カウンターの中から客をのぞくといろんなことが見えてくる

日本人が日本食を知らないでいる。利口に見せない賢い人、利口に見せたい馬鹿な人。日本人が日本人らしく生きるための提言です。

人間らしく生きるということの、本当の意味を考えてみる。第50回。

2014-07-17 | 人間観察
この1年間は、
まさに病気との闘いだった。

病気と言うよりも、
痛みとの戦いと言ったほうがいいかもしれない。

そろそろ終焉を迎えようとしているのかもしれない。

日に数回、
立っていられなくなってきている。

見た目には僕はいたって健康そうに見える。

だからまだまだ大丈夫だとは思うけれど、
いつまで仕事が続けられるかは、
微妙なところだ。

今日は、午後から仕入れに行った。

仲介業に頼まずにどこまで出来るか試してみたかった。

さすがに疲れる。

途中で喫茶店に寄った。

名古屋では、結構有名な
喫茶チェーンの新興勢力の店だ。

そこでいい風景を見た。

従業員なのか、
学生のアルバイトなのかはわからないが、
すごく気がつく。

外のごみを掃除に行ったり、
テーブルだけでなく、
いすの汚れもすぐに拭く。

入り口のマットの砂を取ったり、
本当によく気がつく。

この子の性格もあるだろうが、
仕事も好きだし、
店にも気に入られている人なのだと云うのがわかる。

見た目には20代前半。

黒髪を後ろで束ね、
切れ長の目元に、白い肌。

清潔感がある。

言葉を交わしたわけでもないけれど、
いい子だと感じた。

気分よくコーヒーを飲ませてもらった。

こんな店が近くにあれば、
毎日でも通いたいと思う。


安倍首相が、
自衛隊を常時、海外に派兵することが出来るように
法整備を進めていると答弁した。

そのことを、
夜に来た客がぼやいていた。

「どうしようもないけどな」

そんな言葉で締めくくった。

原発、戦争、年金、福祉。

どんどん変えられていく。

それでも国民は何も言わない。

それこそ
「どうしようもないけどな」
と言う言葉で終わらせるわけには行かないと思うのだが・・・・。

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