ちです。
電子辞書使えば苦労せぬ漢字
 電子辞書とパソコンで簡単に字が出てくるので、書くほうはおろそかに。
英語なら字引もあるが分子式
 いま履修している「食物と健康」にはふんだんに分子式。これには閉口。
先生のポロリ本音に親しみが
 ある教授が放送大学はお金さえだせば入学できると。大学院は別だが。
引出しの底にひそんでいた記憶
 英語の訳など、正確な意味はわからなくても、ほぼ想像がつきます。
レポートと試験を何で八十路から
 選科履修生として入学したからには関門があり、さてどうなるやら。
秋の空研究室をそっと出る
 ビデオでの履修は疲れます。ときどきは戸外の空気にふれリフレッシュ。

当日の句会での私の入選句は
席題「指輪」         私と葉さんの共選
 指輪交換ふるえ止らぬ僕の指(私の軸吟でも)
以下宿題「渋い」
 本店の審査が渋い板挟み      喜太郎 選
「鱗」
遭いにきた鬼女が好みの鱗柄     完次  選
「過ぎる」             
吸い過ぎに注意わかっておりますが  有行  選

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 血圧をなだめすかせて | トップ | 将来は遺伝子治療か »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿