最近感じること(ブログ版)

粕井貫次の書き下ろし個人エッセイ

自分ながらあきれたスカタン

2013年09月30日 | 川柳
 昨日は東大阪社会教育センターで第40回b東大阪市民川柳大会が行
われました。場所は近鉄の布施駅北5分で、以前にもこの会場へは行っ
たことがありますので、入選の期待をもって参加しました。
 12時に開場というので、ほぼその時間に着きましたところ、すでに
殆ど満席で驚きました。一番前の選者席の後ろにやっと空席がありそこ
に座りました。
 今日の会は宿題が7つ、席題はありません。さて投句用の句箋に書こ
うと思ってカバンを開けたところ、宿題の句を書き付けたノートがあり
ません。これは迂闊でした。出句締め切りの13時には1時間もありま
せん。家に取りに帰ったのでは間にありません。このまま帰宅しょうか
とも思ったのですが、せっかく来たのですから、即席で作った句を出し
て見ようときめました。
 宿題が7題、各題2句出しですから14句を新規につくらねばなりま
せん。記憶力が衰えたのか、作句した川柳を殆ど覚えていません。粗製
乱造して投句しました。
 ビデオ上映「日本の城」のあと披講が始まりました。参加者120名
です。ところが選者の一番の岩佐ダン吉選で冒頭の2句かq3句目に私
の句
 宿題「夜明け」        夜明け前睡眠薬が利きだした
 が読み上げられ、ほっとすると同時にこれなら何句か抜けるだろう、
と少し期待をしました。でもあとの宿題は全没。身から出たサビとはい
え残念至極でした。
 少々未練がありますので、忘れたノートから良いと思う句を書きとめ
ます。
 「おもう」        靖国の社頭で思い出すシーン
 「酒」          杖たより晩酌の量減りました
 「きず」         告白をして古傷のお許しを
 「楽」          死を楽にポックリ寺を誘われる
 「注意」         どう注意するのか活断層真下
 「太陽」         全身に英気もらっている日の出       

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