カウンターの中から客をのぞくといろんなことが見えてくる

日本人が日本食を知らないでいる。利口に見せない賢い人、利口に見せたい馬鹿な人。日本人が日本人らしく生きるための提言です。

月曜日は、どこまでできるかやってみることにした。

2014-09-29 | 人間観察
日曜日は体調が良く、
車で平和公園に行き、散歩をした。

その帰りに成城石井に寄って
スープなどを買った。

自分のためではなく、
25年にわたって姉貴分のような佳奈子さんが
子宮癌で全摘手術を受け、
自宅療養に入ったので
そのお見舞いがてらの手土産だ。

細いからだがますます細くなり、
悲しくなった。

67歳という年齢も
手術という重荷をさらに重くしたようだ。

「純ちゃんも痩せたね」

絞り出すような声と
作り笑顔が辛い。
回復にはまだ数ヶ月かかるそうだ。

まるで自分の近い将来を見ているようだ。

「お店どうするの?」

佳奈子さんが訊く。

「明日からランチもやるよ」

僕はそう答えた。

そのつもりだ。

実は助けてもらっていた料理人が
怪我をした。

怪我はたいしたことは無いが、
1週間休んでもらうことにした。

その分、自分がやらねばならない。

食材は配達を頼んだ。

やってみるしかない。

10月の9日には
また、検査と治療が待っている。

さぁ、どれだけやれるか
やってみるしかない。

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