今日はサッカーW杯出場権を大きく左右するバーレーン戦が有りました。勝ち点差2で2位を争うバーレーンとの直接対決だけに、日本にとっては絶対に落とせない1戦でした。
今回のバーレーン戦での日本代表のフォーメーションは、
柳沢
中村 小笠原
三都主 中田英 加地
福西
中澤 宮本 田中
川口
といった感じの1-6-3で今までに試した事が無いフォーメーションでした。小野伸二の直前での負傷によって急造のフォーメーションという感じは否めませんでした。
試合の立ち上がりから両チームとも1トップで守備を固めていたので落ち着いた試合展開でした。前半20分まではお互いシュートも無く攻め手がありませんでした。
前半25分に三都主の縦への突破でチャンスを迎えましたが、倒れこんだ三都主がシミュレーションでイエローカード。累積警告で次戦の北朝鮮戦の出場停止が決まってしまいました。
前半30分に右サイドの中村から中央の中田英へのパスからロングシュート。惜しくも左に外れました。
前半34分に中田から右サイドの中村へのパスを小笠原に繋いで、小笠原が右足のロングシュートでゴール!日本代表は待望の先制点を挙げました。
先制点を挙げた後も日本は攻勢でした。39分には小笠原のミドルシュート、40分には柳沢がミドルシュートを放ち、追加点を狙うサッカーを展開していました。ですが45分にはユスフのロングシュートであわや同点かというピンチを迎えましたが、川口が辛うじて触ってゴールポストに当たって助かりました。
後半に入って日本代表は運動量が明らかに落ちました。32度を越える気温と50%を越える湿度によって予想よりも早く体力が消費されてしまったようです。特に中盤の選手の運動量が落ちてチャンスが作れません。バーレーンに攻勢を許すとファウルで止めるという悪い流れになっていました。後半20分過ぎに中村、後半25分には中田英が相次いでイエローカードをもらってしまい、北朝鮮戦に主力3人が出場停止になってしまいました。
ただバーレーンも後半15分過ぎから運動量が落ちて、長時間日本の攻勢を守っていたDFの選手はほとんど棒立ちになっていました。お互い攻め手を欠いたまま時間が経過していました。日本は後半30分に中村に替えて中田浩を投入してからは日本の攻勢になり、後半34分には柳沢が相手GKを交わして小笠原がシュートを放ちましたがDFにはじかれました。後半39分にはバーレーンのFKのこぼれ玉が日本ゴール前に落ちてヒヤリとするシーンが有りましたが中澤のクリアで事無きを得ました。
その後は小笠原に替えて稲本、柳沢に替えて玉田を投入して時間を使い、見事1-0で勝ち日本代表は勝点3を得る事が出来ました。
今回の試合では日本代表は欲しかったのは勝点3でしたので、内容については割り切って考えないといけないと思います。W杯予選は出場権が確保出来れば良い試合ですから、勝った事を素直に喜びたいです。これで残り2試合で勝点1を挙げれば日本の3度目のW杯出場が決まるという圧倒的有利な状況になりました。
前半の日本は急造のシステムが良く機能していたと思います。1-6-3というより7人がMFと言うような感じで、柳沢・中村・小笠原・中田英あたりが入れ替わりながらの攻撃でバーレーンDFに的を絞らせませんでした。FW陣の得点がなかなか生まれない日本代表にとって、今後は1トップでMFの選手を1.5枚目に入れるというのが定着する可能性を感じました。今回のFWには柳沢が入りましたが、大黒が入れば相手DFにとっては怖い存在になりそうですし、久保が復帰すれば前線でキープするポストプレーが期待出来ると思います。むしろもっと早く試していても良かった形だと思いますが…
試合中に中田英が激を飛ばしているシーンが何度となく見られました。福西とは何度も話していましたが、中澤に話しに行った時には宮本に押し戻されているのが画面でも見られました。試合終了後には終了直前に交代出場した玉田に詰め寄っていました。おそらく推測ですが玉田が出場してすぐにサイドライン際に出た縦パスを受けられなかったプレイのポジショニングについてだと思います。時間を使いたい時に相手にボールを渡してしまったプレーで(と言うより玉田が入ってボールに絡んだのは1度だけだったと思います)あそこまで厳しく考える中田英の問題意識の高さを垣間見たように思いました。キリン杯2試合に欠けていたのはこういう部分だったのかも知れません。試合中に意見を戦わせるのはどうかという見方もありますが、やはり現在の日本代表には中田英は必要不可欠な存在で有る事を改めて感じました。
W杯出場が掛かる次戦の北朝鮮戦は中田英・中村・三都主の3人が出場停止、高原・小野が負傷という主力5人を欠いた戦いになります。小笠原・三浦淳・稲本・大黒あたりの出場機会に恵まれない代表選手にとってはチャンスですので、是非奮起して活躍して欲しいと思います。
それにしてもW杯初出場を決めた97年のW杯アジア最終予選で日本代表は苦戦を強いられましたが、今回の方が「もたつき感」が有るのは私だけでしょうか?
結果だけ見ればすんなりと来ているんですが、1次予選から苦戦続きで強運に恵まれた事が大きいように思えてしまいます。8日の水曜日は是非心臓に優しい試合展開で勝ってW杯出場決定と行きたいものです。今度は時差の無い試合ですので平日でも寝不足の心配は無さそうなので、テレビの前で頑張って応援したいと思います。
日本、W杯へあと勝ち点1…1―0でバーレーン下す(gooニュース)
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今回のバーレーン戦での日本代表のフォーメーションは、
柳沢
中村 小笠原
三都主 中田英 加地
福西
中澤 宮本 田中
川口
といった感じの1-6-3で今までに試した事が無いフォーメーションでした。小野伸二の直前での負傷によって急造のフォーメーションという感じは否めませんでした。
試合の立ち上がりから両チームとも1トップで守備を固めていたので落ち着いた試合展開でした。前半20分まではお互いシュートも無く攻め手がありませんでした。
前半25分に三都主の縦への突破でチャンスを迎えましたが、倒れこんだ三都主がシミュレーションでイエローカード。累積警告で次戦の北朝鮮戦の出場停止が決まってしまいました。
前半30分に右サイドの中村から中央の中田英へのパスからロングシュート。惜しくも左に外れました。
前半34分に中田から右サイドの中村へのパスを小笠原に繋いで、小笠原が右足のロングシュートでゴール!日本代表は待望の先制点を挙げました。
先制点を挙げた後も日本は攻勢でした。39分には小笠原のミドルシュート、40分には柳沢がミドルシュートを放ち、追加点を狙うサッカーを展開していました。ですが45分にはユスフのロングシュートであわや同点かというピンチを迎えましたが、川口が辛うじて触ってゴールポストに当たって助かりました。
後半に入って日本代表は運動量が明らかに落ちました。32度を越える気温と50%を越える湿度によって予想よりも早く体力が消費されてしまったようです。特に中盤の選手の運動量が落ちてチャンスが作れません。バーレーンに攻勢を許すとファウルで止めるという悪い流れになっていました。後半20分過ぎに中村、後半25分には中田英が相次いでイエローカードをもらってしまい、北朝鮮戦に主力3人が出場停止になってしまいました。
ただバーレーンも後半15分過ぎから運動量が落ちて、長時間日本の攻勢を守っていたDFの選手はほとんど棒立ちになっていました。お互い攻め手を欠いたまま時間が経過していました。日本は後半30分に中村に替えて中田浩を投入してからは日本の攻勢になり、後半34分には柳沢が相手GKを交わして小笠原がシュートを放ちましたがDFにはじかれました。後半39分にはバーレーンのFKのこぼれ玉が日本ゴール前に落ちてヒヤリとするシーンが有りましたが中澤のクリアで事無きを得ました。
その後は小笠原に替えて稲本、柳沢に替えて玉田を投入して時間を使い、見事1-0で勝ち日本代表は勝点3を得る事が出来ました。
今回の試合では日本代表は欲しかったのは勝点3でしたので、内容については割り切って考えないといけないと思います。W杯予選は出場権が確保出来れば良い試合ですから、勝った事を素直に喜びたいです。これで残り2試合で勝点1を挙げれば日本の3度目のW杯出場が決まるという圧倒的有利な状況になりました。
前半の日本は急造のシステムが良く機能していたと思います。1-6-3というより7人がMFと言うような感じで、柳沢・中村・小笠原・中田英あたりが入れ替わりながらの攻撃でバーレーンDFに的を絞らせませんでした。FW陣の得点がなかなか生まれない日本代表にとって、今後は1トップでMFの選手を1.5枚目に入れるというのが定着する可能性を感じました。今回のFWには柳沢が入りましたが、大黒が入れば相手DFにとっては怖い存在になりそうですし、久保が復帰すれば前線でキープするポストプレーが期待出来ると思います。むしろもっと早く試していても良かった形だと思いますが…
試合中に中田英が激を飛ばしているシーンが何度となく見られました。福西とは何度も話していましたが、中澤に話しに行った時には宮本に押し戻されているのが画面でも見られました。試合終了後には終了直前に交代出場した玉田に詰め寄っていました。おそらく推測ですが玉田が出場してすぐにサイドライン際に出た縦パスを受けられなかったプレイのポジショニングについてだと思います。時間を使いたい時に相手にボールを渡してしまったプレーで(と言うより玉田が入ってボールに絡んだのは1度だけだったと思います)あそこまで厳しく考える中田英の問題意識の高さを垣間見たように思いました。キリン杯2試合に欠けていたのはこういう部分だったのかも知れません。試合中に意見を戦わせるのはどうかという見方もありますが、やはり現在の日本代表には中田英は必要不可欠な存在で有る事を改めて感じました。
W杯出場が掛かる次戦の北朝鮮戦は中田英・中村・三都主の3人が出場停止、高原・小野が負傷という主力5人を欠いた戦いになります。小笠原・三浦淳・稲本・大黒あたりの出場機会に恵まれない代表選手にとってはチャンスですので、是非奮起して活躍して欲しいと思います。
それにしてもW杯初出場を決めた97年のW杯アジア最終予選で日本代表は苦戦を強いられましたが、今回の方が「もたつき感」が有るのは私だけでしょうか?
結果だけ見ればすんなりと来ているんですが、1次予選から苦戦続きで強運に恵まれた事が大きいように思えてしまいます。8日の水曜日は是非心臓に優しい試合展開で勝ってW杯出場決定と行きたいものです。今度は時差の無い試合ですので平日でも寝不足の心配は無さそうなので、テレビの前で頑張って応援したいと思います。
日本、W杯へあと勝ち点1…1―0でバーレーン下す(gooニュース)
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あっさり来週決定しそうですね。しっかり勝って気持ちよく決めて欲しいですね。
中田ヒデはじめ、中村俊輔、三都主アレサンドロの3人が次節出場停止となりましたが、出場機会に恵まれない選手は二度とないビッグチャンスを生かしてもらいたいと思います。
やはり中田の存在は大きいですね。
チームも、アウェイとしては非常に良いゲームを下と思いました。
来週決定しそうですね。
しかしながら北朝鮮戦。
変な雰囲気に飲まれないように、気持ちよく決めて欲しいですね。
私も、賛否両論あるだろうけど中田の激 いいと思います ラモスは相当けなしてたらしいし、中田はもう少し的確な事言っているのでは・・・
監督の声が聞こえない中、人に激をとばせるのって、それだけ必死だってのと 自分もそれだけの事やらないといけません でも、次回いないはいないなりに より各自が自覚を持って動ける事に繋がるといいな~ 私も、次回タイの事書いた記事TBさせて頂きますね
やっぱり、スポーツは卓越した技術に裏づけされた上での「ぜったいに勝つ」という気持ち、気合が勝利を手繰り寄せるんだなと、中田ヒデの熱さを見て感じました。
タイでの北朝鮮戦でも、その気持ちを忘れずに予選突破を決めてコンフェデを迎えてもらいたいですね。
TBありがとうございました。
醜い試合だったキリンカップとの決定的な違いは、『中田ヒデがいるかいないか』でしたね。
小笠原も俊輔も、彼がいたからこそ、そこそこ働けたような気がします。
でも、次はそのヒデも俊輔もいないので、小笠原の真価が問われます。
次にきっと決めてくれると思いますが......
まぁ、万が一負けても、イランがバーレーンに勝ちそうなんで、「負けて決定」なんてこともありそう。
日本が無観客試合で予選突破一番乗り!
そんなのもまた、オツじゃないですかw
かねぴ~主任の指摘するように、新フォーメーションで様々なパターンが試せそうですね。
シュート力が弱い部分、MFを多く並べるのも活路かも。