カニさんの家

I wanna become a person who can feel small happiness a lot!

みんな自分がわからない

2007年11月13日 15時03分39秒 | Weblog
タイトルは今読んでいる本「みんな自分がわからない:ビートたけし」より。。
例のごとく近所のBOOK OFFで105円で購入♪ 315円で3冊も本が読めるなんて素晴らしい!!!
この本のほかに買ったのは「世紀末毒談:ビートたけし」「英語で日記を書いてみる:石原真弓」。。
でも、あれだね、、、ビートたけしの本は二冊とも約13~4年も前の本なんだけど、彼の主張は現在と比べても一向に変化が無いね。こんだけストレート(誇張ぎみ)に毒づくのはそうできるもんじゃない(笑)。
定価で彼の本を買う気はおきなかったけど、105円で買えたにしては面白いものが読めた☆☆☆
「地球を救いたきゃ人間を殺すしかない」って言う彼の主張も一貫してる。

ビートたけし曰く、「地球にとっては人間も動物も菌も「生物」と言うくくりでは一緒。人間が絶滅しないでこれだけ生き延びてきたのは、ひたすら数を増やすことにおいて優秀だったからだろう。その分、人間を増やすのに有害だった生物をたくさん絶滅させてきた。天然痘だろうと結核菌だろうと地球環境全体から考えれば必要なものだったのかもしれない。ペストやエイズだって増えすぎた人間を減らすためにあると考えると、地球を救うものになっているのかもしれない。そう考えると環境サミットの本題だって「地球に優しく」じゃなくて「人間にとって都合の良い地球をつくる」じゃないか」だって。

考え方としては、ただただ面白い。 俺は好き。。 
前にブログの中で「偽善」について書いたけど、ビートたけしからすれば「環境問題」について声高に叫ぶ人間全てが偽善者に見えてるんだろう(笑)  「地球は45億年も前から小惑星とぶつかろうが、氷河期に入ろうと淡々と回ってきた。人間が絶滅しようが、どうしようが、地球はこの先十分やっていける」って言ってる。 
環境改善は「人間が絶滅しないために!」ってのが大前提となってる。結局は「人間の命は地球より重い」って言ってたどっかの誰かさんと同じじゃないか??  「地球を救う=人間を救う」にはならないんだな。。。
これは心のどっかでみんなわかってるはず。けどそれを言ったら本末転倒だから言わないだけ。
もちろん全部が全部賛成はできないけど、「鯨」に関しての考え方は一致♪
ま、詳しくは触れないけど~~、なんで鯨だけ世界中があれだけ興奮して「捕鯨反対!!」を言うのかわからんってこと。。アラスカ沖の鯨救出作戦に数千万円使うんなら、アフリカの飢餓難民にお金を使えよ!って言うのはすごいわかる。。。鯨やクロマグロ以上に絶滅しそうなホオジロザメは人を襲うと言う理由で一向に保護の対象として取り上げられない。ま、絶滅しそうな種の保護なんていってもそんなもんだ

自然の流れを壊さないのが一番♪♪