最近感じること(ブログ版)

粕井貫次の書き下ろし個人エッセイ

「言葉再発見」を聞いて

2007年09月26日 | 感じること
 立命館大学の大阪オフイスでの講座が始まりました。この講座では主に
同大学の教授の話を聞けますが、この大学は多くの学部があるため、多方
面にわたる分野でのテーマが取り上げられ、とても興味津津です。
 今回は法学部の宇野木 洋教授の「言葉再発見」でした。先生のご専門
は中国現代文学、文化理論ですが、立命館大学に来られた頃は中国語を
教える人はこの先生を入れ、初めて2名だったとのこと。今では講師を含
め19名とかで、中国語への関心が20年余りのうちにずいぶん高まりま
した。
 そこで感じたこと。( )は私の意見。
・「雪」はイヌイト語では30以上ある。(その国の風土、文化によって
 こうした例は多く、日本では雨、魚などがそう)
・太陽の色は日本や東欧は赤、西欧は黄、中国はむかしは白で今は紅(
 日本の朝日と夕日は黄かかった赤に近いですが、サハラ砂漠で見た朝日
 は真白でした)
・日本では水は冷たいものだが、英語や中国語では必ずしもそうでない
・一つの国にいくつもの言語があるのが常識(日本では1億2千万が同じ
 言葉であることは、コミュニケーション、学術の修得、文化面などにお 
 いての利点がたいそうすごい)
・世界人権宣言にある「選びようがない人間の属性」について差別を受け
 ることはなく、権利と自由を享有することができる」(日本民族の多い
 人口に感謝するとともに、少数民族への理解の必要を痛感)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「航空ショー」を見て | トップ | 語学は若いうちに学ぶもの »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿