かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

デパートでの買い物もままならないくらい腰が痛い

2019-01-04 12:54:08 | ブログ記事
明朝は明後日の母の一周忌のため帰省する予定だ。

それで、甥の子たちにお土産をと思って朝からデパートに行ってきたのであるが、
なかなか思う品がなくて、
いやないことはないのだが、気に入ったものは値段が張るので迷っているうちに
腰が痛くなって一旦帰ってきた。

甥たちの子は全員女の子だから、いつも洋服を買ってあげることにしている。

が、いいものを買おうとすれば、かなりの値段がするし、
それが気に入ってもらえなかったら、もったいない。

などと迷いが出て、
あちこちのコーナーを見ているうちに立っていられないくらい腰が痛くなった。

腰痛は年末からだが、このお正月により痛みが増し、
家にいる分には問題ないが、外で歩き回るのは厳しい。

なら、お金を惜しまないでさっさと買えばいいのだが、
長年貧乏暮らしをしてきた癖が抜けきらず、なかなか決めることができない。

そうこうしているうちにお昼になったから一旦帰宅したが、
午後、もう一度行くかどうかは迷う。

もう甥の子たちの洋服を見るのはやめて、甥たちには洋菓子でも買おうか。

そのほうが楽だ。

喪服とかの明日の荷物もまだだから、そうしよう。

それにしても、こんな腰痛を起こすようになったら買い物も思うようにできない。

これが年を取ることかと実感している。

晩年の母が「あんたも90歳になったらわかる」と言っていたが、
70歳でこれだから、90歳になることなど考えられない。

娘は、お正月に帰ってきたとき、
「とにかくお金はもっていないといけない。老人ホームに入るにしても」
と言っていたが、

今後、自分の身の回りのこともできなくなったら、そうしないといけなくなるか。

が、いったん入居すると自由が制限されるから、
亡母のように、最期の最後まで家か、または病院ということも選択肢に入れている。

私は、現在でも2階にはほとんど上がらない生活をしていて、
2階の私の部屋は物置化してきている。

2階は、夫が仕事部屋、書斎、寝室と3部屋も使用しているが、
私は、一日中、ほとんどこの1階の食堂にいる。

私が独り暮らしになったら、6DKの我が家は1DKのような使い方になると思う。

腰痛から話が脱線したが、足腰が痛いと今後のことを悲観的に考えてしまう。

*

★六人の家族想定して建てし家に一人(いちにん)のみで暮らして

★足腰が痛みはじめてだんだんと不如意になりていくわが暮らし

★徒歩で行くデパートさへやこの頃は滅多に行かずなりて久しき

★デパートに行けてもわれは店内を見て回り買ふ甲斐性(かいしよ)なくなり

★パソコンのネットで買ひ物することが増えてこの頃行かぬデパート

★口だけは衰え知らぬわたくしの足腰いつか衰えてゐる

★家にゐることが一番居心地がよくて家から出たくなき今