アメリカのプロ野球メジャーリーグの試合を見ると、試合中にガムを噛んでいる選手が多い。 日本でもプロ野球やサッカーの選手の中にはガムを噛んでいる人もいます。 見る側としては不真面目でだらしがないように見えるのだが、ガムを噛むのには理由がある。 人間は極度に緊張すると口の中が乾いてきます。 ガムを噛むことで唾液を分泌させ、また噛むこと自体で脳への血流を活発にし、過度の緊張を抑え、集中力をアップさせることが出来ます。 これにより反応速度や瞬間的な筋力が数%アップすると言われています。 また、歯を食いしばる場面の多い選手は歯の表面が削れてしまうため、マウスピースとしての役割もあるようです。 ガムは、普通のガムを噛む人が多いようですが、スポーツ選手用のガムというのもあって、味がなく噛みごたえがあるガムを使っている選手もいるそうです。 ただ、やはり見た目に良くないと思うアジアやヨーロッパでは、試合中のガムは嫌われる傾向があるようです。 少年野球じゃ当然ダメですよね。