最近感じること(ブログ版)

粕井貫次の書き下ろし個人エッセイ

奈良市長選に鍵田氏落選

2005年08月01日 | 感じること
昨日の奈良市長選挙で、一家をあげて応援をしていた前市長
の鍵田忠兵衛氏が落選しました。きわめて残念です。
今朝の新聞では(開票率 93%)
藤原  昭   71.500
鍵田忠兵衛   64.000
辻山  清    7.000
鍵田さんは昨年、市長に選ばれましたが、大部分の市会議員
達の抵抗が強く、助役、収入役の選任など、重要な審議が
滞り、あげくの果ては、市長不信任の決議となったのです。
そのため、市長は辞任、市会解散で、今回の同時選挙となっ
たのです。
藤原新市長は、自民・公明・社民推薦、民主支持(共産も
たしか推薦)です。
いま、地方自治体は体質改革、財政再建、事業の見直しなど、
共通して緊急の改革が必要な時期にきています。
過去にしがらみのない鍵田氏なら思い切ってやれると思った
のですが、その望みは断たれました。
藤原新市長は官僚の出身、かつ全ての政党から推薦と支持を
得ていますが、これで思い切った政策が打ち出せるのか、少々
心配です。
市民の期待と関心が大きかったのか、前回の投票率36.77%
に対し、今回は50.99%でした。 
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