そもそも夜遅い食事がなぜ太りやすいかは、すぐに寝てしまうからだけではなく、「体内にある時計遺伝子のリズムが乱れるため」と言われています。 「糖質やたんぱく質、脂質などの代謝に関与する副腎皮質ホルモンは、規則正しい時間帯の食事によって、その産生リズムを形成します。 本来夕食は、起床から12時間後くらいに食べ終えるのが理想です。 それより遅くなるほど、摂ったカロリーの多くが「代謝」には使われず、脂肪として蓄積されてしまいます。 勿論、すべてが脂肪になるわけではなく、時間に応じて量を減らす、消化の早い食品を選ぶなどの工夫次第で体への負担を減らせます。 ただし、21時以降の夜食が定着化しないように、生活リズムを整えることが大切ですよ。 また、夜遅い食事ほど単品メニューになりがちですが、健康のためにはやはりバランスが大切です。 内臓の機能を高めるたんぱく質や、代謝を促すビタミン・ミネラルなどは、太る心配以前に一品でも多くとるようにし、一方の脂質の多い食材は、胃酸の逆流や胸やけの原因にもなるため、夜遅いほど揚げ物や炒め物は避けましょう。
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