◆脳卒中スペシャルを見た◆

昨日のテレビ東京の「主治医が見つかる診療所・脳卒中スペシャル」を見ましたが、改めて脳卒中の恐ろしさを知り、発症当時の事を思い出して泣きそうになりました。

今日は超長文です。

脳卒中とは脳の血管の病気の事で、脳梗塞やくも膜下出血や脳出血なども脳卒中のひとつです。
脳梗塞のお話をされていた女子アナの大橋さんは、洗面所で倒れて立ち上がれず手や顔の麻痺や呂律も回らない状態だったのに「大事になるのは嫌だから救急車は呼ばないで」と旦那さんに言ったそうです。
時間が経てば症状が治まる事もあるらしいのですが、突然そんな症状が現れて、命の危険を感じなかったのかな？
大橋さんの顔が明らかに歪んでいたので、旦那さんはすぐに救急車を呼びました。
もしその時に旦那さんが家にいなかったらと考えると、彼女が元気でアナウンサーに復帰した姿に心から“良かったね”と思います。

くも膜下出血の体験談を話されていた女性の方は「笑った瞬間に頭の中に爆風が吹いた」と感じたそうです。
その後ご家族の方が布団をその場に持って来て、すぐに横になり救急車の到着を待っていた。
一命を取りとめ後遺症も残らずに済んだのは、再出血を起こさないように動かず安静にしていた事だとおっしゃってました。
この女性のお父様はくも膜下出血を起こした際、歩いて寝室まで行きましたが再出血しそのまま帰らぬ人になったそうです。
その時の経験から、お母様が「動かさないで！すぐに救急車を呼んで！」と素早い対応をされたそうです。

くも膜下出血は３人に１人が２４時間以内に死亡する恐ろしい病気。

私の場合は右のこめかみにプチンと何か弾けた感じがあり、その後頭痛と冷や汗と動悸と手の震え。頭の中が大変な事になっている恐怖でじっとしていられず、部屋の中をめっちゃ歩き回っていました
頭はあんまり動かしてなかった気がします。しばらくして横を向いたか振り向いたかした時に首の後ろの硬直に気が付いたのです。カチンコチンに固まった感じでビックリ

おとーさんに電話したら出先だったため、ご近所のママちゃんに病院まで連れて行ってもらえる事になりました。
本来なら安静にしていなきゃいけないところだけど、そんな知識は全くなかったので、まず外出着に着替え、とらうたのお留守番のおやつを準備し、財布の中の保険証を確認。
ママちゃんが来てくれる安心感からか、冷や汗と動悸は少し治まっていましたが頭痛と手の震えはそのままでした。
いつものお買い物の時のようにとらうたをハウスに入れて家を出て、ドアの横でうずくまってママちゃんの到着を待っていました。

今考えると、どんだけ動いてるの私！　　よく無事だったな～。
出血の量や場所も関係あるのでしょうか。くも膜下出血の症状としてよく言われているのは『バットで殴られたような激しい痛み』。
人の感じ方はそれぞれなので、必ずしもそうとは限りません。私は『プチン』だったし。
ただ、何となく頭痛がするのではなく、何時何分に頭の中で何かが起こったと時間が特定できる事。それがバットで殴られたのか爆風が吹いたのかプチンと弾けたのか・・・感じ方もマチマチです。その後は激しい頭痛に襲われると思います。

初期対応がとても大切で脳卒中は時間との勝負。早ければ早いほど生存率も上がります。
近所に恥ずかしいからと救急車を呼ばず様子をみていたら手遅れになったというケースもあります。私の経験からですが、頭の中に衝撃がありその後激しい頭痛が起こったら、すぐに救急車を呼んで下さい。
自分で病院を探すよりも早く的確に処置してくれる病院を救急隊員の方が探してくれます。
あの日近づいてくる“ピーポーピーポー”のサイレンが、どれだけありがたかったかタスカッタ
病院に到着してもしばらくついていてくれるのかな？病院のベッドの上で気分が悪くなり嘔吐しそうになった時、「大丈夫ですか？」とすぐに声をかけてくれたのは隊員さんだったと思います。

ああ、あの日から半年。おとーさんと一緒に『脳卒中スペシャル』を見ながら「ウチには取材来てないね～」って笑えるなんて。
たくさん飲んでた薬も１種類（脳の血流を良くする薬）になって、その薬も終了してもいいか来週の診察で決まります。また待ち時間長いのかなー、予約してるのに

あの日の恐怖心が消えなくて、ちょっと情緒不安定になっていた頃もあったけど、今は落ち着いてます

こんなもの作っちゃいました


パンウォーマー


買おうと思ったけど作れそうだったので
レンジでチンで焼きたてのようなふわふわパンになりますよ～　
肉まんも美味しかった

ヌイヌイ頑張ってAppleDogに新作アップしました～。


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