青空文庫

徒然なるまま自分の面白いと思う本の書評や感想を書き綴っていきたいです。最新の本だけではなく、古書にも興味を持っています。

端午節

2012-06-25 07:58:43 | 日々思うこと

端午節

6/23は端午の節句(端午節)でした。端午節は政治に絶望し、国も滅びた末に川に身を投げた屈原を祝う日ですが、彼は有名な言葉を残しています。おおよその意味は分かりますね。

路慢慢其修遠兮 吾将上下而求索

中国に来る前に中国の勉強をしないといけないなー、と考えて手始めに「春暁」を中国語で暗唱できるようにしたのですが、とある人からそんなのは小学生でも知っていると言われ、「何かないですか?」と聞いたところ上記の言葉を教えてくれたわけです。屈原といえば横山大観も描いていますね。

この絵を見たのはちょうど学部2年生のときでした。当時は「夜桜」や「生成流転」などに感銘を受けましたが、今見たらきっと「屈原」のほうが上位にくるかもしれません。とにかく絵に描かれている屈原の姿は「路慢慢其修遠兮 吾将上下而求索」を詠んだ人物としてふさわしく私の頭の中では100%一致します。屈原はおおよそ2300~2400年くらい前の人ですが、時代は違えど信念を持って真理を追求する少数の人々の姿には心打たれますね。

この日中国各地ではドラゴンボートレースが盛んに行われていました。川に身を投げた屈原を救おうと民衆が先を争って船をだしたという故事に由来するそうです。

出展:ウィキペディア http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%88%E5%8E%9F

 

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