三国志めぐり
私が住んでいるのは江蘇省の蘇州という場所ですが、ここら辺一帯は三国の時代でいうと「呉」の領土でした。蘇州に住みはじめて1年2ヶ月が経過したわけですが、近場で行きたい場所はおおよそ行き尽くしたので少し足を延ばして「镇江」という場所に行ってきました。蘇州駅から高鉄(日本でいう新幹線)でおおよそ40分くらいでいけます。
ホームは立派ですが、特に何があるわけでもありません。さて早速ですが、「北固山」という場所の写真です。
ここで孫権と劉備が石を試しきりしたといわれています。結局どの石を試しきりしたのかよく分かりませんでした・・・
さて上の像を右手に進むと、呉の武将「大史慈」の墓が見えてきます。三国志のゲームをやったことがある人ならば何度もお世話になったことのある武将のはずです。
さて更に道なりに進むと、、、「魯粛」の墓があります。どちらかというと魯粛の墓のほうが立派に整備されています。
こちらみて分かるとおり、お墓と言っても土をもって周りを崩れないように固めただけのものです。本当に魯粛がここに眠っているのかは分かりません。誰かがエイヤ!で決めて作ったものかもしれません。が、、、やはりここは三国志の世界に思いをはせつつ、その世界に浸るのがよいでしょう。
さてこの北固山は劉備と孫権の妹が見合いをした場所とも言われています。残念ながらこの日は補修工事をしており中に入ることはできませんでした。他にも阿部仲麻呂が詠んだ有名な詩
天の原 振りさけ見れば春日なる 三笠の山に出でし月かも
の石碑があります。どうやらこの地で詠んだ歌のようです。
さて次は清の時代にアヘン戦争で使用された砲台がある「焦山」という場所に行きました。
これが砲台跡地です。
各部屋の中はというと
こんな感じになっています。
镇江にはこの他にも雪舟が2度訪れたことのあるという金山寺などもあります。三国志そのものの遺跡は少ないですが、1日でブラリとまわることのできる街でした。
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