青空文庫

徒然なるまま自分の面白いと思う本の書評や感想を書き綴っていきたいです。最新の本だけではなく、古書にも興味を持っています。

八丈島釣り戦記~其の三~

2014-09-14 11:19:14 | 旅行

八丈島釣り戦記~其の三~


いよいよ最終日です。2泊3日はあっという間です。3日目は夕方の便をとり、島観光をしてのんびりすることにしました。観光コースは、宇喜多秀家のお墓→歴史民俗博物館→八丈富士の牧場→漁港めぐり→温泉→空港戻り、です。民宿「ひょうたん」は朝10時までにチェックアウトなので、朝食後から掃除を開始、9時ごろまでに終わらせて9時半ごろに出発します。この日も朝方はあいにく曇りでした。

 

この後訪れる歴史民俗博物館で知ったのですが、宇喜多秀家は関ヶ原の戦いに敗れた後に八丈島に流されてきたそうです。そして流された人第一号のようです。その住居跡は今は中田商店に変わっていました。お墓そのものはこの中田商店の少し行ったところにある墓地の一角にありました。小さな案内が出ているのですが、場所は分かりづらいです。

 

歴史民俗博物館は建屋そのものが文化財に登録されていました。中には多くの貴重な資料があります。
私としてはやはりここの島の住民はどこから来たのか?という点にあります。5000~6000年前には島に人が住んでいたようですが、果たして彼らはどこから来たのでしょうか?

 

 

 

     

この後は八丈富士の途中にある牧場へ向かいました。見晴らしはとてもよいのですが、あいにくガスっていてクリアな写真がとれません。牛は多くが寝ていました。子牛は腹が減ったのか、牛乳(というのか?)を飲んでいました。堤防の写真は我が食糧調達処の八重根港です。

   

   

          しばらくすると、少しずつ青空が顔を出してきました。ここの牧場の売店ではアイスクリームと牛乳が売っていますが、この牛乳が濃厚でとても美味しいです。ぜひ寄った際には試してみてください。八丈富士山頂まではここから片道1時間程度のようです。天気も回復してきたので、登りたかったのですが、他に回りたいところもあり、あきらめました。                            

 

この後食事処「一休」へ。このときはカツカレーうどんなるものを食べました。相変わらずボリュームがすごい!学生さん向けですね。

この後は、いくつかの港を回り、温泉に入って空港に向かいました。そのころにはすっかり空も青空が広がっていました。空港の2階の展望ラウンジで飛行機の離発着を見ることができます。実は油断していて、機体着陸の瞬間をとらえることはできませんでしたorzそれでも、悠然と動く機体の優雅さというか力強さに見とれてしまいます。

 

 

 

空港前にもハイビスカスが咲いているのですが、青空とハイビスカスを撮りたかったので、色々試してみました。なかなか自分の中で正解が見つかりませんが、そもそもこの3日間は青空が見えなかったので、最初で最後のチャンスでした。少しは南国っぽい写真が撮れた感もしますが、どうでしょうか?

 

 

 

帰るまでが旅行と思い、機内から見た夕焼けの写真です。機内アナウンスで目下に見える島が三宅島とのことでした。

 

 

 

この3日間は結構忙しかったですが、その分日常の鎖を断ち切れて頭がすっきり切り替えることができました。旅行中は忙しすぎて考えることもなかったのですが、落ち着いたらどこかで考えたことでも書きたいと思います。


 

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八丈島釣り戦記~其の二~

2014-09-13 22:23:44 | 旅行

八丈島釣り戦記~其の二~

さて2日目の朝が来ました。前日は夜の9時ごろに寝てしまったので、その分朝3時頃には起きてしまいました。この日は天気予報では晴れだったのですが、早朝3時過ぎくらいから雨の音が・・・それでも1時間くらいすると雨はやんだようなので、4時過ぎからゴソゴソ起きだして準備です。前日の夕飯の残りのごはん、味噌汁を温めちゃっちゃと済ませて戦場へ向かいます。場所は前日と同じく八重根港。下の写真は朝方の民宿前です。

 

 

八重根港に着くと虹がかかっていました。ちょうど東から太陽が昇り始めたときに、反対側の西側で小雨が降っていたようですね。朝方に虹を見るのは初めてでした。

 

今日は朝一投目から、ダツが・・・仕掛けを御釈迦にされずに済んだものの、あまりうれしくない客です。期待のムロアジは釣れるものの、全体的に食いはしぶく、周りを見渡してもイマイチでした。そんななか、すぐ隣でムロアジを餌にして泳がせ釣りをしていた地元の方に大物がかかりました。遠くでバシャッっと跳ねる音が聞こえます。かかってきたのは巨大なシイラでした。地元民はおいしい魚と知りつつシイラをあまり食べないようで、釣り上げた方からいただくことに!その場で捌いてくれました。開いたシイラのお腹から、餌のムロアジが丸ごとポロッと出て来ました。本当にアジを丸呑みにしてしまうのですね。地元の方々には御礼にお茶を配らせていただきました。こういう交流はいいもんですね。

 

しばらく釣っていると徐々に天気が回復してきたのですが、そうするとさすが八丈島で、日差しがきつくなってきました。水分補給をしながら釣っていると、ゴォーーーッ、と音がします。見ると朝一の便が着陸するところでした。釣りをしながらなので、急にカメラを構えたため、あまりよい写真にはなりませんでしたが、いつみても着陸と飛び立つときの瞬間はいいものですね。

 

 

この日は、いったん昼前に切り上げることにしました。結局この日の午前中はムロアジ2匹であとはいただいたシイラとサバが収穫です。一旦民宿に戻り、さっさと下ごしらえだけ終え、食事後に昼寝して、夕方底土港へ行くことにしました。食事は民宿近くの「一休」という食事処で済ませましたが、ここのカツ丼はカツが分厚くて食べごたえがあります。1時から3時くらいまで昼寝して、3時過ぎから底土港へ出撃です。島が小さいので、ここでも飛行機の離発着を見ることができます。写真は夕方最後の便ですね。

 

夕方はムロアジラッシュで、仕掛けを入れるとすぐにかかってきましたが、バラしながらなので結局中型のムロアジ7匹が成果です。とはいえ午前中の成果と合わせると十分な成果です。いただいたシイラもあるので食べきれないくらいです。シイラは皮を剥いで、カルパッチョと刺身でいただき、ムロアジは昨日と同じくお刺身に。酢味噌と島唐辛子入り醤油でいただきました。ムロアジの写真左上に見えるペットボトルのキャップはちゃんと意味があります。私も初めて知ったのですが、民宿「ひょうたん」のおばちゃんの秘伝なので、ぜひ民宿「ひょうたん」へ宿泊してみてください。

 

この日も「ふれあいの湯」で一日の疲れを癒して、夜の10頃には寝てしまいました。今回食糧自給をすると決めていたのですが、これが思いのほか忙しいです。「分業」の偉大さがわかります。


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八丈島釣り戦記~其の一~

2014-09-13 20:45:13 | 旅行

八丈島釣り戦記~其の一~

少し遅めの夏休みをいただき、9/12~14の2泊3日で八丈島へ釣りに行ってきました。今回の目的は「釣って、捌いて、食う」です。自分で釣った魚を自分で捌き、そして島焼酎を御供に食べる、というなんともワイルドな旅行です。自分で釣らない限り食べるものがない、とまではいきませんが、メインディッシュはない、くらいに覚悟して釣りに出撃しました。

今日は初日編。八丈島へは羽田空港から一日3便ANAからフライトしています。朝7時半ごろが朝一の便、昼12時頃と夕方17時頃にそれぞれ便があります。今週頭は台風が八丈島周辺を通過し、その後天気が回復するに向かうと思っていたので安心していましたが、当日朝に空港に行くと視界不良によりフライトできるかわからないとのアナウンスが・・・フライト予定が朝の7時半ごろだったので、5時ごろには起きて、7時前には羽田空港国内線のターミナルにいたわけですが、どうなるかわからない不安感が頭を横切ります。ひとまず、荷物を渡し終えたところで天候調査結果が出て、フライトはするということ。ただし、島周辺に行って、視界不良であれば容赦なく東京へ引き返すとのこと。まあ、仕方がないですが、そうなってはほしくない一心で搭乗です。

 

八丈島への行きのフライトは大気が不安定のため多少不揺れましたが、パイロットが高度を上げて対応。すぐに揺れも収まり、安定しました。さすがです。島が近づくと再びアナウンスが流れます。「視界良好のため、問題なく着陸できます!」なんと力強いコメントでしょう。ヨッシャ!と心の中でガッツポーズ。所要時間は1時間かからない程度でしょうか、あっという間です。島に着くと天候はイマイチですが、小雨程度でしたので、八重根港へ出撃!今回モービルで車をレンタルしました。空港からレンタル屋さんまでは車で送ってもらえます。モービルで車をレンタルした後は、早速戦場へ。天気はあいにくですが、テンションはハイです!

 

 

初日は場所を八重根港で腰を据え10時過ぎくらいから釣りを開始して、15時頃まででしょうか。あたりはところどころの時間帯に集中してくるものの、数は決して多くはありませんでした。仕掛けは一般的な投げサビキ釣りで、狙いはムロアジ。そこまで遠投しなくてもあたりは来ましたが、針掛かりが浅く、最初はかかってもバラしてばかり。特に取り込みのところ。防波堤の海面からの高さが高いので、途中からタモで丁寧に取り込むことにしました。青みがかった魚はオヤビッチャという魚のようです。よくわからないので、リリースしましたが、食べた人の話では塩焼きにすると美味しいようです。そして、うれしいことに釣り場の足元にウミガメが来てくれました。水面もよく見ていると、キラキラ光る小魚がたくさん泳いでいました。

 

 

 

さて、初日の戦績です。爆釣というには程遠いですが、その日の夕飯には十分な量の獲物が確保できました。ムロアジ5匹にダツ2匹です。(オヤビッチャはカウントいれません!)ムロアジは2匹ほど同じ宿に泊まっている方へ寄付したので、釣果でいうとムロアジ7匹とダツ2匹ですね。今回は民宿「ひょうたん」さんにお世話になりました。ひょうたんさんでは釣った魚を自分で捌くことができます。ちなみに写真の中に3台映っていますが、中央が私が使った車です。ムロアジは5匹のうち2匹は丸々と太っていてサイズも30cm超えと良いサイズでした。ムロアジは刺身にしました。ムロアジはアシが早い魚のようで、島では酢味噌をつけて食べるとのこと。もう一つの食べ方は醤油の中へ島唐辛子を入れてピリ辛味で食べるということを民宿のおばちゃんから教えて頂きました。早速試しましたが、どちらもとてもおいしかったです。甲乙つけがたいのですが、強いて言うと私は酢味噌派です。

  

コメント忘れましたが、ダツがかかると細長い体で猛烈に暴れるため仕掛けがお祭りにされる可能性が高いです。といっても対策は特になく、地元の人もたまに釣りあげてしまっているようでした。ただし、フライにすると美味しい魚でした。一度くらいはお試しあれ。もう一つ、八重根港でコケました。足元に苔が生えていて、特に足元が悪かったので気を付けていたのですが、スコーン!と気持ちよくコケました・・・晴れの日は問題ありませんが、雨の日は十分に気を付けて歩いてください。夕食後、片づけを済ませて温泉へGO!「ふれあいの湯」へ行きました。お湯が少々熱めでしたが、移動と長時間の食糧確保・夕飯準備で疲れた体にはちょうど良かったです。帰ってからは21時頃には寝てしまったようです。翌日も朝まづめは八重根港を攻めて、夕方は底土港を攻めることにしました。長いようであっという間の一日でした。


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沖縄一人旅 4日目と帰路

2013-09-16 09:25:55 | 旅行

沖縄一人旅 4日目と帰路

今日いっぱい楽しんだらいよいよ明日は東京戻り。あっという間の夏休みでした。最後は現在の沖縄を知るために普天間基地をみにいくことに。もうお金があまりないというのも大きな理由ですが(笑)宿泊している沖縄パラダイスでは600円で24時間自転車を借りることができます。(ママチャリです)那覇からは自転車で1時間30分程度でつきます。途中どしゃ降りの雨が来ましたが、4日目ともなるとさすがになれました。普天間にはあっさりつきました。というか大通りに隣接していて、街のど真ん中にあります。こりゃいかんわ、とすぐに思います。下の写真、手前が基地です。少し小高い場所から海側を撮影しました。

                         

とりあえず目的は果たしたものの、このまま帰ると時間が余りすぎてしまうので、沖縄横断して反対側の海に出ることに。看板にも「中村家」「中城城跡」とあり、なにかありそうです。ずーっと道なり(ひたすら上り坂です)にいくと途中昔から使われていた井戸を発見。井戸の上にあるひさしは大正11年に設置されたそうです。

 

普天間基地から1時間30分以上もこいだでしょうか。やっと中村家へ到着。今の家は18世紀ごろに建てられたそうです。ここについた時点で、パンツもズボンも汗でビショビショに。。。着替えは当然なし。入り口のところのお店ではお茶と黒砂糖ゼリーのサービスがあります。とてもおいしかったです。体を十分冷やしてから次の中城城跡へ。中城は「なかぐすく」と読みます。中村家から10分程度のところです。

 

 

中村家から道なりに行くと右手に中城城跡が見えてきます。

 

 

なぜか順路は裏門から入っていきます。

 

写真左は鍛冶場の跡。ちなみに2日目に行った斎場御嶽は右下写真の遠くに見える半島の先端部にあります。

 

この後は海まで出て海沿いを走っていきました。軽い熱中症で、頭がズキズキ痛み、体を冷やしながら海岸沿いを走って那覇へ戻りました。一日のルートは那覇→普天間→中城→西原→首里→那覇です。朝8時ごろ出て、夕方の5時に戻ってきました。体中汗でベタベタ・・・頭はズキズキ痛み、結論は・・・車を借りたほうが断然良い!ということでした(笑)この日だけでスポーツドリンク5本は飲みました。宿に帰って十分冷たいシャワーを浴びて、体を冷やしてからいつものように国際通りへ。

沖縄最後の晩餐。ニライカナイ食堂で沖縄そばを食べることにしました。これが、最高にう、うまい。この量で「小」です。十分一人前あります。

                          

この日は寝る時も、かなり体が熱かったです。特に頭から首にかけて熱をもってしまったようですが、翌日の朝にはだいぶおさまりました。ついでに頭痛もなくなりました。

翌日は13時20分の飛行機で羽田へ。羽田空港で久しぶりにポケモン飛行機見ました。そしてこの旅最後のサプライズ!なんと飛行機の窓から富士山が見えました。今回初めての一人旅でしたが、結構忙しかったです。移動時間に翌日の時刻調べたり。あと、この時期になっても学生さんなのか若い人が多かったですね。今回の旅行は「何も考えない」ということがコンセプトだったので、十分に目標は達せられました。人との出会いはほとんど無(笑)そんなこんなで沖縄旅行は終了しました。頭を切り替えてちゃんと物理の話とかも書いていきたいと思います。

  

 

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沖縄一人旅 3日目

2013-09-15 07:45:16 | 旅行

沖縄一人旅 3日目

沖縄3日目です。3日目は名護市にある美ら海水族館へ。はじめて行ったのですが那覇からだと結構遠くてバス乗継で2時間くらいかかります。那覇からの行き方ですが、那覇バスターミナルから111番の高速バスに乗って名護市のバスターミナルまで行きます。そのから65、66、70番にのり海洋博公園バス停下車。降りて目の前が海洋公園で、近くにはビーチもあるそうです。下写真左が名護市バスターミナル、右は記念公園です。

  

名護市のバスターミナル事務所で美ら海水族館のチケットを割引で販売していました。普通に買うと1800円ですが、1650円くらいで買ったと思います。行ってはじめてしりましたがこの美ら海水族館のまわりはいろんな見どころがあり、全部を包括して公園が整備されています。

・イルカ劇場(ウミガメやマナティーがいるエリアもあります)

・海洋文化館 天文館

・沖縄郷土村

・エメラルド・ビーチ

・熱帯・亜熱帯都市緑化植物園

・夕日の見える展望台

・総合案内所・休憩所

などです。

海洋博公園正面写真と「花ジンベイ」

 

ちょうど海洋公園を美ら海水族館方面へ歩いていると、イルカショーの案内をしていました。ちょっと見に行くことに。メチャ癒されますね~。ちなみにここのイルカの「オキチャン」はいまだに初代でなんと39年間ここで働いているようです。何歳だ?

 

 

ショーはおおよそ30分程度ですが、見ごたえは十分あります。イルカショーの後はウミガメとマナティー館を見に行きました。なかなかウミガメって優雅に泳ぐものですね。マンティーは水底でじっとしていました。

 

いよいよ美ら海水族館です。写真は正面入り口と入り口正面の景色です。

 

写真左:まるで海中にいるような錯覚に陥ります。写真右は大きな魚がいますが、わかりますか??これ踏むと大変なことになります。

 

写真左:困ったような顔をしていますが、イカです。そして写真右が有名なジンベイザメの泳ぐ水槽です。水槽前にいるのは多数のホモ・サピエンスです。ジンベイザメのいる大水槽のアクリル壁はなんと603㎜とのこと。

   

隣にサメ博士の部屋があります。サメの泳ぐ姿は恐ろしくもあり、優雅でもありますね。すっかり見とれてしまいました。この部屋の中には各種サメの歯が展示されていますが、少し触っただけでも、鋭くて痛いです。これでかみつかれたらと思うと心底ゾッとします。

 

 

水族館出口付近に見上げるタイプの水槽があります。

 

博物館を出た後は沖縄郷土村経由で熱帯・亜熱帯都市緑化植物園へ。この日は午後から曇ってきてしまいました。晴れているとここの公園からの夕日はすごくきれいだそうです。15時過ぎまで公園を散歩し、帰路へ。

 

 

 

徐々にお金も尽きてきたので、翌日は自転車を借りてサイクリング。現在の沖縄を見るために普天間基地へ行くことに。この日もニライカナイ食堂にお世話になりました。生姜焼き定食です。すげくうめー。

                            

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