手術内容

うたの手術は３箇所。後ろ足の両方のお膝（膝蓋骨脱臼）と右足の大腿骨（レッグペルテス）です。
術後に詳しいお話を先生に聞きました。

膝蓋骨脱臼について
うたの場合レベル４の中でもかなり悪かったようでした。
本来膝のお皿がちゃんとはまるはずの溝が平らになっている上に、内側に外れっぱ
なしになっていたお皿がこすれて、その部分の骨が削れていたそうです。
十字靭帯も何とか切れてはいないものの、炎症を起こしていました。
大腿骨もいびつに曲がって、足には相当の負担がかかっていたそうです。

膝蓋骨脱臼の手術方法
通常のお皿がはまる部分の骨を削り、溝を作ってお皿をもとの位置に戻す。
曲がっていた大腿骨（太ももの方の骨）を真っ直ぐにするため、頚骨（スネの方の
骨）の一部を切り取り、ゆるんでいた外側の筋？（名前忘れた！）を少し引っ張っ
て、ピンで固定する。
以上の方法で今後お皿がずれる事もなく、足も真っ直ぐになる。
（模型を使って説明して頂いたのでよく理解できましたが、文章だけでは分かりづらいですね～。スミマセン!）


レッグペルテスについて

レッグペルテスの手術方法
大腿骨の骨頭部分の切除。

骨頭を切除しても、自然の治癒力がなくなってしまった骨頭の変わりになるようなものを
自ら作り出すんだとか。骨は再生しないけど、繊維質のようなもので大腿骨をつなげよう
とするらしいです。
それを筋肉で固めてあげると、問題なく歩けるようになるとの事でした。
（こんな感じの説明だったと思います。）

手術前

オレンジの丸：レッグペルテスの場所
ブルーの丸：膝蓋骨脱臼の場所


手術後

オレンジの矢印：骨頭がバッサリ！　　
ブルーの矢印：ピンが入っています。そして手術前は“ハの字”だった足がほぼ
真っ直ぐに！！
（あ、両端の矢印は真っ直ぐという意味です。ピンは２箇所のみ）


うたたん、本当に良く頑張った！手術は大成功だって！！



今日はごはんを持ってお見舞いに行きました。

大好物のマンマリゾ♪

マンマリゾからマンマリゾ　メディコという、疾患を抱えたわんこ用のごはんがあります。
動物病院でしか取り扱っていないのですが、Ｋ病院はマンマリゾメディコの取り扱い病院
でした♪
数日間は「術後回復」というごはんをお願いしました。ごはんは今日の夕方から！





さぁさぁ、今日のうたたんの様子はどうかな？昨日はグッタリしてたけど少しは回復して
るかな？

「うたた～ん、おかーさん来たよ♪」




た、立ってる！










点滴もはずれて昨日より全然元気になってる！ブルブルもしてないよ～。
小窓から顔を出し、ペロペロしてくれました。
間もなく夫も来院。うたも尻尾プリプリ喜んでいました。

本当なら術後２日ぐらいは安静にしていた方がいいんだって。なのに相変わらず
うたは、誰かが通るたびに立ち上がって「遊んでくだちゃい」とアピールするそうです。
回復したのはいいけれど、もう少し大人しくしていた方がいいらしいよ～、うたたん。
手術の跡は赤みを帯びていて痛々しい。糸じゃなくて細い針金みたいな縫い口だし・・・。

後ろ足にはまだ力が入らないので、前足で身体を支えているみたいです。
私達がいる間ずーっと立っていたので、もしかして座れなくなったんじゃ！？と思い
先生に聞いてみたら、「そんな事はないですよ、あはは」と笑われてしまいました。
ちょっと元気すぎるけど、経過は順調だそうです。良かった♪


また明日もうたたんに会いに行って来ます！







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