目が覚めた朝、その日の体調が予測できる。
脚の浮腫みや痛み、肩から腕にかけての激痛がそれを物語る。
未明、Y子さんが顔をのぞかせた。
心配して、ついつい来てしまったとのこと。
ブランケットの上で寝転ぶしかない僕を見て、泣いた。
「上に乗って」
無茶苦茶な注文に決まってる。
それでもY子さんはそれに応えてくれた。
僕の分身を温かく含んでくれ、
自らスカートの中を脱ぎ去った。
小さな体が僕の身体をまたぎ、
位置を確かめるように、ゆっくりとゆっくりと腰が沈む。
「ああっ」
うずくまるように体が前かがみになり、小さな声を出す。
腰がゆっくりと円を描き、彼女の表情は苦痛にも似た悦びが感じられる。
「ああっ、あっ、あっ」
僕は彼女の身体を引き寄せ、しっかりと抱きしめ、
下から彼女を責める。
Y子さんの声は少しづつ荒くなる。
セーターの中に手を入れ、ブラジャーを外し、
上半身が露出するまでまくりあげる。
態勢を入れ替え、Y子さんが下になる。
脚が痛む。
それでも僕は彼女を攻め立てる。
彼女の顔がゆがむ。
それは明らかにいつもの快楽の表情だ。
「もう駄目、出して、出して、もう駄目」
僕の身体を逃がさないように、したからしっかりと抱え込んでいる。
僕もしっかりと彼女を抱きしめながら、
何度も強いピストンを繰り返し、
彼女の声と喘ぎが最高潮に達した時、一気に果てた。
直接出してしまうのは初めてだ。
「出ないで、そのまま、そのままでいて」
彼女は僕を話そうとしない。
僕は態勢をまた入れ替え、
つながったままでずっといた。
幸せな時間だ。
わずか1時間半くらいのことなのに、
10年も20年もつながったままでいるような気がした。
午前7時過ぎに彼女は帰った。
僕はまた置き去りにされた気分になった。
Y子さんに置き去りにされたのではなく、
社会に置き去りにされたように感じた。
痛くて仕事なんか出来そうもない。
このまま死んでいくのだろうか?
そのほうが楽かもしれない。
何もできないまま死んでいくなんて、
実に情けない。
それでも、歩けない姿を晒すよりも死んだほうがましかも知れないとも思う。
死ぬなんてできないくせに・・・・。
明日こそは楽になれる。
そう思うことも、だんだん少なくなって行く自分が想像できるだけに、
早く神様に連れて行ってほしいと感じる日だった。
脚の浮腫みや痛み、肩から腕にかけての激痛がそれを物語る。
未明、Y子さんが顔をのぞかせた。
心配して、ついつい来てしまったとのこと。
ブランケットの上で寝転ぶしかない僕を見て、泣いた。
「上に乗って」
無茶苦茶な注文に決まってる。
それでもY子さんはそれに応えてくれた。
僕の分身を温かく含んでくれ、
自らスカートの中を脱ぎ去った。
小さな体が僕の身体をまたぎ、
位置を確かめるように、ゆっくりとゆっくりと腰が沈む。
「ああっ」
うずくまるように体が前かがみになり、小さな声を出す。
腰がゆっくりと円を描き、彼女の表情は苦痛にも似た悦びが感じられる。
「ああっ、あっ、あっ」
僕は彼女の身体を引き寄せ、しっかりと抱きしめ、
下から彼女を責める。
Y子さんの声は少しづつ荒くなる。
セーターの中に手を入れ、ブラジャーを外し、
上半身が露出するまでまくりあげる。
態勢を入れ替え、Y子さんが下になる。
脚が痛む。
それでも僕は彼女を攻め立てる。
彼女の顔がゆがむ。
それは明らかにいつもの快楽の表情だ。
「もう駄目、出して、出して、もう駄目」
僕の身体を逃がさないように、したからしっかりと抱え込んでいる。
僕もしっかりと彼女を抱きしめながら、
何度も強いピストンを繰り返し、
彼女の声と喘ぎが最高潮に達した時、一気に果てた。
直接出してしまうのは初めてだ。
「出ないで、そのまま、そのままでいて」
彼女は僕を話そうとしない。
僕は態勢をまた入れ替え、
つながったままでずっといた。
幸せな時間だ。
わずか1時間半くらいのことなのに、
10年も20年もつながったままでいるような気がした。
午前7時過ぎに彼女は帰った。
僕はまた置き去りにされた気分になった。
Y子さんに置き去りにされたのではなく、
社会に置き去りにされたように感じた。
痛くて仕事なんか出来そうもない。
このまま死んでいくのだろうか?
そのほうが楽かもしれない。
何もできないまま死んでいくなんて、
実に情けない。
それでも、歩けない姿を晒すよりも死んだほうがましかも知れないとも思う。
死ぬなんてできないくせに・・・・。
明日こそは楽になれる。
そう思うことも、だんだん少なくなって行く自分が想像できるだけに、
早く神様に連れて行ってほしいと感じる日だった。