洋菓子店で観掛ける「ショート・ケーキ」。 明治43年に、ペコちゃんで有名な「不二家」の創設者である藤井林右衛門が横浜市で洋菓子店を開き、大正11年に販売したのが最初と言われています。 日本ではスポンジ・ケーキにホイップ・クリームを塗り、苺などを載せたモノを言います。 しかし、アメリカのショート・ケーキは、ビスケット生地の上に生クリームと苺を載せたモノが主流になっています。 ではなぜ日本とアメリカでは違うのか? 日本の“ Short cake ”という単語が、間違った使い方をされたまま広まってしまったのが原因のようです。 アメリカの“ Short cake ”は、さくさくした食感のケーキを言います。 「short」という単語の意味を辞書で調べてみると、「短い」の他に、(菓子などが)「かりかり、さくさくする」とありました。 つまり、ショートとは「短い」という意味ではなく、「カリカリ、サクサク」から来ていたんですね。
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