HP管理人の独り言 リメイク版

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「納豆」の正しい拵(こしら)え方!

2012年05月31日 | 日記

 ここでいう納豆の拵え方とは、練り方のことです。 この練り方がまずいと、納豆の味が出ません。 納豆を器に出して、それになにも加えないで、そのまま二本の箸でよく練りまぜます。 そうすると、納豆の糸が多くなってきます。 蓮から出る糸のようなものが増えてきて、硬くて練り難くなって来ます。 この糸を出せば出すほど納豆は美味くなるのですから、不精をしないで、また手間を惜しまず、極力練り返します。 硬く練り上げたら、醤油を数滴落としてまた練ります。 また醤油数滴を落として練る。 要するに、ほんの少しずつ醤油をかけては、練ることを繰り返し、糸の姿がなくなってどろどろになった納豆に、辛子を入れてよく攪拌します。 この時、好みによって薬味を少量混和すると、一段と味が強くなって美味しくなります。 農林水産省食品総合研究所の実験では、練る回数で成分も変化するそうです。 

◎ アミノ酸 : 100回で1.5倍、300回で2.5倍

◎ 甘味成分 : 100回で2.3倍、200回で3.3倍、400回で4.2倍

 納豆は本来、こうして食べるべきものだと思います。 最初から醤油を入れて練るようなやり方は、下手なやり方です。 ちなみに、400回以上が理想だそうです。 醤油の代りに塩を用いても、さっぱりして美味しいですよ。


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