パワーストックを尻目にすぐ傍で僕らは僕らでしめやかにライブを執り行っておりました。
近くのコンビニに行ったら、Tシャツ&タオルのパンクキッズがごっそり居たので、パワーストックが今何番目までやっているのかちょこっと聞いてみました。
その子らはケータイのタイムテーブルを見ながら、
「UPPERやって、ホルモンやって、今は髭楽団ですね~」と教えてくれた。
そしてこう続けた。
「次は・・・なんだろ?読めない」
ケータイの画面には・・・「壬生狼」の三文字。
・・・怖!
ライブで壬生狼直々にお説教炸裂してくれたんじゃないかとちょっと期待しちゃいます。
若いパンクキッズよ、パンクのライブなんだ。
ただで帰れると思ってはいけないんだぜ。
仮にも「仁義」とか「祖国」とか「Smash Your Face」とか、そういう曲やる人たちのライブに来ているんだぜ。
転んでも泣いちゃダメなんだぜ。
パンクに熱くなってたらなんかコーフンしてきた。
もう無茶苦茶に暴れたくなってきた。
し・・C-WALKがしたい!!
ししーうぉー・・ぉぐあぁ!!
逃げろ!早く、俺から離れろ・・・
さもないと俺は・・俺は
早く・・・早く、逃げて!ダメ、ダメだだまあちょぷちょぷてゅりむりむ!!!
・・・あなたは海老の皮を剥いたことがありますか?
腹の皮に切れ目を入れてね、背中からプチョプチョプチョって。
そう、ちょうどあんな感じなんです。
私の中から私が這い出てきて、私の皮を這い出て、私は新しい私になったのです。
進化。進化したんですよ。
私の肌は以前のように不気味にうぶ毛が生えたりしておらず、艶やかな緑色の肌には突起物ひとつなく、表面にはなまめかしい粘液がねっとりと照っていた。
視界は以前よりも鮮明に広がり、なによりもその数が違った。
前の一万倍は視界の個数があった。
そうか、これが複眼というやつか。
それにしても腹が空いてしまった。
どうやら進化を遂げるには、大量のカロリーを必要とするらしい。
一刻も早く良質のカロリーを摂取しなくては。
丁度よく私の目の前には良質のカロリーが一食分立っていた。
小水の臭いがする。
どうやらこの女、失禁したらしい。
私は一瞬にして女に向けて100本もの触手を伸ばした。
小水の飛沫を上げて私の触手は女の脚を這い登り穴という穴に侵入した。
進化を遂げた私は租借という行為を必要としない。
より合理的に進化した私の摂食行動、それは食物の中から根こそぎ吸引して摂取するという全く新しいこの方法だ!
ごぱん!
全身が骨であり筋肉であり消化器官である私が効率的に食物を摂取すると、物を吸うときの「じゅるじゅる」という汚らしい音は出ない。
常軌を逸したこの吸引力で摂食するとき、食物はあたかも身体の内側に爆発したような動きとともに、先ほどのようなこもった破裂音を出す。
血の一滴も流れない。
全て私に吸収される。
まさにテーブルマナーの理想像である。
とまぁこんな具合に、挨拶代わりに私の摂食行動を紹介してみたわけだが、次は私の生殖行動について教えてあげようかと思うのだが、よろしいかな?
近くのコンビニに行ったら、Tシャツ&タオルのパンクキッズがごっそり居たので、パワーストックが今何番目までやっているのかちょこっと聞いてみました。
その子らはケータイのタイムテーブルを見ながら、
「UPPERやって、ホルモンやって、今は髭楽団ですね~」と教えてくれた。
そしてこう続けた。
「次は・・・なんだろ?読めない」
ケータイの画面には・・・「壬生狼」の三文字。
・・・怖!
ライブで壬生狼直々にお説教炸裂してくれたんじゃないかとちょっと期待しちゃいます。
若いパンクキッズよ、パンクのライブなんだ。
ただで帰れると思ってはいけないんだぜ。
仮にも「仁義」とか「祖国」とか「Smash Your Face」とか、そういう曲やる人たちのライブに来ているんだぜ。
転んでも泣いちゃダメなんだぜ。
パンクに熱くなってたらなんかコーフンしてきた。
もう無茶苦茶に暴れたくなってきた。
し・・C-WALKがしたい!!
ししーうぉー・・ぉぐあぁ!!
逃げろ!早く、俺から離れろ・・・
さもないと俺は・・俺は
早く・・・早く、逃げて!ダメ、ダメだだまあちょぷちょぷてゅりむりむ!!!
・・・あなたは海老の皮を剥いたことがありますか?
腹の皮に切れ目を入れてね、背中からプチョプチョプチョって。
そう、ちょうどあんな感じなんです。
私の中から私が這い出てきて、私の皮を這い出て、私は新しい私になったのです。
進化。進化したんですよ。
私の肌は以前のように不気味にうぶ毛が生えたりしておらず、艶やかな緑色の肌には突起物ひとつなく、表面にはなまめかしい粘液がねっとりと照っていた。
視界は以前よりも鮮明に広がり、なによりもその数が違った。
前の一万倍は視界の個数があった。
そうか、これが複眼というやつか。
それにしても腹が空いてしまった。
どうやら進化を遂げるには、大量のカロリーを必要とするらしい。
一刻も早く良質のカロリーを摂取しなくては。
丁度よく私の目の前には良質のカロリーが一食分立っていた。
小水の臭いがする。
どうやらこの女、失禁したらしい。
私は一瞬にして女に向けて100本もの触手を伸ばした。
小水の飛沫を上げて私の触手は女の脚を這い登り穴という穴に侵入した。
進化を遂げた私は租借という行為を必要としない。
より合理的に進化した私の摂食行動、それは食物の中から根こそぎ吸引して摂取するという全く新しいこの方法だ!
ごぱん!
全身が骨であり筋肉であり消化器官である私が効率的に食物を摂取すると、物を吸うときの「じゅるじゅる」という汚らしい音は出ない。
常軌を逸したこの吸引力で摂食するとき、食物はあたかも身体の内側に爆発したような動きとともに、先ほどのようなこもった破裂音を出す。
血の一滴も流れない。
全て私に吸収される。
まさにテーブルマナーの理想像である。
とまぁこんな具合に、挨拶代わりに私の摂食行動を紹介してみたわけだが、次は私の生殖行動について教えてあげようかと思うのだが、よろしいかな?