八丈島釣り戦記~其の三~
いよいよ最終日です。2泊3日はあっという間です。3日目は夕方の便をとり、島観光をしてのんびりすることにしました。観光コースは、宇喜多秀家のお墓→歴史民俗博物館→八丈富士の牧場→漁港めぐり→温泉→空港戻り、です。民宿「ひょうたん」は朝10時までにチェックアウトなので、朝食後から掃除を開始、9時ごろまでに終わらせて9時半ごろに出発します。この日も朝方はあいにく曇りでした。
この後訪れる歴史民俗博物館で知ったのですが、宇喜多秀家は関ヶ原の戦いに敗れた後に八丈島に流されてきたそうです。そして流された人第一号のようです。その住居跡は今は中田商店に変わっていました。お墓そのものはこの中田商店の少し行ったところにある墓地の一角にありました。小さな案内が出ているのですが、場所は分かりづらいです。
歴史民俗博物館は建屋そのものが文化財に登録されていました。中には多くの貴重な資料があります。
私としてはやはりここの島の住民はどこから来たのか?という点にあります。5000~6000年前には島に人が住んでいたようですが、果たして彼らはどこから来たのでしょうか?
この後は八丈富士の途中にある牧場へ向かいました。見晴らしはとてもよいのですが、あいにくガスっていてクリアな写真がとれません。牛は多くが寝ていました。子牛は腹が減ったのか、牛乳(というのか?)を飲んでいました。堤防の写真は我が食糧調達処の八重根港です。
しばらくすると、少しずつ青空が顔を出してきました。ここの牧場の売店ではアイスクリームと牛乳が売っていますが、この牛乳が濃厚でとても美味しいです。ぜひ寄った際には試してみてください。八丈富士山頂まではここから片道1時間程度のようです。天気も回復してきたので、登りたかったのですが、他に回りたいところもあり、あきらめました。
この後食事処「一休」へ。このときはカツカレーうどんなるものを食べました。相変わらずボリュームがすごい!学生さん向けですね。
この後は、いくつかの港を回り、温泉に入って空港に向かいました。そのころにはすっかり空も青空が広がっていました。空港の2階の展望ラウンジで飛行機の離発着を見ることができます。実は油断していて、機体着陸の瞬間をとらえることはできませんでしたorzそれでも、悠然と動く機体の優雅さというか力強さに見とれてしまいます。
空港前にもハイビスカスが咲いているのですが、青空とハイビスカスを撮りたかったので、色々試してみました。なかなか自分の中で正解が見つかりませんが、そもそもこの3日間は青空が見えなかったので、最初で最後のチャンスでした。少しは南国っぽい写真が撮れた感もしますが、どうでしょうか?
帰るまでが旅行と思い、機内から見た夕焼けの写真です。機内アナウンスで目下に見える島が三宅島とのことでした。
この3日間は結構忙しかったですが、その分日常の鎖を断ち切れて頭がすっきり切り替えることができました。旅行中は忙しすぎて考えることもなかったのですが、落ち着いたらどこかで考えたことでも書きたいと思います。
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